【御礼】夏コミで頒布させて頂いた「
おっぱい∞アンリミテッド
」本当にありがとうございました!!
「おっぱい告知本」に関してはただいま
メロンブックス様にて委託中!
です。
【メモ1】「ぱんつ解体新書」のショップ委託在庫分は完売致しました。
今回夏コミで頒布させて頂いたのも完売・・・今後に関してはまた後日お知らせ致します。
【メモ2】ただいま「
2007年ベストマンガ30+10前編
」&「
後編
」&「
2007年ベスト記事
」を公開中。
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>>02
【お知らせ】「現代視覚文化研究 Vol.2」に参加しました〜
2008年01月31日 (木) |
編集
|
本日(1月31日)発売予定の、「
現代視覚文化研究 Vol.2
」に
たかすぃのコラムみたいなの、載ってます。
良かったらぜひ。
内容的には・・・えっと、
いつもの内容です。
それだけ言えばうちの読者の皆さんはきっと
分かってもらえますよね?
しかも、何と
二本も
書かせてもらってます。
そんなうちに二本も書かせてくれるような、とっても
カオスな内容
みたいなので
興味のある方はぜひ。マンガ特集もあるみたいですよ。
まだ手元にないので、手元に来たらまた改めて紹介したいと思います。
・・・てか、
「まじカル!2008SP」
同人誌56ページが丸々付録って一体。
<参考>
⇒
「現代視覚文化研究2」発売 かーず自重しろ!ヤンデレ同人誌付
---------------------------------------------------------------------------
■
すみません、更新する時間がほとんど取れない状況なので、
更新できません
・・・
今後は以前告知した通り、
週1くらいが限界
になっていくと思われます。
あらかじめご了承下さいませ。
スミマセン。出来る限りはがんばりまーす。
---------------------------------------------------------------------------
現代視覚文化研究 2
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amazlet
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2008/01/31 07:47
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お知らせ&メモ
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Top▲
「マンガがあればいーのだ。」が選ぶ、2007年マンガベスト30+10!(後編)
2008年01月23日 (水) |
編集
|
■
「マンガがあればいーのだ。」が選ぶ、2007年マンガベスト30+10!(前編)
前編を読んでない方は、是非
前編からドーゾ!
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・・・というわけで、大変長らくお待たせしました。
「2007年マンガベスト30+10」、後編のスタート
です!
このランキングに対して、皆様にとって色々思うところはあると思います。
「何故これがこの順位なんだ?」
「何故あの作品が入ってない?」
「この作品が入ってて、この作品が入ってないのはおかしい!」・・・etc。
それらのご意見は全て正しいものです。
皆さんそれぞれの中で、それぞれのランキングがあるわけですから。
当サイトで選んでだランキングは、あくまで管理人であるたかすぃの
独断と偏見で選び
、ランキングしたものになります。
ちなみに言うと、ランキングに入れられなかった良作たちも沢山ありますし、
ぶっちゃけ
この順位はかなりフィーリング的なものになってます
ので、
順位が面白さの順番、という
わけではない
です。
便宜上、順位をつけたまでの話で。
面白さだけではなく、世間一般に与えた影響等々も若干加味しつつ選んだ
のが、
今回の30作品+10作品の計40作品です。
ただ、どれも絶対に光る何かを持ってる作品たち。
そして
個人的に自信を持ってオススメできる作品たちです。
是非、心に引っかかったモノがあれば、
その手に取って頂ければ幸いです。
というわけで、後半戦のスタートです!ドーゾ!
(※ちなみに対象は2007年末までに単行本が発売されてる作品、です。)
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第10位】
「
Kiss×sis
」
作:ぢたま 某
こんなにエロいキスは見た事がありません!
当サイトではすでに
説明不要にも程があります。
そうです、ぢたま先生節が最強に炸裂した双子おねーちゃんラブラブキスキス漫画ですよ!
血の繋がらない双子のおねーちゃんとキスしまくる
・・・正直ただそれだけなのに、
こんなにも
胸と下半身に熱いモノが込み上げてくる
のは一体何故なんだぜ。
そんな熱さの源を解き明かしてみると、
ベテランで実績もあるぢたま某先生の
圧倒的にいやらしい描写
と
実に見事な
キャラ設定
、
そして
一つ屋根の下
だからこそ出来る数々の魅惑のシチュエーション。
それら全てが
見事な黄金率によって配合
され、練成された至高の作品・・・
それが「Kiss×sis」なんだと思うのですよ。
「くっ…あこ姉、強引に舌を入れてきやがった…うう…やっべぇ、
気持ち良すぎるチクショー
!!」
何つーか、
”破壊力”
が違う。
ただエロいだけじゃダメ
なんです。だったらエロ本読めば済む話で。
この作品が他とは違う素晴らしい点。
それはこんなエロエロながらも、
そこに付随する恥じらい度が半端ない
ほど可愛く、
更にそんなエロ展開が
必ず寸止めで終わってしまう
んですよ。
そして僕らの心の底から湧き上がる悶々パワーが身体を包み、悶えるんですよ!
何ていうのかな、これは
“悶エロ”
とでも言うんでしょうか。
そして最終的には
あこ姉・りこ姉の可愛さでラッピング
されて、
もう僕らはどうしていいのか分からなくなってしまうのです。
正直今何を書いてるのかが分からなくなってきました(ぇ
とにかく!
可愛くてエロくて血が繋がってないおねーちゃんがキスしてきて、
その描写がまたエロいなんて反則ですよ!
昨今溢れかえってる、いわゆる「萌エロ系」作品。
そんな中でも「Kiss×sis」は
見事頭一つ抜けた作品
になりましたが、
こうして考えてみるとそれもまた納得の理由。
ただエロいだけじゃない、
その先にあるエロさ
こそが今この時代に求められるモノ。
このエロは、
エロが溢れてるこの時代にこそ是非見ておきたい
作品なのだ。
<参考>
⇒
えっちな双子のお姉ちゃんからキスされまくる「Kiss×sis」はいかがですか?
⇒
新年一発目は「Kiss×sis」2巻を読んでこたつでゴロゴロするのがオススメです。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第9位】
「
キスよりも早く
」
作:田中 メカ
あ、甘っ〜〜〜〜〜〜!!すぎるラブコメです。
ラブコメって一体何で読むのかっていうと、
ラブが見たいから読むんです
よ。
ラブを見ると、僕らは何か幸せな気持ちが心にちゃりんっと蓄積されていくのです。
その蓄積された気持ちは、
誰かを優しくするパワーになる。
ラブは偉大なのですよ!
そしてこの作品は
激甘なスウィート・ラブコメディ。
両親を無くした主人公・文乃(
16歳
)は、
ひょんな事から担任である先生・尾白一馬と結婚する事に。
勿論学校にはナイショ。二人のドキドキの新婚生活がスタートする・・・!
そんなある意味ありきたりな設定ながらも、
俺はこの
「女子高生が奥さん」
な設定がとっても大好きなのですよー!
しかし
この作品からもらう気持ちは、決してありきたりじゃない。
この二人が紡ぐ愛の形はとっても不器用だけど、素敵な想いで溢れてる。
お互いが、お互いを好きという気持ちが、何の曇りもなく心に突き刺さってくる。
愛はこんなにも甘い。
チョコレートパフェを食べた時よりも感じる甘さが、ここにあるのです。
「…そんなの代わりに…ならないよ。どうしたら先生…
もっとうれしい?
