マンガがあればいーのだ。
ただいま開店休業中。けどたまに更新するので見捨てないで・・・
「テルマエ」よりもオススメしたい、「ルミとマヤとその周辺」は感涙の名作
2010年09月27日 (月) | 編集 |
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)

すでに今年の顔と断言してもいい「テルマエ・ロマエ」2巻が発売しました。

“古代ローマと現代日本が、風呂で融合する”をテーマに描いたこの作品、
2巻も楽しく読ませて頂きました。
いきなり「男根崇拝」のエピソードをぶつけてくる辺り、なかなかどうして展開が読めません。
次は一体どんな風呂ネタが出てくるのかとワクワクさせられます。

この作品読むと風呂に入りたくなるんですよね~
と、「テルマエ・ロマエ」に関する詳しいレビューは過去記事にて。
<参考> 
 ⇒至高の風呂マンガ「テルマエ・ロマエ」を、風呂読で堪能するという嗜み。

さて基本的にオッサンがメイン登場人物である「テルマエ」ですが、
2巻では若い女の子が出てきてましたね!(しかも日本人で)







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ご神体にまたがる若い女性…を見て、衝撃を受けるルシウス。

ヤマザキマリ先生が描く女の子って実はけっこう可愛いんですよ。
味のある可愛さというか。素朴な可愛さというか。
いわゆる萌え系ではない、じんわりと来る可愛さがあるのです。

「テルマエ」では、そもそも女性キャラの登場が圧倒的に少ないので見る機会は少ないですが、
他のヤマザキマリ作品を見るとその辺り分かってもらえると思います。

というわけで今回は
『「テルマエ」よりももっとオススメのヤマザキマリ作品がある!』
というわけでその紹介をしたく。






ルミとマヤとその周辺(1) (講談社コミックスキス)ルミとマヤとその周辺(2) (講談社コミックスキス)ルミとマヤとその周辺(3) <完> (講談社コミックスキス)

それがこのルミとマヤとその周辺です!

作者であるヤマザキマリ先生の自叙伝的作品。
そもそも自身が世界中を旅して回ったルポ漫画をいくつか描いてらっしゃいますが、
この「ルミとマヤ~」は小学校時代の思い出を綴った作品なのです。

世界中を旅する作者、そのバイタリティの原点がここにある。

舞台はおよそ昭和50年代。
古き良き時代…とは必ずしも言い切れないけれど、人情が確かに溢れていた時代。
そこで暮らすルミとマヤ、そして母親の3人で暮らす親子。
7歳のルミと5歳のマヤの視点で、この物語は描かれます。







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彼女たちが日々の中で感じる、人と人との触れあい。

それはまだデジタルなんて言葉がほとんどなかったアナログの時代。
直接ぶつかった。そうするしかなかった。
だからこそ滲み出る人の優しさ。辛さ。切なさ。葛藤や愛情。
今の時代が忘れてきたものが、ここに確かにあるのではないか。

オトナの事情がある。
だけど子供にだって事情があるんだ。
その狭間で揺さぶられながら、子供たちもまた一生懸命生きている。
無垢な子供だからこそ、大人よりもむき出しでぶつかっているのかもしれない。
この作品から伝わってくるのは、そんな生の感情。
そしてそれに触れてまた生まれる心。その響き合いを見事に描いてくれている。

それらを構成し演出するのが、懐かしい昭和のアイテムたち。







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30代以上の人は、何だか懐かしい気分になることうけあい。

とにかく非常にオススメしたいこの作品、
けど具体的にどこがオススメなんだ!と言われると難しい。
だって全部なんです。
「この作品を読めて良かった」っていう読後感なんです。
じんわりと時間をかけて、感動が心の奥まで染み渡る。
その感覚が味わえる作品って中々ありません。だから読んで感じてほしいのです。

ヨーヨー。川遊び。筆箱。トンボ捕り。
夕焼けになるまで、帰りのチャイムがなるまで遊んだ日々。
それは僕らが、誰もが通った道。

子供だった。
子供だけれど大人の事情をちょっとだけ分かる事が出来た。
僕らは大人が考えてる以上に、実は分かっていたんだ。ちょっとだけ。









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そんな思いを抱えていた子供だった大人へ。ぜひ読んでみて下さい。

