2008年05月07日 (水) | 編集 |

今一番アツい執事(?)マンガといえば・・・この「ヒメギミの作り方」だと思うんです。
少女漫画の1巻表紙買いで久々に「キタぜ!」と思った作品。
このヒロインの子の可愛さにやられたのが大きいのですが、
すでにこの表紙から漂うほのかな面白さが、本編でも期待通りの面白さで個人的に大満足。
それにしても白泉社はこういう作品好きだよなぁw
設定が一筋縄じゃない作品が多いよね。メイドだったり番長だったり女子高校生嫁だったり。
(俺がそういうのを好んで買ってるのが大きいですが)
ただそういう奇抜な設定は、その設定に溺れてしまうというか、
どうしてもそこに頼りがちになってしまうんですよね。
“設定負け”とでも言いましょうか。
で、ここ最近出てきてる作品はその「設定負け」の作品が多い気がする・・・んですよ。
奇をてらう設定で興味を引きつけるけれど・・・みたいな。
(逆に溢れる程多いからこそ"王道”が難しい、というのもあるのかしれませんが)
ただ、奇抜な設定以上の“魅力”を打ち出した作品の爆発度は、正直半端ない。
そこで生まれる相乗効果が、驚くほどの面白さを生み出す。
そんな素敵な化学変化に立ち会う事が出来る事が、すごく幸せなのです。
で、この作品はどんな話かと言うと・・・

ある日突然、執事が二人できてしまう。
「ヒメギミの作り方」はそんな設定から始まる物語。
死んだハズの父親が実は生きていて、どっかの国の王様で、実はお嬢さまだった系のお話・・・
とありきたりな奇抜設定ながらも、何故こんなにも面白いと感じたのか。
毎度毎度言いますがやはりキャラクターの魅力と、その展開のさせ方に尽きると思うんですよね。
┏…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
┃主人公の田中まりあは、幼い頃に母親を無くした天涯孤独の16歳。
┃けれど性格は義理と人情にアツい江戸っ子で、心優しく笑顔を忘れない少女。
┃だからこそ、そんなまりあは周りの人達に愛され続け生きてきた。
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
とにかくこのヒロイン・まりあの性格が気持ちイイ。
江戸っ子なヒロインが問答無用で好きな自分ですので気に入るのは分かってた。
けどその思いっきりのいい行動の良さと、
チャキチャキな可愛さがミックスした魅力にはメロメロです自分。
んでそんな庶民派なまりあが、突然現われた執事の二人に振り回される日々。

「これからバイト中は姫扱い禁止!」
んでもってこの執事の二人がまた面白いのだ。
美形の二人で完璧な執事・・・!!かと思ったら実はかなりヌけてる二人。
色々な意外な一面(?)を色々見せてくれたり。
特にメガネのルーファイスのボケっぷりには和まされます。
けどお姉様の皆様にはユリの方がいいのか!?いやけどメガネだしなルーファイス・・・
とかそんな無駄な妄想を繰り広げてしまうぐらい楽しいんですよね。
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■【その絆を繋ぐのは笑顔。】
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家族を失ってしまったまりあに、新しく出来た“家族”
その繋がりを大事にしようとするその気概が、きっと貴方の胸にチクリと刺さるハズ。
一人よりも二人、そして二人よりも三人の方がイイ。
何よりも"人”を大事にするまりあの行動に、貴方は一体何を感じるだろうか?

「大事な人の宝物を守るのに、そんなのわきまえる必要あんのか!」
え、江戸っ子だー!
この作品がこの先どんな道を進んでいくのかどうかは分かりませんが、
このヒロインは安心して見る事が出来る。
その心のカッコ良さに惚れ、その笑顔の可愛さに惚れた。
こんな子がお嬢様として生きていく姿を、この先もずっと見て生きたいと思ってしまう、
まりあというキャラクターには、そんな惹き付ける”何か”があると思うのです。
サブキャラに目が行く作品が多い中、このヒロインの魅力はなかなかどうして堪らない。
んでもって、少女漫画にありがちな“完璧超人”がいないのもまたイイところなのかも。
それはそれで安心して見れる魅力ではあるのですが、
本来ヒロインを助ける役目であるハズのW執事が、実に頼りないww
いや、ヒロインの強さと、執事の微妙な弱さ、そのバランスが実に絶妙な気がする。
(勿論W執事がカッコ良く助けるシーンも多々あるのですが、何となく、イメージ・・・)
お互いが助け合う姿は、まさに「家族」なんですよね。
そして一番の魅力はやっぱりこれ。