」
田中メカ先生が描く、
その表情が堪らなく好きです。
見てるこっちが赤面してきちゃう程の、その赤面っぷり。
その想う気持ちが溢れそうなぐらいの、文乃さんが先生を見つめる瞳。
そんな瞳から零れ落ちる涙は、
ため息が出る程キレイで
、そして胸が締め付けられる。
全てのページから伝わってくる愛
は、きっと僕らの心を温かくしてくれる。
タイトルでもある「キスよりも早く」は、
まさにキスをするよりも早く結婚をしてしまったという意。
結婚したものの、キスをするのにも一筋縄じゃいかないその展開は、
悶えさせられるけれど、
何かこの初々しさが実にいいのだ。
やられる。
女子高生な、初々しい奥様が慌てふためく様子が見れるだけで、
俺は正直満足なんです。そこに沢山の愛がエッセンスされてるんだから、
もう
ラブ・お腹いっぱい。
けどいくらでもおかわりできちゃう、
2007年最高の激甘ラブコメ
を、是非沢山の人に見てもらいたいなぁと思います。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第8位】
「
おおきく振りかぶって
」
作:ひぐち アサ
今、最高に熱い高校野球漫画。
今更うちが紹介するまでもない、
後世にまで語り継がれていくだろう野球漫画の傑作。
とにかく面白い。
シンプルに述べるのであればその一言に尽きる。
野球という球技が、こんなにも面白いものだったのか。
ここまで考え尽くされて行われる球技
だったのか。
野球をやった事のない人は感銘を受け、野球経験者はそのアツさを思い出す。
何故野球が
こんなにも多くの人に愛されるのか。
その答えがこの作品の中にある。
「おお振り」を読む前と、読んだ後だと
野球への概念が変わる。
こんなにも面白かったのか。
今まで感じていた面白さとは、また
別次元の面白さに気付く。
間違いなく、
今一番面白い野球漫画は「おお振り」
だと思う。
「今ントコ“まっすぐ”には反応できてねェ。他の球交ぜるにしても1球目は“まっすぐ”だ!」
「まっすぐ、は、今打たれたけれど、阿部くんには考えがあるんだ」
そのダイナミックな描写にもまた惹き付けられるのだが、
やはりその肝となるのは
「心理描写」
に尽きるだろう。
一つの試合、一つの回、一つの打席、一つの球。
それぞれに込められた監督・選手・外野の想いが全て余す事なく語られている。
こんな風に感じる事が出来るのは、漫画だけだと思う。
リアルで野球やった時に感じる事が出来るのは自分の想いだけ。
おお振りは、
その試合場にいる全ての人達の想いを描く。
そりゃ面白いですよ。
ただでさえ奥の深い球技に賭ける、
その想いがここまで描かれるんですから。
面白くないわけがない。
いや、それをここまで読みやすく、けれどダイナミックに描ききるという
作者である
ひぐちアサ先生の手腕に尽きる
のでしょうけれども。
読み始めたら
もう止まらない
。
その面白さ、絶対保証付き。
敵も味方も関係なく、「おお振り」に出てくる球児たちに、
気が付けば
大きな声援を送ってるだろう。
唯一惜しむべくは、緻密が故のその
スローテンポな試合展開。
いや、最初から最後まで単行本で一気読みできれば問題ないんだけど、
まだまだ続いていくこの物語を追っていくには、
先が長すぎる。
けれど絶対に読み続けたい。
それだけの魅力が、この作品には溢れんばかりにある。
多くの人を虜にしたのも納得の面白さ。
是非
“野球漫画”を読みたい人
に、オススメしたい傑作なのです。
<参考>
⇒
おお振り8巻、最高に熱い決着
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第7位】
「
嘘喰い
」
作:迫 稔雄
知力と暴力が交錯するギャンブル・サスペンス。
「知」は圧倒的な暴力に負けてしまうかもしれない。
「力」は恐ろしい程の知謀によって無意味になってしまうかもしれない。
そう、どちらか一つだけでは、全てを支配する事は出来ない。
両方を兼ね備えて、
人は初めて支配者になる事が出来る。
この作品はジャンルで言えば「ギャンブルマンガ」。
しかしそこにあるのは単なる頭脳戦じゃない。
そこには
酷さと激しさの入り混じった「暴力」が介入する。
ギャンブル特有の、
ひりひりとした息苦しさ。
暴力と暴力がぶつかり合う時の、
胸がやけつく程の高揚感。
その二つを恐ろしい程奇妙なバランスで描ききるのだ。これには正直まいった。
この作品に触れた瞬間、
酷く暗い場所に引き込まれた感覚
すら覚えてしまう。
「お前はただの…大嘘つき、だ!!」
主人公・斑目 貘は作中の数々の嘘を喰っていく。
喰われたモノは全てを失い、果てていく。
その見事なまでの蹂躙っぷりに、
寒気に似た爽快感
を感じてしまうかもしれない。
そんな主人公・獏の心理描写を、
この作品は一切描かない。
彼が一体何を考えているのか。
それは彼の口から発せられる言葉でしか、僕らは把握する事が出来ない。
一体どこまでが本当で、
どこまでが嘘なのか。
その考えの深層にある真実は一体何なのか。
読者までも”嘘”で包まれる。
この作品を見て感じる妙な緊張感を現すと、そんな感じかもしれない。
こんなにもハラハラして、こんなにもワクワクしてしまう。
これがギャンブルというものなのか。
いや、少なくともこれは
僕らの知ってる“ギャンブル”ではない。
もっと・・・残酷な・・・
人の人との魂の喰らい合い
とでも言うべきものか。
そして
この作品の奥は全く見えない。
だからこそ酷く面白く、
だからこそ震える程怖く感じるのかもしれない。
末恐ろしいのは作者は
これがデビュー作
だと言う。
正直これほどの完成度を誇る作品は、ベテランの仕事かと思えるぐらいだったのに。
話が進めば進む程、ますます混沌としてくる「嘘喰い」の世界。
間違いなくここ数年の間に更に注目を浴びる作品になるハズだ。
YJもまた
恐ろしいモノをその雑誌に棲ませてるなぁ
と震えてしまった。
この知力と暴力に、
きっと貴方も虜になる。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第6位】
「
ロリコンフェニックス
」
作:松林 悟
こんな漫画見た事ない!(ロリコン的な意味で)
というわけでこの作品を上位に挙げてしまう俺も
どうかと思うんですけど
、
個人的に壮絶に面白かったんだから仕方ないじゃないですか!
かな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜り、好き嫌いが分かれる作品
だとは思いますが、
ツボにハマればこの作品のセンスに
笑わされまくりな事間違いなし!!
大体ロリコンな野郎たちが、自らのロリコン魂の元に、
ロリコンな限りを尽くしていくというその設定
が堪らなすぎる。
馬鹿馬鹿しいさも、
極めればまた最高の面白さになる
というのを
見事に証明してくれた作品です。
さあ、高らかに宣言しようじゃないか。
ロリコン最高!
と。
もうね、この作品は心をからっぽにして読むべし。
いや間違った。
「心を幼女で満たして」
読むべし。
こ難しい言葉なんていらない。
その勢いに圧倒されながら、そのヤバさを、
少女への愛を、身体全身で受け止めるのだ!
このノリに、
ピンときたら「ロリコンフェニックス」ですよ!
逆にピクリとも来ない人は
この漫画を読まない方がいいです。
ええ。
こればっかりは万人に勧められない傑作。
これをためらいもなくレジに持っていける人だけが読むべきだと思います。
貴方は
BLという言葉を見て何を思い浮かべますか?
ボーイズ・ラブがすぐに思い浮かんだ人は
この作品を読まない方がいいです。
ブラック・ロリータ団だ!
と思い浮かんだ人は立派なロリコンです。
もしくは後者の方がしっくり来るぜ!という人に、こいつを強烈にオススメするんだぜ!!
意味なんて不要!
勢いがあればこれだけ笑える!
素晴らしきそのネームセンスは抱腹絶倒!
変態って何て楽しいんだろう!
この漫画に普通という言葉は一切ありません。
全てが異常!全てが変態!
可愛いすぎる未亜ちゃんや葵ちゃんに胸をときめかせながら、
今日もこの変態劇を見て楽しむのです。
こういうアホな漫画が出てくるのが何よりも嬉しく、
アホな漫画というのはある意味
心の清涼剤な気がする。
思いっきり笑って、また頑張ろうという気持ちになれる
清々しいほどの変態ロリコン漫画です。
もし読まれる際は
その点を全て承知の上で
ぜひどうぞw
<参考>
⇒
ロリコンは少女を救う・・・か?「ロリコンフェニックス」
⇒
変態の錬金術師「ロリコンフェニックス」
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第5位】
「
君に届け
」
作:椎名 軽穂
「好き」という気持ちが持つ、そのキレイさに気付かせてくれる。
もはや名実ともに
”少女漫画No1”
であろう「君に届け」。
昨年からすでにブレイクしてたものの、今年は更にランキング1位獲得する程の大ブレイク。
当サイトでも何度もレビューして取り上げてるくらいなので、もう説明不要かなーと思います。
しかしながら、もう一度改めて考えてみようかな、と。
これほどまでに多くの人に支持される、
「君に届け」の魅力とは一体何なのか?
それは爽子という主人公の
ピュアホワイトっぷりに尽きる
とも言えるかも。
作中のキャラ達も、そして読者も、気が付けば爽子のペースに乗せられちゃうんですよね。
そこには誰もが持ってる"いやらしさ”みたいなものが全く無く、
あるのは純粋な気持ちのみ。
だからこそ、
憧れてしまうのかも
しれません。
眩しすぎる程キレイな、その気持ちに。
きっと誰もが感じた事のある
“好き”という気持ち。
けどそこには単純な好意だけではなく、もっと色々な感情が含まれています。
そしてその中にある
純粋な想いを抽出して描かれるその世界
に、
自分の中にある気持ちを重ねた時に感じるその切なさ。
それが、
自分の心をチクリと刺す
のです。
「すこし…………うれしくなかった…?」
一つ一つ解かれていく「好き」
という気持ち。
その一つ一つが、僕らの胸を熱くさせる。
恋がこんなにも痛く苦しく、けれど嬉しい理由を思い出させてくれる。
それらが
決していやらしくなく、爽やかに描かれてる
のはまさに爽子のキャラによるもの。
そんな爽子を囲むキャラ達がこれまた爽やかで、もー。
意地悪だと思ったキャラも、やっぱり根はいい子で。
見てて、全く不快感を感じないこの作品は、
どこまでもピュアホワイトー!!
そして気が付けばどっぷりと
「君に届け」ワールドの中に入り込んでしまっています。
まるで“ゾーン”の中に入り込んだかのごとく、周りを全く感じなくなってしまう。
そう、これが
「君に届け・ゾーン」
なのかもしれません。
このとても不思議な感覚をまだ味わってない人には、是非味わってほしい感覚なのです。
君に届けで、
心の洗濯をしよう。
“少女漫画No1”の名は伊達じゃない。
間違いなく万人にオススメできる、これぞ王道!これぞ恋愛!
「好き」という気持ちの教科書
としてもオススメできる名作なのです。
<参考>
⇒
「君に届け」は心の浄化漫画です。
⇒
「君に届け」〜伝えたい、生まれてしまった、だいすきの気持ち〜
⇒
友達になりたい・・・そんな貞子の切なさ全開!「君に届け」第2巻が泣けます
⇒
神職人さんによる「君に届け」MAD。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第4位】
「
ニコイチ
」
作:金田一 蓮十郎
今、一番面白い女装モノ(?)はこれだ!
