「それがわかれば新連載があんなすぐには終わらないだろ、ははは」
ははは、じゃないよ!!
とツッコミをした読者がどれだけいるか分かりませんが、きっと多いと思います。 打ち切られた作者や、その作品のファンは笑い事じゃ済まされないでしょう・・・ さてこの服部氏は続けてこういいます。
「作品をヒットさせるのって、結構博打なんだ」
ジャンプは博打しすぎの気もしますが・・・
いやいや。実際そうやっていくつもの傑作が生まれたのもまた事実。 なのでもちろん否定はできません。 が、博打してから撤退するまでの過程とスピードに問題があるんでしょうね・・・ ただそれでも逮捕された某先生が再び復活し、 前作よりも更に面白い作品を生み出してる辺りを目の当たりにすると、 マンガの難しさをちょっと感じてしまいます。
マンガをヒットさせるのは難しい。
「バクマン。」の主人公であるサイコーやシュージンも正に悩んでる最中です。 自分らと同年代のライバルが、遥か先に辿り着いてる。 それに追いつく為に、必死で頑張る姿。 これぞ少年漫画の正しい姿をきっちりと踏襲しているのでしょう。 ライバルと切磋琢磨する姿はやっぱり面白いのです。
そんなこのサイコーたちのライバルである「新妻エイジ」。
どんな作品でも主人公たちの前に立ち塞がる「才能」がいるわけで。 その存在となるべきこのキャラ、まだ姿を見せていません。 マンガというフィールドなので、直接姿を見せ合って戦うものではないんですが、 いずれサイコーとシュージンは己のライバルと出会うハズです。
で、この「新妻エイジ」って実は女性じゃないのか?
あくまで「新妻エイジ」はペンネームであって、本名ではありません。 現実の漫画家でも女性でも男性のペンネームを使ってる人はゴロゴロいます。 特に少年誌の場合はその傾向が強かったりする為、 「新妻エイジ」もわざとそうしたのではないでしょうか。
実際、ヒロインは二人いるのが一番面白いのです。
何故ならそこに様々な葛藤が生まれるから。 すでに第1話から両想いになってしまってるからこそ、その後に試練が待っているわけで。 このライバルの新妻エイジこそが隠れヒロインなわけです。 それこそ「デスノート」でミサミサが登場したような感じで、けっこう後に登場するのかも。
上記の見吉香耶だとちょっとヒロインとしては力不足と感じます。 また岩瀬さんが大穴的存在でもありますが、ヒロインとしての魅力がちょっと感じられません。 けど同じ学校内にいるという偶然が起こり得るのがマンガの面白さでもあるので、 そういう方向になってくれると個人的には嬉しいのですががががが。
それにしても小畑先生の描く女の子は相変わらず可愛いというか、キレイですよね・・・ あまり亜豆にはそこまで魅力を感じてなかったのですが、 この第7話でちょっと陥落かけました・・・
「何より『かわいい女の子』なんて大抵の読者は見たいはずなんですから。 描ければそれだけで大きな武器になるんです!」
いやぁ、全くもってその通り。(まあそれだけでもダメですがあった方がいいですよね) 最近のジャンプは開き直って色々ぶっちゃけてくれてますね。 これもまた時代の流れなんでしょうか・・・
さて月イチ掲載の村田先生の「ヘタッピマンガ研究所R」。 今回のゲストは・・・そうです、あの方です。 うちが取り上げないわけにはいかない・・・!!
河下水希先生ですよ!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおお(何かガッツポーズした)
今までインタビューとかは何度かありましたし、 単行本のおまけなどでコメントがあったりしましたが、 こういった場で他の先生が描く河下先生が見れたのが何より嬉しいです。 やっぱり河下先生にはアホ毛が1本出てるんですね・・・!
さてテーマは勿論「可愛い女の子を描くには」なわけなんですが、 その過程で久々に奴を見ました。ええ・・・
真中淳平をね!