笑顔ですよ。
いつも言ってますが、笑顔の可愛いマンガは例外なく面白いと思うのです。
心の奥にあるハートを掴まれるような笑顔ってなかなか難しい。
この「ヒメギミ」の笑顔は、読者の心と作品をガッチリ繋いでしまうのです。
まだまだ序盤である1巻目なので、
色々粗さは目立つのは許容範囲内か。
むしろ「執事」という設定がいらないぐらいキャラが立ってるせいか、
突拍子もない「敵」の存在がちょっといらなく思えてしまう。
いや無いとストーリーが進まないのかもしれないけど、他の道もあるんじゃないかなーと。
(まりあのクラスメイトとかにもっとスポットを当てても良いかなー、と。)
けれどこの姫様とW執事のこの先が見たくて堪らなくなってしまうのは、
間違いなくこの作品の秘めたる魅力。
素敵なテンポで進む「ヒメギミの作り方」を、ぜひ今年の期待作品の一つとして挙げてみたい。
果たして「設定越え」が出来るかどうか・・・2巻以降も楽しみにしてます。
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■【もう一つオススメしたい執事マンガ「メイちゃんの執事」】
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で、個人的にもう一つオススメしたいのがこの「メイちゃんの執事」。
執事マンガというと、やっぱり執事のカッコ良さがクローズアップされがち。
けどやっぱりね、僕たちは執事たちが仕える"可愛いお嬢様”が見たいわけで。
お嬢様っていつまでも男子の憧れの一つなんですよね。
そういう意味でこの作品で描かれるお嬢様たちは、とことん可愛くてクラクラするのです。

目の大きな可愛い女の子!・・・だけじゃないのがこの作品の女の子たちの魅力でもあるのだ。
両親との突然の死別。
そして突然明かされた大富豪の娘という運命。
いきなりそんな大富豪の跡取りとなってしまった主人公・東雲メイ。
彼女の元に遣わされた執事・柴田理人に恋をしてしまったメイは、
彼が望む世界一のお嬢様になる為に、超お嬢様学校へ進学する道を選ぶ事になる・・・!
・・・と、ストーリー自体は正に“ザ・少女漫画”といった感じ。
キラキラの瞳で、甘々な展開やら試練的な展開やらが繰り広げられる。
そしてヒロイン・メイのパートナーである執事・理人が「完璧超人系」というところもまたお約束。
ある意味安心しながら読む事が出来るのは、読者にとって優しい作品なのかもしれない。

が、そんな展開は中盤以降思いっきり覆される事に。
何とも意外や意外。
いや最初から「兄弟執事」という設定だった時点で、いずれそうなるだろうとは思っていたのだけど
(理人の弟である剣人はメイのクラスメイトであり、彼自身もまた執事の道へと進んでいく)
そこまでの持って行き方が上手い。
ある意味ラブ・ストーリーでのお約束的手法を、意外な方法で展開させていく。
ちょっと強引&急いだ感はあるものの、
結果として物語のスピード感がかなり読者を引き込んだのではないだろうか。
微妙なさじ加減の過激さは、きっと小・中学生の女性読者には堪らないのではと思う。
(今年28歳の野郎が読んでも楽しめるってのは大きいよ。・・・俺だけかもしれないけど)
さすが前作「ラブ・モンスター」で長期連載を経験しているせいか
こういう話の盛り上げ方が上手い。
愛情の深さと憎悪の深さを上手く絡めて展開させていくというのは、
人が最も引き込まれやすい環境だと思うから。この可愛い絵柄でそれをやられると参るなぁ。
更にしっかりと「コメディ」部分があるから尚まいった。面白いよコレ。
ん?
・・・って、これ形は違っても正真正銘の少女マンガの源流だ。
はるか昔から少女たちがハマってきた、ラブ・ストーリーの原型がそのまま崩されずに
執事ラブコメという形へと変貌して現代の少女マンガとして君臨している。
実にその調理の仕方が上手い。