怒涛の展開!
とはまさにこの漫画の為にあるような言葉。
何と女装をし、
母親として息子を育てつつも
、同僚の女の子と恋愛をしていく物語。
(勿論息子には女装は気付かれてない&同僚にも気付かれてない)
そんな複雑な(?)人間関係ながらも、異常な程テンポよく進む物語。
どんどん泥沼にハマっていく
主人公・真琴(♂)の慌てふためきっぷりがとにかく面白く、
そんな真琴が好きな同僚・菜摘さんには女装時の真琴を好きになられちゃったりと、
目まぐるしく展開が変わっていく様が実に読者を飽きさせないのだ。
これはもう設定の勝利と、そんな
設定を最大限に生かしたストーリーの上手さ。
読者も予想しない方向にどんどん転がっていくだけに、
気が付けばあっという間にのめり込んでしまう。
暴走しそうな物語が、実に見事に収束していくその様
は見ていて圧倒的にキモチイイ。
まさに作者・金田一先生の
神業とも言えるストーリー展開
はぜひ一見の価値アリだと思う。
「お別れのキスしちゃった」
「うおおおおおおおおおおお、
なんだこの可愛い生き物は〜〜!!??
」
そして何よりも必見なのが菜摘さんのこの可愛さ。
真琴が悶えるのも納得の、絶大なる可愛さ
を誇る菜摘さんが大好きです!!
男モードの真琴に対しての冷たさと、
女モードの真琴に対しての甘えっぷりのこのギャップ!!
堪らん!
これはもう堪らんのだよ!!
こんなに可愛いのにこれがまた
エロいから困る。
キス魔な菜摘さん。キス魔っていい響き。キスしたい。
俺も菜摘さんとキスしたいよ!
・・・ってな具合に悶絶間違いなしの、
菜摘さんの可愛さこそが一見の価値ア
リかもしれない。
ただその可愛さの裏側に潜む、芯の強さ・・・いやむしろ脆さか?
その
危うさ具合が、この物語にほどよい緊張感を与えててハラハラする
のがまた、
この作品の面白さを加速させてるのかなーとも思ったり。
この先、物語はまた思わぬ方向へと進んでいく。
そして最後に待ち受ける
最大の難関
に対して、真琴は一体どう立ち向かうのか?
「女装+恋愛」というテーマを描いてきた作品は数あれど、
そこに
「子育て」を組み込んだ作品はこれが初めてだろう。
前代未聞の設定は、まさに前代未聞の面白さ。
これぞ
新世代の女装ラブコメディ!!
女装属性が無い人にも超絶にオススメです。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第3位】
「
みつどもえ
」
作:桜井 のりお
小学生、三つ子、ぱんつ!の三拍子(?)揃った“萌えの一歩先”にいる作品。
この作品はね、もう
何から何まで全部好き
なんですよね。
ショート故の素晴らしいテンポの良さや勢い、ネタのセンス、キャラへの愛情・・・
最初から最後まで
ハイテンションで走り抜けるこの爽快感!
随所に盛り込まれたエロネタも、小学校が舞台になってるからこそ微笑ましいというか、
いやむしろ生々しいのに爽やかに展開されるエロと言うべきか?
それにしても、
どの話から見ても見事に面白い!
巻を増す毎に加速していく面白さ。
「みつどもえ」がスゴイのは、同系統のネタ(オチ)でも
全然うんざりしないんですよ。
鉄板の
「みつば×杉崎(逆もアリ)」ネタ
は何度見ても楽しいし、
ふたばの破壊オチとかもその悲壮っぷりにいつも笑わせてくれる。
どうしても「小学生がエロネタやってる漫画」という所だけが取り上げられがちですが、
この漫画の真髄は
もっと他のところにあります。
いや、素晴らしいのは勿論エロネタなんですけど、
とにかく
それを軸とした話の作り方が上手すぎる
んですよ。
とにかくどの話も
その“オチ”の見事さ
にびっくりするハズ。
だからテーマ的には軽いハズなのに、1巻通して読むと色々とボリュームがあるんですよねぇ。
1話1話が充実してるというか、しっかり満足できる作りになってるので、
1巻通して読んだ時の満足感はかなり高い
のではないでしょうか。
そして何よりこの漫画に欠かせないのが
「ぱんつ」へのこだわりですよ!
おそらく1巻辺りのぱんつ登場枚数は
歴代ぱんつ作品の中で最高
ではないでしょうか。
それぐらいの大量のぱんつが誌面いっぱいに溢れ返っています。
しかしそれでも
この漫画にはパンチラは無い。
(厳密に言うと、ちゃんと穿いてるパンチラは無い)
恐ろしく徹底されたそのこだわりは、もはや
職人芸の域。
作られた作者の意図的なパンチラではなく、
読者の頭の中で、
妄想として繰り広げられるパンチラ。
それは僕らが普段悶々としてるぱんつ妄想を、この漫画でも感じる事が出来るのです。
生半可、ぱんつが沢山出てくるだけに、
その妄想度合いといったら半端じゃない
ですよ?
そしてやはり最後に言いたいのは、
最高に愛すべきキャラたち。
丸井家の三つ子たちをはじめ、クラスメイト、先生、パパといった強烈な個性を持つキャラ達が、
所狭しと暴れまわるわけで、いやむしろ完全に暴走しちゃってたりするわけで、
そりゃもう面白くないわけがないです。
この面白さは、快感ですよ。
“ぱんつ”と“おっぱい”だけでこれだけのネタを展開できるのは、間違いなく「みつどもえ」だけ。
萌えの一歩先にいるこの作品のギリギリなセンス
を、是非堪能してください。
<参考>
⇒
諸君、可愛い三つ子の女の子は好きか?よろしい、ならば「みつどもえ」だ!!
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第2位】
「
WORKING!!
」
作:高津 カリノ
伊波さんに、悶えよう。
当サイトでも過去に特集をしたぐらい、
伊波さんの可愛さにメロメロです。
いやー、可愛いなぁ、もう!!
っていう台詞を読んでる最中に軽く20回は発言します。
勿論(?)その台詞を言いながら床を転がりまくる始末。
今年最高に悶えさせられたキャラ
です伊波さん。
・・・と、伊波さん伊波さんばかり言ってますけど、
他のキャラたちも負けず劣らずの素敵すぎる可愛さです。
八千代、山田、ぽぷら、更には小鳥遊シスターズ
・・・
そんな女の子たちに振り回されたり振り回したりする男性キャラたちも不憫さ抜群!(ぇ
とにかくそんなに
愛しすぎちゃうくらい素敵なキャラたちが繰り広げる4コマ
こそが、
ファミレス4コマ、「Working!!」なのですよー!
それにしてもやっぱり
伊波さんは可愛いなぁ。
ごろごろごろ。
・・・と、伊波さん萌えは散々前に語ったのでこれくらいにしておきまして、
4コマとしての完成度も高い
のが「Working!!」の魅力でもあります。
強烈なキャラ達ゆえの、
分かりやすい起承転結
が何とも読みやすく、
これまたあっという間にサクサク読めちゃうんですよね。
更には、この作品
けっこう登場人物が多い
んですよ。
ファミレス内だけでもホール・厨房・店長・オーナーとそれぞれいますし、
小鳥遊家を始めとする、それぞれのキャラ達の家族たちもまた個性的。
何つーか、
一度見たら忘れないインパクトがある
んですよ。
そういうインパクトを、
それぞれのキャラに持たせてるのが何とも素晴らしい
です。
まさにこのキャラ達を産み出した時点でもう面白さも確定してるんですよね。
ちなみに
Webでは別設定での「ファミレス4コマ」が連載されてる
のですが、
そっちのキャラ達も
これまた濃い
んですよ。
個人的にはWeb版もかなりオススメ、いやむしろ
ややアダルトなおまけ版もある
だけに、
かなりオススメかも。小鳥遊くんと伊波さんも最終的にはああなるのか・・・な?
ヤング誌に連載されてる以上、いつかきっと辿り着いてくれると信じています。
とにかく強烈な面白さを誇るファミレス4コマ「Working!!」を、強烈にオススメしておきます。
貴方は誰に悶えますか?
<参考>
⇒
伊波さん(に悶える)の為の「WORKING!!」講座
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第1位】
「
HUNTER×HUNTER
」
作:冨樫 義博
悔しいけど、面白い。
今年1年半振りに再開されたハンターを読んだ人たちが、
口を揃えて言いました。
1年半も放置されて、もう読者も見放したハズなのに、
帰ってきたハンターの面白さは
他のどの漫画をも凌駕する面白さ
でした。
ちょうどジャンプのテンションが下降気味な時期だったからこそ、
漫画の純粋な面白さを放つハンターの魅力
が、
乾いた読者への心にあっという間に浸透してしまった・・・
この秋の出来事を表すのであればこんな感じでしょうか。
だって、会社行く前にハンターの続きが読みたいが為に、
月曜の朝早くに起きて、まだ夜明けくらいの時にコンビニに行って嬉しそうにジャンプを買う姿。
それは俺です。
それぐらい、ハンターの続きが楽しみで仕方ありませんでした。
この感覚は、
「デスノート」の続きを楽しみにしてた時のあの感覚
です。
まさに久々に感じたワクワク感なのでした。
言うならば
たった10週。
コミックスにして約1巻分にしか過ぎない長さです。
作中の話も進んだのは
僅か数分と数秒に過ぎない
という始末。
しかしその10週に、その数分の描写に、
驚くべきぐらい凝縮された面白さが詰まっていた
のです。
読んでるだけで息が詰まった、その
圧倒的なネームセンス。
かつてこれほどまでに緊張した事があっただろうか。
1ページ、1ページ捲る度にドキドキする。
もう、いつ何が起こるか分からないのだ。
それを今まで痛いぐらいに思い知らされてきたからこそ、感じるこの高揚感。
漫画でここまで表現できるのか!