何度でも読みたくなる。
何度読んでもいいなと涙を流せる。
これを素敵といわずとして何と言おうか。

「テルマエ・ロマエ」も大変面白い作品ですが、
個人的にはこちらの方が断然好き。
だから「テルマエ」だけでヤマザキマリ作品を読むのを終わらせないでほしい。
大切に思える作品が、まだここにあります。

けど自分も「テルマエ」を読まなかったら、きっと読んでなかった。
そう思うと、まだまだ読めてない素敵な作品は沢山溢れてるんだなぁと
改めて思い知らされた次第。

子供の頃に、大事なモノを宝石箱の中に大切にしまっておいたあの感覚。

この作品もまた、心の宝石箱の中へ大切にしまっておきたいと思います。
そこにはキラキラ光る素敵なエピソードが沢山詰まってるから。
そして時々出して読むんだ。そんな風に付き合っていきたい。
ああもう嬉しいなぁ。そうやってしまっておけるのが。
大事な宝箱があるという事実が、僕らは嬉しかったじゃないですか。

うん。

ちょっとでも読みたいと思った方はぜひ手に取ってみてください。
最後にもう一度言います。
ヤマザキマリ作品を「テルマエ」だけ読んで済ませてしまうのはあまりに勿体無いから。










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優しくて厳しくて泣きそうになってまた優しくて。

その繰り返しで僕らは大人になっていった。
その事を思い出させてくれた。
だから当サイトは、「ルミとマヤとその周辺」を強くオススメします。ぜひ。


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<参考>
 ⇒至高の風呂マンガ「テルマエ・ロマエ」を、風呂読で堪能するという嗜み。

ちなみに「テルマエ」でお馴染み(?)のシーンが「ルミとマヤ」にも登場します。
そう、ルシウスが目撃した衝撃のアイテム…






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牛乳ビンのフタを開けるやつ。

「テルマエ」読んでから読むと、こういうシーンにもビビっと反応してしまいますねw
やっぱりおっちゃんが開けるよりも、可愛い女の子が開けるほうがいいな!








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フタを開ける「スッポン(?)」を求めて苦悩するルシウス。これの正式名称何なんだろうw

そんな感じで、基本ギャグで成り立つ「テルマエ」。
ヤマザキマリ先生の作品は、ルポ漫画とかでも分かるように基本笑えるものばかり。
そんな中で、「ルミとマヤ」シリーズは勿論笑えるけどしみじみと味わえる作品。
恐ろしいほどの観察力、そして経験を持つ作者だからこそ描ける人情物語。

もっと読みたいと強く願って止みません。

で、そんな想いに応えてくれたのか?「ルミとマヤとその周辺」には続編があります。
それががまだ今年7月に出たばかりの「涼子さんが言うことには」です。







涼子さんの言うことには (KCデラックス)

「ルミとマヤ」完結から5年後。

その中でも作者の分身でもあるルミが中学2年の時に、
単身1ヶ月ヨーロッパを旅したエピソードが描かれています。
中学2年ですよ…すごい。俺今でもそんな一人旅無理だと思う。

旅先で出会う、外国の人々。
言葉が通じないという壁にぶつかりながらも、
少しずつ自分の世界を広げていくルミを応援したくなります。
一歩踏み出すって大切だよなぁ。
そして人と人との出会いってホント大事だよなぁって強く思うのです。







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「生きることそのものが情熱よ!」

涼子さん良いこといいなさる…
まあタイトルに「涼子さん」が入ってるわりには、涼子さんの出番はほとんどありませんが。
まあルミも主人公ながらそんなにスポット当たってませんが…
あくまでこの作品は、ルミの目線で捉える人々のストーリー、ですからね。

「ルミとマヤ」気に入って頂いた方はこちらの方もぜひ。オススメです。
「ルミとマヤ」が全3巻、「涼子さん」は全1巻なので買いやすい巻数ではないかと。


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涼子さんの言うことには (KCデラックス)
ヤマザキ マリ
講談社 (2010-07-13)


テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
ヤマザキマリ
エンターブレイン


テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
ヤマザキマリ
エンターブレイン (2010-09-25)

今年はこの作品が賞を総ナメだろうなぁ…その結果が予想できちゃうのは面白くない!?
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今週の「ベイビーステップ」のニヤニヤが尋常じゃない
2010年09月23日 (木) | 編集 |
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今週の「ベイビーステップ」を、もうすでに40回読みました。

ラブフォーティーだよ!くそう!(何)
どうしようもなくニヤニヤしすぎて困ってます。
リアルにニヤニヤが止まらなくて結構困ってます。ニヤニヤニヤニヤニヤ。

とにかく今週の「ベイビーステップ」は神回だった。

そしてなっちゃん最高だ。大好きだ。好きだー!
L・O・V・E!なっちゃーん!