それにしても執事やらメイドやら・・・「従属」という性質に人は引き寄せられるよね。
「従属」という垣根を越えて生まれる何かには、
その垣根を越えた時点で、新たな価値が付加されるのだと思う。
だからこそ、その垣根を越えた感情を尊く思うのだろう。
だからこそ今巷には「執事」やら「メイド」やらが流行ってるわけで、
しかも今、時代は執事が二人!!
いつの世も人々が見たいのは恋の争いのわけで、
執事が二人という事は、そこに恋の争いが生まれるわけです。
「執事」という付加価値を伴って繰り広げられるラブ・バトル。
甘美な設定だからこそ、それをしっかり活かしきらないと逆影響を及ぼす可能性がある。
「メイちゃんの執事」が今後このオイシイ展開をどこまで料理しきれるか・・・
是非見守っていきたいと思います。
※あと単純に可愛い絵柄が好きな人には断然オススメできます。
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<参考>
⇒会長におしおき・・・されたいです。そんな貴方に、「会長はメイド様!」
⇒お勧め推理漫画&執事漫画(教えて!goo)
男性⇒メイド
女性⇒執事
という傾向が強いんでしょうかね、やっぱり・・・
けど最近では「執事少女」なんていうジャンルもあるらしいですから、
その辺の垣根はきっと無い・・・のかな?
「エマ」とか見てると、執事&メイドが見事な調和を奏でていて楽しいですよね。

あと「会長はメイド様!」の最新5巻では、
主人公美咲ちゃんが1人2役(メイド&執事)やったりしてとてもいい感じでしたw

このエピソードでも執事は「2人1組」で支えあうというシチュだった。
やっぱり時代は「W執事」というわけなのか?
支えあう、補い合うというそのシチュがいいのか?
けど美咲ちゃんは正直もっと「執事」バージョンで活躍してほしかったなー
さてそろそろネタ切れ感も漂う「メイド様!」ですが・・・
これは完全に「完璧超人系」のナイト役が影響してるのかなーと思ったり。
けどそろそろ核心に触れてくるのかな?
相変わらずテンポ良く読めるだけに、グダグダになる前にそろそろまとめに入ってもいいのかも。
さてまだまだ他にも最近の「執事マンガ」は沢山あるのですが、
今日のところはこれまで。
他の作品に関しては紹介のみに留めておきますのでご了承下さいネ。
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メイちゃんの執事 1 (1) (マーガレットコミックス)
posted with amazlet at 08.05.06
宮城 理子
集英社
集英社
おすすめ度の平均: 

この漫画は絵が上手い。
最高におもしろい
意外と面白い
執事さんが〜!!執事様のお気に入り 1 (1)
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伊沢 玲
白泉社
白泉社
おすすめ度の平均: 

まあまあ。
絵は綺麗…
基本好きな作品・・・
行動的な女の子好きの男の子へ
物足りなさはあるといえばあるけどハヤテのごとく! 15 (15) (少年サンデーコミックス)
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畑 健二郎
小学館
小学館
おすすめ度の平均: 

ハヤテのごとく! 15 (15) (少年サンデーコミックス)
やっぱ良い!
崩れゆく
どんどん魅力が増してます
手か滑った!! ……もはや何も言えない(苦笑メイド&執事が活躍するマンガといえばやっぱりコレ!!・・・だよね?
この記事へのコメント
ハヤテや黒執事も忘れてなくて良かったです。
似たようなところでは、アニメが好調の仮面のメイドガイもいいですよね。
ただ、決して彼はメイドでも執事でもありませんがw
似たようなところでは、アニメが好調の仮面のメイドガイもいいですよね。
ただ、決して彼はメイドでも執事でもありませんがw
2008/05/07(水) 10:44:34 | URL | #a2H6GHBU[ 編集]
次辺りはシスターですかね?
「ダブルアーツ」
「ティスタ」
「シスタールカは祈らないで」
一言にシスターと言っても色々ですがw
「ダブルアーツ」
「ティスタ」
「シスタールカは祈らないで」
一言にシスターと言っても色々ですがw
2008/05/07(水) 15:29:59 | URL | #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/05/10(土) 09:51:50 | | #[ 編集]
カバーしてる範囲が広いです。知らない漫画のことが、いつも色々知れて、楽しみにしてます。身体に気を付けて、頑張って下さい。
2008/05/10(土) 16:57:54 | URL | こま #Pg6Ch65A[ 編集]
色付きの文字
偶然、このサイトにたどり着きました。
すごく分かりやすく、欲しい情報満載でした!!
私の一押しは “メイちゃんの執事” です。
もうすぐ新刊が発売になるので楽しみです。
またゆっくりHP見させていただきます。
ありがとうございました。
偶然、このサイトにたどり着きました。
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私の一押しは “メイちゃんの執事” です。
もうすぐ新刊が発売になるので楽しみです。
またゆっくりHP見させていただきます。
ありがとうございました。
2008/07/15(火) 20:00:09 | URL | みー #-[ 編集]
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