というぐらい、別次元の面白さだったのです。
「天才」
という言葉だけで片付けるのは乱暴かもしれませんが、
やっぱり
冨樫先生は天才なんだなー
と思います。
そのデビュー作からずっと見てきただけに、ここに来て完全に昇華された感があるというか。
1年半も休養したのだからこそ、描けるこの密度なのかもしれませんが
この面白さをまた見る事が出来るのであれば、
また1年半休んでください!
とか言ってしまいそうになる。またそんなに待たせれるのは御免ですが。
かの久米田先生も
「冨樫先生は嫌な子です」
というぐらいの絶賛っぷり。
ほぼ全員が全員、「面白い」というのだから本当にすごいです。
(勿論、受け付けない人も絶対にいるのが世の常でもありますが)
とにかく今思うのは、この素晴らしい作品を
ちゃんと完結してほしい
という事だけ。
そして10週連続のラスト、冨樫先生は巻末コメントで以下のように述べてました。
>近くまた戻ってきます。
なるべく早く帰って来ます。
頑張ります。
・・・
冨樫先生のコメントは大体嘘が多い
んですが、
今まで何度となく騙されてきても、やっぱりすがるように信じたくなってしまうのです。
その面白さに、騙されたい。
まさにこれは
冨樫中毒。
その面白さに快感を感じてしまったからこそ、
もう離れられないんだなって思うのです。
悔しいけど面白い。
その言葉に、
読者からの愛
が込められてます。
こんな漫画家は後にも先にも、きっと冨樫先生だけなんだろうなぁって。
そのお帰りを、ご主人を待つ犬のように待ってます。
今年一番ワクワクさせられた漫画は、
悔しいけど「ハンター×ハンター」でした。
<参考>
⇒
キルアは何故“龍星群(ドラゴンダイブ)”を知っていたのか?
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
というわけで「2007年ベスト30」の発表でした!!
さてここからは「+10」の作品をご紹介していきましょう。
題して・・・
■
【2007年光ってた&2008に期待したい10作品】
惜しくもランクイン出来なかった良作・傑作たち。
最初に述べたように、ランキングに関してはフィーリングなので、
もう一度作り直したらここから紹介する作品が普通にランキングの中に入ってくると思います。
それぐらい甲乙つけがたい素晴らしい作品たちです。
今年その活躍を期待する作品や、
2007年にその輝きを魅せてくれた作品、
そんな10作品をここで簡単にご紹介したいと思います。
それではドーゾ!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
ブラッドハーレーの馬車
」
作:沙村 広明
これはすごい。けど勧めたいけど勧められない。けど読んでほしい。
とあるサイト管理人さんからそう言われた時、
この作品を読んでみたいと思った。
そして読み終わった後、全く同じ事を自分は思う事になる。
けれどこの作品を語るには、自分の語彙力も含めて
何かが足り無すぎる。
恐ろしい程陰鬱な気分になり、絶望さえも感じてしまうかもしれない。
そこに救いは欠片もなく、
残酷な結末だけが存在する。
今もう一度、改めて読んでみたらまた再び同じ所へ舞い戻った。
この気分を一体どんな言葉で表せばいいのだろうか。
一つ言えるのは、フィクション漫画で、これだけの気持ちにさせてくれる作品というのは
ある意味
マンガとして素晴らしいのではないか
と。
読者に絶望な結末だけを想像させるその手法は決して新しいものではないけれど、
この絶望の深さだけは衝撃的
かもしれない。
この後に来る少女の悲劇を、
貴方はどう想像するだろうか?
おそらく、
貴方が想像した通りの絶望が少女を襲う。
だからこそ、これを一体誰に勧めればいいのだろうかと悩む。
しかし、ここまで書いたのを承知の上、それでも読みたいと思ってくれたのならば
一度是非手に取ってみる事をオススメしたい。いや、
オススメできない。
どっちなんだ。
輝かしいほどの希望が、恐ろしいほどの絶望へと転落する、その
狂気とも言える落差。
黒い何か
が、胸を痛いほど締め付ける。
この作品から貴方は一体何を見い出すだろう。
絶望の中に咲く、小さな優しさ?
そんな優しささえも踏みにじられる、更に深い絶望か?
運命は残酷だ!
・・・なんて思考にまで達してしまうこの作品。
やっぱりオススメできません。けど気になった人は是非読んで見て下さい。…
忠告はしましたよ?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
GAMBLE FISH
」
作:青山 広美/画:山根 和俊
今、大きな注目を浴びてる常識外れのギャンブル漫画!
ネット界でも多くの人達に愛される作品。
ギャンブル漫画の真髄は
“どれだけ狂ってるか”
を描けるかどうかだと思います。
そういう意味では、この作品は
"知的な狂気”
を見事に描いており、
それこそが読者の心をひりつかせます。
登場するのは
一風変わったギャンブル
ばかり。
そんな中でも圧倒的に不利な条件の中、
悪魔的策略
で勝ち進んでいく主人公が何とも見てて気持ちがいい。
「この指を賭ける」
この指賭けにすら、その悪魔的策略は潜む。
勿論、全ては推測によって組み立てられるロジック。
100%成功する保証はどこにもない。
そう、絶対勝てるギャンブルなど、イカサマをしない限り存在しないのだ。
その真理を、この作品は示してくれる。
イカサマVSイカサマ。けれどその先にあるのは
ギャンブラーとしての魂を賭ける戦い。
ひりつきますよ、この狂気には・・・
んで、敵方の
アヴィ先生。
これがまたショッキングなキャラなだけに、是非一見の価値アリ。
そして見逃せない
お色気要素。
山根節全開ィイイイ!!
と叫びたくなるようなその色っぽさは、まさに
ギャンブルの華。
色んな意味で心を焼き尽くす、この新時代ギャンブル漫画は要チェックですよ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
メイド諸君!
」
作:きづき あきら+サトウ ナンキ
やっぱりきづき作品は痛かった。
僕らが目を背けている事に、
ズバズバと切り込んでくる
きづき作品。
過去に沢山痛い目に合わされてる人も多いだろう。
んで、この「メイド諸君!」も最初そんな覚悟で読み始めた。
・・・ん?
そんなに痛くないぞ?
1巻を読んだ時に感じたのはそんな気持ち。
これは単に、田舎から出てきた少女がメイド喫茶で働いて、
多少社会勉強をしていき、成長していく漫画なんだ・・・って思った。
いや勿論多少の痛みはあるものの、
自分に直接降りかかってくる痛みじゃなかった。
だからその傷は、限りなく浅い。
「なんで処女じゃないんですか!?」
アイタタタタ・・・
うおおおおい!
刺さった!
これはグサリと刺さったぜ!
ここだけじゃなくて、この前後諸々色々と刺さりまくったぜ!
き、きづき先生・・・ちょ、これは・・・
「
ヨイコノミライ
」で散々痛めつけられたクチなので、
色々予防張って読み始めた「メイド諸君!」がついに
その本領を発揮した3巻。
やられました。
僕らの薄っぺらいガードを軽々突き破って
、それは心に突き刺さります。
それでもやっぱり面白い。
人が目を背ける部分に、深く切り込んでいく作品はやっぱり面白いのだ。
だって、
そこは誰もが興味を持つ場所でしょう?
そこには、自分自身が映ってるのだから。
自分を見る事くらい、面白い事はない。
メイド喫茶モノとして読み始めても全然問題ない。
舞台はメイド喫茶。そこで繰り広げられる人達の関わり。
それを
生々しいと感じるか
、それとも
幻想と感じるか。
それは読み終わった後の、
貴方の心の痛さで分かる
と思います。オススメ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
フルセット!
」
画:梅田 阿比
このバレー漫画が、アツい。
今年はバレー漫画の当たり年
だったなーと思います。
この「フルセット!」のほかにも、今や
バレー漫画の代名詞
とも言える「
少女ファイト
」、
そしてベテラン
大島司先生
が描く「
アタック!!
」と、
同時期にこれだけのバレー漫画の名作が揃うのもまた珍しいなぁとも。
そんな3作品の中で、一番面白いのは「少女ファイト」。
けど
一番アツいと感じたのが、この「フルセット!」
だったんです。
「でも…ぼくの"ゼッタイ”が、勝つ!!」
何ていうか、
熱っぽいんですよ
この作品。
若干じめっとした体温を感じる事が出来るというか。
けどそれってスポーツをやる時に、
心の中に秘める気持ち
だなぁって思って。
そんなアツさを誌面全体から感じる事が出来る
のがこの「フルセット!」の魅力ですね。
虚弱体質でいじめられっ子だった主人公が、
バレーを通じて仲間と出会い、そして強くなっていく。
もう
王道中の王道展開
なのに、何故かここまでアツく見えるのは、
この時代だからこそこういった直球的な漫画が少なくなってるからかもしれません。
そしてこの作品でもう一つ注目したいのが
女の子の可愛さ!
っつーか
日野ちゃんの可愛さですよ!