このなっちゃんへの想いの深さは、過去に書いた記事を参考にして頂きつつ、
<参考>
 ⇒「ベイビーステップ」のヒロイン・なっちゃんが可愛すぎる件
何度でも読み返したくなる今週の「ベビステ」を振り返りたいと思います!
よろしくお願いします!



 ※単行本派の方は壮絶なるネタバレになりますので、この先の閲覧ご注意下さい。







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関東ジュニア決戦前夜。

夜、バッタリあったなっちゃんに夜の散歩に誘われるエーちゃん。
そのシチュだけでもう何か甘酸っぱくてドキドキして堪らないんですが
事態はその斜め上の展開へと進んでいきます。

なっちゃんがエーちゃんを連れ出した先。それは宿舎の近くにある海でした。

試合前の晩、何をして過ごそうかとモヤモヤしていたエーちゃんを
ちょっとでもリラックスさせてあげたい。
そんな気持ちでなっちゃんはエーちゃんを海に連れてきたのです。

暗くて静かな、夜の海へ。







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同じように関東ジュニアに出場する選手たちがチラホラいる中、
ザァ…という波の音が暗闇の中に溶けていきます。
そこには優しい顔でエーちゃんを見つめるなっちゃんが。か、可愛い…(素で)

靴を脱ぎ、裸足で波と戯れるなっちゃん。
エーちゃんとなっちゃん、二人っきり。

これは、告白の、チャンス。

エーちゃんは言います。
「…いつもありがとね」と。今までずっと自分を助けてくれたなっちゃんに。
改めて。感謝の気持ちを。
そして素直な気持ちを吐き出します。

「俺も何かなっちゃんに返したいよ」

と。

そんなエーちゃんの言葉に、なっちゃんは照れながらも素直に喜んで。
そしてすかさず返しました。












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「じゃあさ、…私とつき合ってよ












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え?



一体何が起きたというのか。
エーちゃんが告白しようと決心してたら、気がついたらなっちゃんが告白してた・・・



ええええええええええええええええええ


えーえーえーえーえーえー

え?


そ、そんなのアリなの!?アリなの!?
うわあ、うわあ、そーなっちゃいますか。そーなっちゃうんですか!
もう!もう…もう!

なっちゃんってば…もう!

もう!


もう…

それは…反則だよ…やられたよ…まいったよ…キュン殺しだよ…



なっちゃんに完敗です。










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勢い良く告白した後、カーっと赤面しちゃうなっちゃんにもう…

L・O・V・E!

この赤面顔、可愛すぎるだろ!
どんだけ可愛いのなっちゃん!なっちゃん!なっちゃーん!
ちょっともう、それアリなの、ああもうニヤケが止まらない。どうするんだこれ。

もちろん当の本人であるエーちゃんも信じられない様子で。そりゃそうだ。

「な…なんで…今…うそ!」と動揺しまくりです。
そんなエーちゃんに対して、赤面したなっちゃんが言い放った言葉とは!とは!













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「うそじゃないですー」



2010年…俺の心の流行語大賞が決まりました。
「うそじゃないですー」でお願いします。


うおおおおおおおおおおお(悶え転がってます)


照れて思わず敬語になってしまうというこのセリフの破壊力もさる事ながら、
恥ずかしくてエーちゃんとは別の方向向きながら赤面して言ってるところがもうツボすぎる。
ちょっともう!勝木先生すごすぎる。まいりました。本日2度目。

このやり取りの後、この記事の一番最初のコマへと繋がっていくわけです。
嘘でも何でもない、本当の気持ちが突然出てきたのでした。いや読者もビックリだよ!