いやー久々に見るとまたあの頃の殺意を思い出します。 昔は若かったせいか、「真中殺スペシャル」とかやってました。今思うとすごい事してましたね。 けどあの時ってホントジャンプを読みながら発狂してたり歓喜したり、 サイトやってて一番楽しかった頃かもしれません。 そういう意味では真中というキャラは素晴らしかったのかも。 ここまで感情を動かされるのって中々ないですから。
いちご終了後、様々な作品でパロ描写されてきただけに、 東城や西野ってちょくちょく見かけるんですよね。 特に西野に至っては34号のジャンプ40周年の時にも載ってましたしね・・・
村田先生によるカラー西野。これはこれですごい貴重。
あとこち亀でも同じ号に載ってました。 それだけ歴史に名を刻んだ作品、キャラだったという事でしょう。 けどここにきてジャンプ本誌でまた真中の姿を見る事になるとは思いませんでしたよ。 真中・・・俺が生涯の中で唯一ジャンプ本誌に向かって拳で殴った男です。(連載当時)
さてそんな河下先生への取材の中、 「河下さんてムチャクチャ速筆で有名じゃないですか」 という村田先生のコメントが。速筆・・・! 確かに河下先生って過去一度も落とした事ないですよね。※取材による休載は除く (それも記憶してるのは第80話と81話の時だけだったような・・・)
そして今回、その答えとして単行本買ってるファンしか知らない事実が、 280万部発行のジャンプにて公開されてしまいました。
椅子の上で体育座りして画板で原稿描く姿
普通より筆圧が弱いとか、そういう事実・・・ファンには堪らないわけですよ! あー、もう!そんな河下先生が可愛く見えてきました。この鼓動をどうしたらいい! 「昔からの習慣でして」とコメントされてましたが、 そう、確かに「いちご」1巻のおまけページに同様の記載があったんですよね。
>そういえば、私は普段、座イスに体育座り(!) >という一風変わった姿勢でマンガを描いておるのですが、 >最近イスに座って仕事をするようにもなりました。それが下図(↓)です。わはは。 >スケッチブックを膝に乗せ、その上に原稿を置く。まさにスケッチ状態。 >でもいいのだよ、描きやすいのだから。
河下先生が描く素晴らしい女の子は、体育座りから生み出されているのですよ!!!
体育座りというがいいですね。大好きです体育座り。 ここはもうね、ちょっと言いたい事があるわけですよ。 体育座りの何が好きかといえばそれはもう語り出すと長くなるのですが
(長すぎるので省略)
というわけで体育座りを愛してる自分としては、 そんな河下先生を想像するだけ幸せいっぱいなのでした。
そして「バクマン。」でのサイコーたちのライバル「新妻エイジ」が女の子である、 と言いましたが、その新妻エイジのマンガの描き方をぜひ体育座りにしてください・・・! いいじゃないですかLみたいで。 Lがマンガを描いてる姿が女の子になっただけ、という事で小畑先生いかがでしょうか?
それにしてもサイトウさんが河下先生のファンだったとは・・・
「新人研修の頃、編集部に『真中と東城はどうなるんですか?』って質問してしばかれたっていうくらい」
サイトウさん僕と友達になってください!
けどサイトウさん、これはない。
------------------------------------------------------------------------- <参考> ⇒真中殺スペシャル ⇒「バクマン。」はジャンプ、いやマンガ界を揺るがす傑作に成り得るか?
⇒「初恋限定。」ドラマCD化について考えてみた。 ⇒史上初!?河下先生のダブル乳首解禁という偉業 ⇒「初恋限定。」を振り返ってみる。(前編) ~キャラ別語り~ ⇒「初恋限定。」を振り返ってみる。(後編) ~作品語り~
河下先生は自分の中ですごく特別な存在な方なので、 今回の特集は自分の思ってる以上に嬉しかったんですよねー サイトウさんグッジョブでした。
「ザ・レジデンス苺」
いちごパンツで大ヒットを飛ばす。 それもまた博打だったんでしょうか・・・
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河下 水希 集英社
おすすめ度の平均:   終わっちゃいましたね……  早すぎる  青春  いい作品でした  なぜに打ち切り!?
河下 水希 集英社
おすすめ度の平均:   いちご味  結末に  途中までは良かった…  いいマンガだと思う  納得いきません!…でも好き
河下 水希 集英社
おすすめ度の平均:   優越感に浸れます  アンチスタンダード  可愛い女の子が好きな女性の為の漫画。  こっ、コレは…  ラブコメの新境地
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