かなり好きです。大好きです!(2巻の表紙になってる子ね)
妙にね、こうね、
色っぽすぎるんです。
さっきの熱っぽい表現は、女の子の色気的な表現にもバッチリ活かされており、
何つーか
クラクラします、その可愛さに。
しかし惜しむべくは、登場回数がかなり少ない・・・
梅田先生、女子バレー編とか書かないですかね?w
王道が故に求められるアツさ。
この漫画から湧き出るアツさ
を是非感じて見て下さい。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
バーバーハーバーNG
」
作:小池田 マヤ
メルへん再び!!
モーニングで好評連載されていた「
バーバーハーバ
」の住人たちが帰ってきた!
しかも、時は流れ、
10年後の彼らたちが再び描かれる!!
勿論メルへん付き!
この漫画を読むには、その前作「バーバーハーバ」を読んでからじゃないと、
全く分からないと思いますし、そうじゃないと
この魅力も伝わらない。
個人的には正直、最初は全然普通だなぁって思ってたんですよ。
1〜2巻辺りまでは。何せ登場キャラがコロコロ出てくるので、覚えきれなくて。
けど
3巻辺りから魅せる魅力は正直トンデモナイ。
何だこの
愛すべきキャラたちはー!
大阪の実在する都市でもある千里を舞台にした、
ほのぼのとした町内に住む人達を描いた、
ほのぼの4コマ。
けどそこには恋愛もアリ、夫婦の喧嘩もアリ、大人の話もアリ、子供の話もアリ・・・
たーくさんの人の温かさが詰め込まれてる作品に、
気が付けば病み付きに
なっちゃってます。
巻が進めば進むほど、そのキャラ達を愛してしまう事間違いなし。
やっぱり漫画ってのはキャラが大事なんだなぁというのを再認識してしまうのです。
その作品の面白さは、
そのキャラへの愛が大きく占める
と。
一番好きなのは、
美少女・智子ちゃんです。
全くメルヘンじゃねえw
この智子ちゃんが、
美少女でモテモテなのに報われない恋の為に頑張っちゃったり
、
けどやっぱり報われなくて涙してる所とか最高です。
ちなみに主人公は彼女じゃないですけれども・・・
この「NG(ネクストジェネレーション)」では、
主人公カップルである
二人の子供たちが活躍するお話。
あのキャラたちの子供がー!と感慨深くもなりますが、
やっぱりこの作品で一番面白かったのは
大人たちの恋愛・夫婦愛模様
でした。
優しい大人の恋愛の形を、しっとりと、しみじみと、ほんわかと魅せてくれた名作でした。
だから、また今度は10年後の東子&皆人カップルや、その他のカップルたち、
特に
智子ちゃんの恋の行く末
とか、そういったものをもう一度見てみたいなぁと思います。
なので是非また描いてほしいですね。
この
優しい大人の世界
を、是非一度覗いてみませんか。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
勤しめ!仁岡先生
」
作:尾高 純一
上原に・・・上原に惚れた!(ぇ
1巻が個人的に超ツボに入った「仁岡先生」でしたが、
2巻は正直最初「あれ・・・?1巻の時に感じた面白さがない・・・?」って思ったんですよ。
けどそれもこれも
中盤からの上原の活躍で全て吹っ飛びました。
このキャラはいい。
上原がとてもいい!!
「じゃあ脱げ」
ハイ!脱ぎます!
・・・って思わず言ってしまいそうになります、その表情を見てると。
2巻で
完全に覚醒したなぁ。
思わぬところから生まれましたね素敵キャラが。
全体としては子供嫌いな仁岡先生の設定が段々生かされなくなってきたのと、
可愛いモノ好き河原先生の威力がちょっと減、その代わりの弟キャラがうざいなど、
1巻の時の勢いが好きだっただけにちょっと残念
な点も。
けど終盤に出てきた
新キャラがいい感じ
なので、やっぱり3巻も期待しちゃうのでした。
っつーか
3巻の表紙は上原で
御願いします。
<参考>
⇒
子供が嫌いな先生VSとっても可愛い不良生徒!「勤しめ!仁岡先生」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
とめはねっ!
鈴里高校書道部
」
作:河合 克敏
まさか書道で来るとは・・
・
「
帯ギュ
」「
モンキーターン
」が大好きで、
河合先生の大ファン
でもある身としては、
次に選んだのが書道というのが何とも意外すぎでした。
いや、けど
河合先生らしいなぁとも同時に感じたり
して。
とにかく一般的にマイナーな、
そういったモノに光を当てていくスタンスが好き
だからこそ、
俺は河合先生の作品に惚れていったわけで。
「帯ギュ」の、楽しそうでイキイキとした学校生活の雰囲気が何よりも大好きだっただけに、
また舞台が高校に戻ってきてくれてむっちゃ嬉しいんですよね。
しかも今回は体育会系ではない、
文化系がテーマ。
躍動感を武器にする河合先生が、書道に対しどう挑んでいくかを期待してたのですが・・・
そこはさすが河合先生、
見事なまでの描写でした。
やっぱりすごいなー、って思うのは
読んでて書道したくなっちゃうところ
なんですよね。
河合先生はいつも読者の心を掴みます。
やってみたい、こうありたいっていう心を、ツボを、ガンガンに刺激してくれる。
うっすらとある見えない壁を取り除いて、
その魅力を余す事なく見れるようにしちゃうというそのスタイル
こそが、
河合先生の作品が多くの人から愛されてる理由だろうなぁとも思います。
そして今回のキャラたちもクセのある奴らばかり。
独特のノリも勿論健在
で、往年のファンも楽しめる仕掛けがあちこちに。
何よりも
また柔道シーンが見られる
とは思ってませんでしたよ!
書道はこんなに面白い!作品全体からそんなメッセージを放つこの「とめはねっ!」は、
河合先生の新たなる挑戦。
是非その新境地を覗いてみてください。
<参考>
⇒
筆をギュッとね!河合克敏先生が書道マンガ「とめはねっ!」で復活
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
ごてんばチアリーダーズ
」
作:宗我部 としのり
ここここ、このパンツはけしらかんね!
前代未聞(!?)の
チアリーダーたちの青春
を描いた作品!
これがまた
青春とエロスが混ざり合い
、見事なハーモニーを奏でてる作品です。
青春で突っ走った先にある、ほとばしる汗と、そしてエロ。
堪りません。この作品は堪りませんよ!
ちなみに先ほども挙げた河合先生が、
弟子の単行本のオビに寄せた推薦文がこちら。
>宗我部くんは俺の仕事を2年間、手伝ってくれた。
>その時
「パンチラの角度はこう」
とか、
「女の子のエッチな表情はこう」
とか
>全然教えた覚えはない!
あけっぴろげ過ぎだぞ、宗我部くん!
この推薦文で
即購入が決定されました。
河合先生この作品に出会わせてくれてありがとう!!
おっしゃる通り、こんなにムッチリとしたエロスが沢山詰まってて、
けれど
青春してるスマイル100%!!
なこの作品に出会えて俺は幸せです!!
制服姿でも必死にぱんつ隠しながら応援しちゃう・・・その姿に
全俺が涙した!
そして制服姿でのパンチラを期待する群衆。そして読者。そして俺。
チアリーダーは普段
見せパンというけしからんパンツ
を穿いてるだけに、
スカートで足を思いっきりあげるという事に抵抗がないわけなんですね。
いやむしろ
それこそが自然な姿
なわけですよ!
つまり熱中してきたら・・・
ビバ!チアリーダー!
・・・とかエロな点ばかりを紹介してきましたが、
勿論チアリーダーの事を真面目に描いてる作品です。
その大変さ、裏方の苦労等々もしっかり描かれており、
エロ目的で入ると痛い目に合うという
俺の末路みたいなエピソード
もしっかり描かれたりと、
青春体育会系部活モノとしてもしっかり楽しめる作り
がこれまた嬉しい。
勿論河合先生の血を受け継いでる宗我部先生は、
2巻であの
伝説のアレ
を・・・やってくれました。
河合先生⇒モリタイシ先生へと受け継がれた
、アレですよ。
柔道着に
・・・おっと。分かる人は分かってくれる、
全男子のロマンがまたここに新たな伝説を刻んだのです。
というわけでもう
理性抜きで(?)オススメしたい
素敵な作品です。ぜひどーぞ!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
キングダム
」
作:原 泰久
この大河ロマンは素晴らしすぎる。
YJで連載されてる作品の中で、
1・2を争うぐらい好きな作品。
最初は全然普通だったのに、途中からメキメキと面白くなっていき、
今では
そのドラマの作り方に感動すら覚える
ぐらい。やばいですコレ。
中国がまだ群雄割拠だった時代を描いたこの作品は、
中国統一を目指す秦の始皇帝と、その周りで奔走する者たちのドラマをとことん描く。
それは
政治から合戦、それぞれの過去に至るまで徹底的に描ききる。
どのパートも、これまた加速度的に面白くなっていくその展開がもう堪らないんですよ。
戦争シーンの臨場感
は、正直震えがくるほどです。
聞くと原先生は何と
井上雄彦先生と師弟関係にある
という話。
成る程、それも納得すぎるほどのこの迫力がありすぎる描写は圧巻の一言です。
さらにそこに組み込まれてくるのは緻密な策略、そして数々の思惑。
それらが複雑に入り混じった合戦が、
見ていて何と楽しい事か。
そしてそれを
ぶった斬る絶大な武力。
うおおお、
これはアツい。
まだ鉄砲とか大砲とかそんなものが無い時代、
己の腕のみで戦っていく戦士たちの姿が途方もなくカッコイイ。
これはまさに
大河エンターテイメント。
この楽しさと美しさに、是非酔いしれてほしい。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆
「
金色のガッシュ!!