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夜の海を、二人で裸足で歩きながら話すという青春。

砂浜に残る二人の足跡、潮の匂い、波の音、交わす言葉。
全てがウルトラ青春すぎて泣けてきた。
これだ、これだよ。俺が青春時代にしたかった事はこれだ。
それが今週の「ベイビーステップ」で実現したんだ。

うお…何かもう…泣けてきた。これが青春パワーだ。

テニスへの情熱が焼き尽くすばかりにヒートアップし、
夜の海でクールダウン。その対比が何ともお見事すぎてもう。堪りません。
「ベイビーステップ」の魅力はテニスシーンの面白さもさることながら、
恋愛パートシーンのニヤニヤの最高具合ったらもう。両方とも高いレベルすぎる。
それが合わさってるんだからこれはもう最高のテニスマンガ、最高の青春マンガですよ!

間違いなく後世に残る傑作だと思いますし、
今もっとも面白い少年マンガの1つとして自信をもって挙げたいと想うのです。
これが少年マンガの正しい形だろうと!これが青春の教科書だぜ!

そしてなっちゃん。可愛すぎます。










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「だからエーちゃんが勝つと、自分のことみたいに嬉しくて。それでいつも元気もらってるんだよ」

可愛くて、強くて、優しいヒロイン。
ちょっとお茶目で、天然で、よく分からないところもあるヒロイン。
なっちゃん。

エーちゃんのように、俺もこのセリフで泣きそうになりました。

この笑顔とこのセリフに。
何だか救われた気がします。何からかは分からないけれど。
何かこう軽くなったんだ。なっちゃんのお陰で。
ありがとう。

最高だった。だから、ありがとう。

もう一度言おう。
今週の「ベイビーステップ」は最高だった。(もちろんいつも、です)
もうそれだけだ。
そして今もまだ、ニヤニヤは収まらない。

この作品がある限り、俺はマガジンを応援するのを止めないよ。
少年マンガの、正しい形だと強く思います。


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<参考>
 ⇒「ベイビーステップ」のヒロイン・なっちゃんが可愛すぎる件
 ⇒「マンガがあればいーのだ。」が選ぶ、2009年マンガベスト30+α!(後編) ※7位

今週の衝撃をすぐにでも伝えたくて、勢いで書いてしまいました。
で、そのまま勢いでアップ。こういうのは勢いが大事よね。

それにしても今後この二人のお付き合いがどうなっていくのかが楽しみで仕方ありません。
初デートとか初ちゅーとか描かれるんでしょうか!しょうか!
そしてマガジンといえば…ええ、アレですアレ。
今週号でも飛び越えちゃったアレです。






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アレ

マガジンは限界を超えてくるぜ…!
「ブラッティマンディ」の響についてもまた別記事で色々描きたいなぁ。
今、マガジンの二大ヒロインはなっちゃん&響。

「君のいる町」?

…俺にはもうついていけません。
いや瀬尾先生はまたやってくれると信じてますけど。

あと今週はサンデーでも微妙に告白祭りでしたね。
「結界師」&「オニデレ」あたり。
このあたりも絡めたかったんですが、
やっぱ今週はなっちゃんが全て。だからなっちゃんオンリー記事にしました。

なっちゃんL・O・V・E!

こういうマンガを毎週読める。幸せですね。


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まだ読んでない人は絶対オススメします。テニス経験者の方は特に壮絶オススメ。

「今日のあすかショー」にキュン殺されよう
2010年09月16日 (木) | 編集 |
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何つーか、「今日のあすかショー」がとっても最高だった。超満足。

毎日こういう事を考えながら生きていきたいとすら思いました。
“キュン”が盛られたエロほど楽しく嬉しいものはない。
“キュン”は心の栄養剤だと思うの。明日も元気になれる。
それはニッポンを元気にする源。
もっとみんなでキュンキュンしようぜ!