」
作:雷句 誠
サンデーを7年間、支え続けた作品の終焉。
間違いなく連載されていた7年間、
サンデーの顔はガッシュだった。
少年漫画の超王道ながらも、一捻り加えた設定とアイディアがその面白さを支えた。
実力が伴った、
まさにこれぞ看板作品
と言えるものだった。
そんなガッシュも昨年見事なる円満終了を迎える事となる。
・・・が
サンデーの扱いが最後ちょっとアレ
だったのは個人的にもどうかと思いましたが。
表紙とか特集とか一切なしで、
ある意味ひっそりと終わってしまったガッシュ。
ちょっと寂しすぎるよ・・・
7年間も支えた功労作品に、
しっかりとした花道を残してあげてほしかった
なぁと。
「別れは悲しみだけではない…次にまた大きく成長するための旅立ちだ」
ホントに最後までしっかりと、
ブレずに描ききった
なぁと思います。
ただVSクリア編は、最初ちょっと戸惑いましたが、
最後のあの展開に繋がったと思えばそれもまた納得。
正直
涙なしでは読めないですよアレは・・・
まさに
少年漫画のお手本とも言うべき作品
でした。
某雑誌のように、変な引き伸ばしをしなくて本当に良かったな、と。
(魔界編とか始まったらどうしようかと思ってたので)
この作品はここで幕を閉じるのが何よりもキレイな終焉でしょう。
雷句先生、
本当に本当にお疲れ様でした。
次回作をむっちゃ期待しております。
これが、少年漫画だ。
この本物のアツさ、未体験の方には是非触れてほしいアツさです。
--------------------------------------------------------------------------
<参考>
⇒
「マンガがあればいーのだ。」が選ぶ、2007年マンガベスト30+10!(前編)
⇒
マンガがあればいーのだ。的、2006年マンガベスト20!+10!
⇒
「マンガがあればいーのだ。」的、2005年マンガベスト20!!
⇒
「オトナファミ」と「このマンガがすごい!」のランキングを検証してみた。
⇒
Amazon.co.jp 本: Best Books of 2007
いかがでしたでしょうか。
前編と合わせるとかなりのボリュームだったので、
読むのにも一苦労だったのではないでしょうか。
いやー個人的にもかなり疲れました。
あれですね、紹介したい作品が沢山あるからって
安易に増やすもんじゃないね
・・・(遠い目)
本来であれば
2007年中に発表する予定だった
んですが、
バタバタしててこんな時期の発表になっちゃいました。
スミマセン。
けどなかなかレビューの出来なかった2007年だからこそ、
皆さんにご紹介できてなかった作品を色々語れたので嬉しかったー。
今年は一体どんな素敵なマンガに出会えるでしょうか。
それを思うだけで、またワクワクしますよね。
面白いマンガは、明日への活力になる。
沢山のエネルギーが詰まったマンガを、もっともっと沢山読んでいければと思います。
皆さんも、
是非素敵なマンガに出会えますように。
願わくば、
その橋渡しが出来れば更に幸い
です。
<おまけ>
「
オナニーマスター黒沢
」・・・もホントはランキングの中に入れたかった。これぞ傑作。
--------------------------------------------------------------------------
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最終巻です。
大亜門先生に敬礼
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■番外編その1。
この作品の打ち切りもまた衝撃的な出来事の一つでした。
今はただ、そのお帰りを待ち続けるのみです・・・
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■最後を締めるのはやっぱりこの作品。
これだけは別格です。
念願の
アニメ化されたのも2007年衝撃ニュースの一つ
でしたね。
おめでとうございます、久米田先生・・・
2008年も
暴れまわってくださいませ。
2008/01/23 21:58
|
コミック感想
|
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「どきどき魔女神判!」のせいで更新遅れます(ちょ
2008年01月20日 (日) |
編集
|
すみません・・・
「
どきどき魔女神判!
」に
読み耽ってしまったので
更新遅れます。
それにしても
八神先生
・・・
以前の記事でも一度特集しました
が、突き抜けちゃったなぁ。
いや個人的には素晴らしい突き抜け方ですけれども。
しかし
噂通りかなりはっちゃけてる
作品。
随所で色々フきましたよ。
どんな漫画なのかは、
「おふらいんVer2」さんの記事を参照
するのが一番いいと思います。
このゲーム自体はやった事ないんですが、
ホントにこんなゲームなんですか?w
個人的にはこの話が一番フきました。
「そっ・・・そのコントローラーって!」
この発想は無かった・・・っ!
八神先生、
少年誌の限界に挑みすぎ
ですよ!
もはや
エロを超えた感動すら覚えた
何がすごいって、
全編ほとんどこのノリで描ききった
のが素晴らしすぎです。
全てを吹っ切った感じがひしひしと伝わってきて、逆にもう清々しい。
こんなアホなノリは最高に好き。
毎年毎年
”笑えるエロ”
な作品が出てきますけど、
今年はこの「魔女神判」ですでに決定かもしれれません。
・・・とかこんな事書いてたら
「2007年ベスト漫画・後編」の更新が遅れました。
すみません。
ちょっと遅れまして、予定では22〜23日くらいの更新予定になります。
もうちょっとだけお待ち下さいネ。
全部八神先生が俺のツボを刺激しすぎたのが要因です。
八神先生は最高だよ!
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「マンガがあればいーのだ。」が選ぶ、2007年マンガベスト30+10!(前編)
2008年01月15日 (火) |
編集
|
マンガはやっぱり面白い。
そうしみじみと感じさせてくれた1年でした。
実は2007年は圧倒的に飛び抜けた作品が無かったと個人的には感じています。
ただ、その分
多くの作品に光が当たった年だった
とも。
日々沢山のマンガが生まれる中で、
光輝く作品たち。
一つでも多く、その光を浴びたいと思うからマンガを読み続ける。
その光は、日々の生きるエネルギーをくれる。
マンガの持つエネルギーは、
時に自分の人生を変えてしまう程
なのだ。
だからマンガは面白い。そんなマンガに、死ぬまでに
あと何回出会えるだろう?
というわけでそんな沢山のマンガの中から、
マンガがあればいーのだ。が選ぶ2007年ベストマンガ
。
今年は更に拡大して
ベスト30+10作品の計40作品
をセレクトしてお届けします。
かなりボリューム満点なので、お時間のある時に是非ご覧下さい。
もし気になる作品があれば是非読んでみる事をオススメします。
良い作品は一期一会。
何か感じたものがあれば、
是非その作品に触れてみてください。
きっと、貴方に新しい何かをもたらしてくれるハズです。
というわけでいきましょう!
対象は
「2007年に単行本が発売した作品&連載された作品」
です。
それではドーゾ!
※諸事情により、今回は
「前編:30位〜11位までの発表」
とさせて頂きます。
後編に関しては近日公開予定です。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第30位】
「
大東京トイボックス
」
作:うめ
昔ゲームが好きだった、全ての人へ。
小学生の時の夢は
「ゲームクリエイターになる事」
でした。
勿論“ゲームクリエイター”が何をどうする人なのか、よく分かってない上での願望です。
そんな漠然とした夢を持つぐらい、
ゲームが好きだった
んですよね。
けれど社会人になった今、ほとんどゲームはしなくなりました。
これはそんな
ゲームを忘れてしまった人に向けた物語。
ゲームが好きで好きで堪らない。
だからゲームを作る。
そのアツい想いでゲームを作る。
勿論魂だけじゃゲームは作れない。いや、作れても売れない。
そんな葛藤と戦いつつも、"ゲームクリエイター”たちは
面白いゲームを
日々求めて作り続ける。
「おもしろいゲームを、つくることなんだよ!」
その至って
シンプルな魂がぶつかり合う様
が、くどいくらいに描かれる。
ゲーム業界の裏側もしっかり描きつつも、忘れてた何かを思い出させてくれる。
如何にしてゲームは作り出されるのか。
それを知りたい人に是非オススメしたい作品。
ちなみに前作「
東京トイボックス
」から読まないと
よく分からないかも。
要注意。
更に
"クリエイター”という視点
で描いた作品という意味で、
「
WAVE
」という最近発売された作品も一緒にオススメしておきます。
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【第29位】
「
ラバーズ7
」
作:犬上 すくね
にやりんぐラブコメの決定版!
犬上先生の作品では
一番巻数が多かった「ラバーズ7」
もついに完結。
1巻の帯が
「女子高生が肉奴隷に!?」
など非常に過激な帯だったのも記憶に新しく、
それに引かれて買ってしまった人も多かったのでは?(それは俺です)
それにしてもなつきが可愛すぎでしたね。
あんな小っちゃくて可愛いのに、妙に強がったりするところとか、
心を許した相手に見せる素顔とか、
ベタなんだけどいい!
犬上先生はそんなベタでも
見事ににやりんぐで転がせてくれるからいい
のだ!
「そんな大きな手で上から押さえつけられたら、
ますます背が縮んじゃう気がするんです!
」
いちいち可愛いんだよなぁ・・・
その行動や表情、まだ未熟な気持ちとか
そういったもの全てをひっくるめて愛おしい。
こういうなつきを可愛いと思う気持ちはオヤジなのかもしれませんねw
何はともあれ
ラブコメとしての質はかなり高い
んですよ。
卓球とかコンビニとか、そんな身近にあるものを上手く取り入れつつ進む物語。
高校生の恋って、こんな風に不器用に進むんだけど、
根底にあるのが純粋な気持ちだからこそ強い
のだと思う。
それに挑むのは30歳オヤジの恋。
そこに純粋さは無いかもしれないけれど、
年を重ねた功がある。
果たしてどっちが勝つのか?
犬上先生珠玉のラブコメの結末
を、是非ご覧下さい。
<参考>
⇒
コンビニ・卓球・最強にやりんぐラブコメ「ラバーズ7」が完結です!
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【第28位】
「
いいなり!あいぶれーしょん
」
作:中嶋 ちずな
おしっこを愛する全ての人に捧ぐ。
(ちょ)
色んな意味で
話題になった衝撃の問題作。
何ていうか、
もう本当に問題作です
よね、これw
「おしっこ」をここまで純粋に求め続けた作品は、まさに「
聖なる行水
」以来だったのでした。
いや、求める方向がまた
更に特殊すぎだった
んですけれども。
「恥ずかしくて赤ちゃん出来ちゃいそうです!」
はこの作品から生まれた素晴らしい名言。
個人的にかなり気に入ってます。
この作品の主人公は
雫石
という女の子。
この子の
おもらしっぷりに注目する
のが普通の楽しみ方なんですが、
以前の記事でも紹介したように注目すべきは他にあります。
そう、姉の薫が
おしっこを我慢するシーン&我慢から解放されたシーン
の事ですよ!
「ああああああ、おしっこがこんなに気持ちいいなんて……」
こんなにイキイキとしたおしっこシーン
は初めて見た気がします。
中嶋ちずな先生は本当におしっこが大好きなんでしょうね。
さすが
“おもらしマエストロ”
の名を欲しいがままにしてるだけありますね!
ちなみに現在「いいなり〜」は連載休止中なんですが、
チャンピオンREDで別の連載が始まるみたい
です。
また
違った視点での濡れ具合
を僕らに魅せてくれるハズ。楽しみにしておきましょう!
<参考>
⇒
2007年上期最大の話題作「いいなり!あいぶれーしょん」が本日発売です
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【第27位】
「
魔人探偵脳噛ネウロ
」
作:松井 優征
ジャンプの異端児!だが正統なるジャンプ漫画。
ネウロという作品は、何かこう、
ワクワクさせてくれる。
何かやってくれるんじゃないか、という期待。
何かしでかずんじゃないか・・・?というハラハラ感。
そしてこの作品はそれに
見事に応えてくれる。
連載開始以来、そのやり取りはずっと繰り返されてきた。
だからこそ、そんな
麻薬のような面白さ
にハマってしまった人も多いのではないだろうか。
奇しくも作中で出てきた
「裏切りくん」
こそが、
作者が求め続けているスタイルなのかもしれないなー、って思った次第で。
「楽しかったなぁ…あの時は」
衝撃度だけで言えば
2007年のベスト5に入るぐらいの回
でした。
何度見ても寒気がします。
松井先生のセンスに震えた回
でした。ただただ僕らはひれ伏すしか無かったのです。
そして、その後綴られた日常編。
のどかな日常が描かれる事によって、この後に起こる惨劇がより強調される。
この作品の恐ろしいところは
何が起こるかが本当に分からないトコロ
。
だからこそ、
普通が一番怖くもある
のです。
すでに最終決戦とも言える段階に来てるネウロ。
下手な引き伸ばしはしないと思いますが、
最後の最後まで僕らの度肝を抜いてくれると信じてます。
そして
この作品は必ず応えてくれる。
だからこそ好きなんですよね。
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【第26位】
「
学園黙示録
HIGHSCHOOL OF THE DEAD
」
作:佐藤 大輔/画:佐藤 ショウジ
翻るスカートと共に楽しむサバイバル・アクション。
突如起こった“バイオハザード”に対して必死にもがく少年少女たちを、
圧倒的な画力で描いた
ゾンビ・サバイバルアクション漫画。
まさにゲーム
「バイオハザード」
を日本のとある町で起こった設定、
という風に置き換えるのが一番分かりやすいかもしれない。
設定や行動に色々穴があったりするのは確かにある。
しかしそれを補って余る程の
“勢い”
ともいえる迫力、がこの作品にはあるのだ。
有無を言わさぬスピード感
で駆け巡る、駆け巡る!!
ゾンビの群れに飛び込んで、けちらしていくその爽快感は読んでて
圧倒的にキモチイイ!
しかもむさくるしい男たちだけじゃない、
お色気たっぷりムチムチな女の子たち
が活躍するんだから、これまた見ててキモチイわけで。
疾走感たっぷりのアクションシーン
にあっという間に引き込まれる
銃や刀で戦う女の子っていうのは何でこんなにも
エロ可愛いんだろうか。
その可愛さに似つかわしくない武器がそこにあるからなのか?
ギャップか?
ギャップなのか?
さて確実に破滅へと向かっていっている物語。
3巻終了時点で、まだ主要メンバーたちは生き残っている。
だからこそ、この物語は
まだ始まってない。
本当の悲劇は、破滅はこれから始まっていく。
ゾンビ・サバイバル・銃アクション。
そのどれかにピンと来るなら、この作品を猛烈にオススメしておきます。
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【第25位】
「
P2!
-let’s Play Pingpong!
」
作:江尻 立真
羽ばたく事の出来なかった傑作。
先日赤マルにて完結編が掲載され、本当の意味で終了してしまった
至高の卓球漫画。
何度でも言いますが、ますますその終わりに納得できなくなってしまいましたよ・・・
最初は
全く期待してなかった。
けどいつしかこの作品が気になるようになり、
いつの間にかなくてはならない存在になっていた。
そして単行本で再び読み返した時、それは
確信に変わっていった。
面白い。
"最速の球技”
の魅力を最大限に見せてくれた卓球シーン。
それぞれのキャラに秘められたエピソード。
綿密に練られたストーリー。
好きになってしまうのに時間はかからなかった。
今はもう自信を持って言える。
「P2!」が大好きだって。
ヒロムが、アキラたんが、お嬢が、その他のキャラ達も含めて皆大好きだって。
だからこそ
悔しい。
彼らのこの先を見る事の出来ない事が悔しいのだ。
「僕にさえそれが少しはあったんだから、川末さんもきっといつか巡り会うよ」
いつかきっと巡り会う。
そんな
巡り会った時の素晴らしさ
を、この作品は教えてくれた。
今はただ、ありがとうと感謝を述べるだけなのです。
願わくば、
単行本での加筆を願って。
いや、もっと叶うのであれば、彼らのこれからをまだ見続けたい。
まだ別れるには早過ぎるよ。
本当に惜しい作品でした。
<参考>
⇒
「P2!」に残された伏線、そして・・・
⇒
お風呂シーンは世界を救う!「P2!」で最強のお嬢キャラ投入
⇒
「P2!」ー巡り合った才能、そして時は動き出すー
□
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【第24位】
「
奥さまは生徒会長
」
作:中田 ゆみ
2007年最高のラブエロコメ!
中田ゆみ先生
と言うと、今年注目を浴びたのは
コミックハイ!で絶賛連載中の「
ちゅーぶら!
」なわけなんですが、
いやこっちはこっちで非常に素晴らしくてむしろ紹介したい気満々ぐらいなんですけど、
その更に上を行く素晴らしい作品
がコチラなのです。
タイトルから簡単に想像できる通り、
“奥さんが生徒会長”
という設定。
しかも副生徒会長と生徒会長という、現役高校生同士の夫婦!!
勿論夫婦な事は学校には秘密!!そんなドキドキの設定がいい感じに作用してます。
この作品の何が素晴らしいってね、
会長ですよ会長!
全校生徒からアツい信頼を誇る、クールなカリスマ生徒会長!
けど
夜の会長はウブな女の子
・・・!ベタだ!ベタすぎる設定だ!
だがそれがいい!
そんなベタベタ、ラブラブな設定がとことん可愛く描かれすぎてるんですよ。
やばいよ、これやばいよー!
「わ…私は、その…っ、和泉くんの…お嫁さん…なわけだしっ、
その…っ、和泉くんと…
し…してみたいな…
」
この可愛さはメガトン級
です。いやマヂで。
単なるエロコメと侮るなかれ。
この会長に
必ず貴方も悶え転がるハズ。
赤面率200%を超えるそのラヴい空気
に、むしろ耐えられるかどうかが問題です。
やばい、これやばいなー(本日2回目)
「ちゅーぶら!」で魅せてくれた
下着へのこだわりは勿論この作品でも健在。
素晴らしい質感のぱんつやブラが貴方を虜にするでしょう。
正直1巻だけで完結するのは絶対に勿体無いキャラですよ、この会長は。
この短い文章だけでこの作品の素晴らしさを伝えるのは難しいので、
また別途是非レビューしたいなーと思ってます。
それくらい
この会長には悶えさせてもらいました。
ラヴエロコメが好きなら迷わず買い!
ですよ。損はさせません絶対に。
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【第23位】
「
辣韮の皮
―萌えろ!杜の宮高校漫画研究部
」
作:阿部川 キネコ
全オタク必須の4コマ漫画。
元々
オタク漫画として定評のあった作品
ですが、
自分自身が2007年に初めて読んで衝撃を受けたという事で、
今年のランキングにランクイン。いやー
もっと早くこの作品に出会っていたかった
ですよ!