モリタイシ先生はホント絶妙にツボを突いてきますよね。
このネーム打ち合わせとかすっごく楽しそう。混ざりたい。






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女子高生が、Tシャツとぱんつ一枚で、ソファで逆さまになってる図…が素晴らし過ぎる。

これだ。こういうのだ。俺はこういうの大好きなんだ。
リラックスした雰囲気の中に存在するエロスが好きなんだ。
逆さまになってるその姿に、すでに何かこうグッと心を掴まれるのです。
そこにぱんつがあるからさらに良いんですけれども。ええ。ぱんつ。

あと実際にあったらきっと繁盛するだろうなーと思ったサービス。
「後輩系デリバリー専門店」
検索してみたけど、まだやってるところはありませんでした。
今ならまだチャンスだと思うんです。








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扉を開けたら制服姿の子が、息を切らしながら立っている。

すごい発想。斬新。
1度は頼んでしまうかもしれない。
料金次第だけど。あとどんなオプションがあるのか知りたい。
「渡す時にちょっと手が触れちゃう」オプションとか。
「あ、ごめんなさい…」って照れるの。どう?(どうじゃない)

…誰か本気でやってくれないかなぁ。

色んなフェチ心をくすぐりつつも、
モリタイシ味がそこら中に効いてるのがとっても心地よい。
見ていて安心するというか、ほんわかするというか、
正しいエロス、清潔感のあるエロスとでも言えばいいか。
真っ直ぐなエロスにくすぐられて、とても胸がキュンキュンするのさ。なのさ。

あとこの作品は、俺の長年の疑問に答えてくれました。







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下着と水着は布面積一緒なのに、なぜ下着は恥ずかしくて水着は恥ずかしくないのか。

なるほどTPOにあわせた「説得力」ね。
一理あります。

となると、海の側にあるコンビニに
水着で買い物に来る女の子たちに違和感を感じてドキドキしてしまう俺は正常だという事だ。
だってコンビニのレジに水着の女の子たちが一斉に並んでるんですよ!?
超・非日常的光景。海辺でしか味わえない楽園。
海行きたい。と思ったらもう9月なのでした。ようやく涼しくなってきちゃったし…

と、話が逸れました。
今日のあすかショー」、とにかく楽しい1冊。
くだらない妄想をみんなで語り合う時の、あの楽しさ。
ちょっとした日常のエロスをニヤニヤしながら語る、あの楽しさ。

そんなニヤニヤ・キュン。がこの1冊に詰まってます。






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詰まってす。たくさん。どうぞ。


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こちらのレビューもまたいずれ…

分からないからアイを吐き出すんだ。「アイであそぶ。」
2010年09月10日 (金) | 編集 |
8月が終わってまた更新量が減りました。
たかすぃです。すみません。いつも通りだ。



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二宮ひかる先生の短編集「アイであそぶ。」がよかったー。

二宮先生が描く女の子ってホント柔らかそう
そしてその柔らかさの中に秘めている“ココロの奥底”が読めない。
薄暗いモヤがかかっているかのように。何を考えているか分からない。

そんな男性が女性に抱くあの不思議な感覚を、二宮先生はいつも的確に描く。

繋がる男と女の性。
反応を示す身体。
けれど本心は見えない。目に見えないそれに、男はいつも翻弄される。

ワケガワカラナイ。







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「どうして欲しかったのか
 どうしたかったのか
 よくわからない」


分からないからこそ面白く
分からないからこそ惹かれてしまうのだろう。
知りたいと思う気持ちが、ココロを突き動かすから。

二宮ひかる作品で描かれる女の子の本心は、なかなか明かされない。
その答えはモヤっとしたままなのだ。
いやそれでいい。それでこそこの女の子たちに惹かれる。
きっと彼女の気持ちはこうだろうと、想像する行為が楽しいのだ。
醍醐味よね。

ああ、けどこうして色々な二宮ひかる・女性キャラたちを一同に見れるこの1冊はかなりお得。
しかもエロい。
いやいつもエロいんだけど、今回のは更に2割増しぐらいでエロい気がする。
思わず触れたくなるような柔らかい布。
その布に包まれた白い身体を見る度にゾクゾクする。








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思わず見惚れてしまうおっぱいは必見。何この美しさとやらしさの融合。

収録エピソードの1つ「…ごっこ」はエロさ満点。
シチュといい裏設定といい、個人的に大満足。
オチまで読んでから思わずもう一度読み直してしまった。二度楽しめる逸作。

何にせよ「二宮ひかる」という漫画家の魅力を改めて知るのに最適な1冊。
ここから入るのもアリかもしれない。

ゾクゾク・モヤモヤ。
すっきりとしないドロっとしたものが胸の奥に残る。
吐き出したくなったらそれで正解。

アイであそぶ。
何とも上手いタイトルですな。


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個人的にはやっぱり「ナイーヴ」が好きなのです。



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