自分はオタクじゃないと、自分に言い聞かせる主人公滝沢くんが、
自分の運命(=
オタク
)に抗らう事の出来ない性を、トコトン面白く描いてくれます。
この作品の素晴らしいところは、そんな滝沢くんを始めとする多様すぎるオタクキャラ達。
多分きっと誰かしらに共感できてしまうくらいの、
幅広いラインナップ
を取り揃えております。
(萌え・腐女子・軍人・哲学・コスプレ・SF・特撮などなど・・・)
こういう掛け合いが何とも面白くて、
頷くシーンも多数。
オタクだからこそ、この漫画は面白い。
作中にある数々のネタにクスリと笑ってしまえる自分が、
嗚呼、オタクなんだな・・・
って気付かされるけど、それがまた
心地よくもある。
自分はまだまだヌルオタですが、そういう人でも滝沢くんに感情移入できたりもしますし、
人ぞれぞれ色んな楽しみ方が出来るのがこの作品の素晴らしい所でもあります。
だからこそ、オタクの道へ入り込んだ人全てにオススメできる傑作なんです。
オタクになって良かった!
そんな風に思えてしまう、見事なる
オタク愛
に包まれてる作品です。
<参考>
⇒
コミケに行く前に読んでおきたい漫画5+1
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■
【第22位】
「
うさぎドロップ
」
作:宇仁田 ゆみ
温もりを求める方へ。
2007年にプチブーム(?)となった
「突然娘が出来ちゃった」漫画の先駆け
となった作品。
いや、元々そのジャンルは定期的に名作が出てたんですけれど、
昨年は
一気に良作が相次ぎ
、スポットが当たった年になりました。
元々
「家族愛」
を描かせたら天下一品の宇仁田先生ですので、
この「うさぎドロップ」も沢山の愛に包まれた作品でした。
突然娘が出来た・・・じゃあどうするか?
一体どんな選択をすれば、
この子を幸せに出来るのか?
その思考のプロセスの優しさ
に、きっとホロリとくるハズです。
「へんなのー!なんで、そんなあわてるのー?」「へ…変じゃねーよ!!」
主人公・ダイキチと娘・リンとの、
何気ないやり取りの一つ一つ
が
とっても丁寧に描かれていて二人の間にある大事な関係を肌で感じ取る事が出来ます。
それは
「信頼」
と呼ぶものなのかどうか分かりませんが、
親の視点と子供の視点、
その二つが交わる温かい場所
が描かれた傑作だと思います。
そしてこの物語は単なる子育てだけに留まらず、
育児を放棄した母親の姿
も同時に描かれます。
それこそが
リンの母親。
だからこそ、この漫画は一筋縄じゃいかないのです。
リンの幸せを果てしなく願うダイキチが、最後に辿り着く場所はどこなのか?
この作品の最後が、きっと
優しく幸せな形となっている事
を
一読者として強く願ってしまうのです。
「
このマンガがすごい
」「
オトナファミ
」に
両方ランクインした
この傑作は、
是非一度は読むべき作品だと思うのですよ。
<参考>
⇒
「温もり」を求める貴方へ、宇仁田ゆみ作品のススメ
⇒
「うさぎドロップ」と「おたくの娘さん」から見る、ある日突然娘が出来た時の対処法
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第21位】
「
ボーイズ・オン・ザ・ラン
」
作:花沢 健吾
このヒーローは、一筋縄じゃいかない。
運命は男を
翻弄し
、時に
試練を与える。
今年もこの作品にはアツさを沢山もらった。
屋上からダイブする田西の姿に、貴方は一体何を感じただろうか。
決して正義のヒーローには見えない風貌で、彼は
ヒーローをやってのけた。
けれどヒーローに訪れた試練は
とても過酷なものだった。
“あの女”
の再登場に、この漫画を読み続ける全ての人が震えた事だろう。
奴は
更にパワーアップしていた。
昨年流行した言葉で置き換えるのであればまさに奴こそが
真の「KY」
だろう。
すごい。すごかった。
単行本での煽り
もまたすごい。
>メス豚、あばずれ、淫乱。 どんな言葉を重ねても、まだまだ足りない女がいる。
>植村ちはる。 その女、
ビッチの鑑。
「ねぇ、気付かない?この服、全部、
新幹線のホームで別れた時と同じ
なんだよ」
あの新幹線のホームで、二人の時間は止まっていた。
そして今ここで、
二人の時間が再び動き出す。
それは田西にとっては残酷な時間。
この連鎖は、
まだ断ち切られていなかった。
第1話を、第1巻を読んだ人がここまでちはるの黒い部分が見れるとは誰が思っただろう。
まさに作者である花沢先生が
魂を込めて描いた“敵”である
事は間違いない。
敵は少年を、男を大きくする。
だからこそこの試練を、田西には是非乗り越えてほしい。
田西は僕らの、
本当の意味での等身大のヒーロー
なのだから。
まだまだ、この物語は走り続ける。
この
「大人少年」の足掻き
は、格段に面白いのだ。
ますます迷走していくこのストーリーを、是非一緒に追い続けてみないか?
<参考>
⇒
無様だった、けれど男だった。これぞ大人の青春エンターテイメント「ボーイズ・オン・ザ・ラン」
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第20位】
「
少年よ耽美を描け
―BOYS BE TAMBITIOUS
」
作:ミキマキ
ノーマルな男子へ捧げる、真のBL入門書!(笑えます)
2007年に大きく注目を浴びる事になった
「腐女子」
と呼ばれる人たち。
当人たちが望む・望まないはまた別として、いくつかの作品のヒットも手伝って
今やかなり
一般的に知られる存在
になりました。
(※大きなきっかけになったのが「
となりの801ちゃん
」である事は間違いない)
そんなわけで今年はそんな
“腐女子”の生態(?)
を描いた作品が数多く出版。
女の子たちに秘められた、その
恐るべき妄想パワー
を余す事なく伝える作品たちの中でも
ひときわ異彩を放っていたのが今回ランクインしたこの作品。
そんなこの作品を一言で言うと、
ごくノーマルだった男子が、あるきっかけで
BLマンガを描いていく物語。
・・・でしょうか。
そう、そのきっかけとは
「BL漫画にハマった彼女にフラれた」
のです!
そんな主人公・新葉は彼女を見返してやろうとBL漫画を描く決意をするのです。
そんな
色んなところがねじ曲がってる作品
です。
「あたしならこの空間で女子を除いて、執事とイスと机と壁と天井と空気で
108つはカップリングが作れる
」
元々ノーマルな主人公が、
少しずつBLの奥深さを知っていく過程
は、
BLって何?っていう普通の男子&女子でも楽しく読めてしまいます。
他の漫画だとそういうキャラはその深き世界に若干引いた立場で見守るケースが多い中、
この作品は
それらを吸収し
、BL漫画家として飛躍していこうとする、その姿勢に
何だか感動すら覚えます。いや
感動したらダメだろう
・・・
回を重ねる毎にどんどん面白くなっていくキャラたち。
もともと
暴走気味なキャラたち
に、
「BL」という媚薬を組み合わせる事によって生まれる化学変化
は、
最高な爆発を僕らにもたらしてくれます。
つまり、
すんげー面白いんですよ!
BLを扱った作品でこんなに笑えるなんて・・・
こんなの・・・初めてっ!
その真価が発揮されるのは
1巻の後半ぐらいから
なので、
少なくとも是非そこまでは読み進めてほしい。
気が付けば貴方もどっぷり"BL描き”の魅力にハマっちゃうかもしれませんよ?
これこそ
BLを読めない男子に読んでほしい
、
BLの魅力を知る為の、
最適のBL入門書
でしょう。オススメ。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■
【第19位】
「
マイガール
」
作:佐原 ミズ
今、一番泣けるホームドラマ。
22位で挙げた
「突然娘が出来ちゃった」
漫画で、今年個人的にヒットしたのは3作品。
1つ目が、さきほどの温かさ満点な
「うさぎドロップ」
。
2つ目が、父親がオタクというある意味身近に感じられた「
おたくの娘さん
」。
そして3つ目がここで紹介するこの作品。
正直この3作品は、どれも甲乙つけがたい傑作ばかりなのですが、
その中でもこの
「マイガール」が一番光っていた作品
かもしれません。
主人公・草間正宗の前に突然現れた5歳の女の子。
その子は、5年前に別れた彼女が
内緒で育てていた自分の娘
だったのだ。
その彼女が突然亡くなったと言う。
身寄りのないその女の子・コハルが、父親である正宗の元へ訪ねてきた。
5年前の恋人が、
自分の前から姿を消した理由
を携えて。
とにかく泣けた。
何度読んでも泣けた。
正直1度読んだだけじゃ物足りない。
2度、3度、4度と読んで
初めて分かるシーンがある。
何度でも胸にくるシーンがある。正直これは堪らない。
人の温かさと、そして切なさ
をこんなにも描かれたらもう堪らないのですよ。
そして何よりもこの作品のヒロイン、
コハルちゃんの可愛さ
といったらもう。
さきほど挙げた3作品の中で、圧倒的に一番可愛いかもしれない。
そしてこれほどまでに娘が欲しい衝動に駆られたのも一番だ。
「今年のプレゼントなら、もうサンタさんがくれました…」「あら、何をもらったの?」
「
正宗くん
」
うおーいおいおいおいおい
(号泣)
何て事言うのこの子は!!
もうね、このコハルちゃんを今すぐ娘に欲しい!
と強烈に感じる人も多いのではないでしょうか。
けど根底にあるのはそんなコハルちゃんに対し、優しい愛情を注ぐ父親の姿。
ただ
真っ直ぐに寄せられるその信頼
を産み出したのは、まさに愛情の賜物なのです。
そんな
愛情を不器用に紡いでいくその親子の姿
は、
きっと貴方の心に温かい何かを灯すハズ。
2007年最高のホームドラマ