マンガがあればいーのだ。
ただいま開店休業中。けどたまに更新するので見捨てないで・・・
タカヤなんてどうでもいいです。B型H系の方が何倍もいいです。
2006年05月29日 (月) | 編集 |
タカヤ・・・はどうでもいいです(ぇ)



06-05-29_23-38.jpg
最後の期待を裏切ったこんな作品なんてどうでもいいんだからっ!

信じてたのに・・・
とりあえず最終回に関しては下記サイトのレビューにお任せします。

「タカヤ」打ち切り 
よっしゃあああッッTHE ENDォオ!!

あとうちの過去のタカヤ記事も載せておきますのでそちらもご参照を。
一応要所要所の時にレビューしてます。

「あててんのよ」の圧力に屈したタカヤ 
タカヤが最後の足掻きに入りました。
タカヤがキン肉マンをインスパイヤ?
なあ、僕らの「あててんのよ」は一体どこへ向かってるんだい? 

あれ。

俺、こんなにタカヤの記事書いてたんだ。
好き、だったのか?タカヤ・・・
グーグルで検索したらうちの記事2番目だし。
っつーか1番目は全然知らない会社だし。(まともそうな会社です、タカヤと違って。あれ一緒だ。)

タカヤ」・・・そう、タカヤと言えば誰もが思い浮かべるのが、



atetennnoyo_last_01.jpg
あててんのよ。

今でもこれは僕らの前に色あせずに、そこに存在している。
それほどこの言葉が僕らに及ぼした影響は、大きい。
あまりにも大きすぎて、こんな事さえしてしまったぐらいだ。

「あててんのよ」の威力を数値化してみよう!

・・・色んなサイトさんに紹介されて、
「いい意味で頭がおかしい」とか「くだらなすぎてGJ」とか散々言われましたけど
全ては「あててんのよ」の為だったんです。
そう、僕らはそれに魅せられていたんだ。

おっぱいをあてるっていう行為に。

それに魅せられたモノは、そこに夢を求める。
偶然なのか、故意なのか。
もし後者であるならば、女の子の意思によってもたらせたものであるならば・・・
僕らはそこに最高の幸せを感じるんだ。

何を言いたいのか分からなくなってきたけど、
要は畑先生も「あててんのよ」に魅せられたって事なんですよ。
いつの時代も、おっぱいは僕らに夢を与える存在であってほしい。
それが「あててんのよ」であり「セルフ胸タッチ」だったりするんだ。

ん?セルフ胸タッチ

最近どこかで見たような・・・気が。
そうだ。
YJ連載中の「B型H系」だ。

 

06-05-29_23-38~00.jpg
何の脈略もなくキャプ翼ネタを盛り込むB型H系

今の中・高校生辺りには多分分からないネタをやる辺りが好きです。
その辺りの世代ってサッカー漫画っていうと何なんだろう?
「ファンタジスタ」とかかな。まさか「ホイッスル」!?(いや別にいいんですけどね)




06-05-29_23-38~01.jpg
しかし山田は可愛いなぁ・・・

可愛い子がエロいというのは男の憧れ。けどそれはある意味現実だったりするのだけれど。
このキャラは今までいたようでいなかったキャラ。やはり山田は強烈です。
っつーかヒザ抱っこっていうのが何かエロい。エロくないですか。
むしろ抱っこ。抱っこっていいなぁ・・・ちょっと憧れる(ぇ)




06-05-29_23-39.jpg
ハチミツとクローバー」でローマイヤ先輩がやってた抱っこ・・・

ちょっとやってもらいたい気持ちも分かります。
もうやってもらえないからこそ、してほしいんだよね。

>オレたち男や年寄りは大人になってしまった今は、
>誰かに抱きしめてもらう事なんてもう二度と望めない。
>―――が・・・
>時にはやっぱり子供の時みたいに自分より強い腕で、
>高く抱き上げて欲しい時があるんだ。


ニャンざぶろうさん・・・っ!!
俺も、俺も抱き上げてほしいっす・・・!!

す、すいません取り乱しました。っつか脱線しました。いつもの事です。
そう、そんな可愛い山田が遂に!遂にアクションを起こすのです!
いつも妄想ばかりで時々暴走していた山田が!
確信犯的行動を・・・!




06-05-29_23-39~00.jpg
あ――――っ

セルフ胸タッチですよ・・・!
キタ!時代はセルフ胸タッチです。夢と憧れです。
好きな子にこれをやられる事ほど幸せな事ってないですよね。
これを山田にやってもらえるなんて・・・
連載開始以来初めて小須田に殺意が沸きましたよ。(ぇ)




06-05-29_23-40.jpg
ま…丸い形がハッキリと

何しとん――――っ!!
(※実際はこの時は生では触ってません。過去には触ってますけど)
山田は間違いなく美乳だと思いますからね。
いいなぁ美乳。
大きさじゃないんだ。そう、大きさだけじゃないんだ。(2回言った)

遂にここまで来た山田。もうすぐ連載100回です。
100回を迎える前についに処女喪失か!?

勿論そんな事にはならないB型H系。




06-05-29_23-40~00.jpg
断念・・・!

やっぱり公園は無理だったみたいです。
(※「ひとには言えない」の真琴さんは公園で青・・・してましたけど。)

ふぅ。
何はともあれB型H系には今後とも期待なわけです。
けどね、B型H系はやってくれるっていう安心感があるけど、
タカヤにはそんな安心感は無い。
いつだって僕らに衝撃を与えてくれたんだ。

マイナスの意味での、衝撃を。

ま、とやかく言っても始まらない。
作品としての質はともかく、タカヤは僕らに色んなモノを残してくれた。
中途半端な作品よりも、ずっとずっと記憶に残る作品だったと思う。
きっとタカヤはジャンプの歴史(暗黒史)に名を刻んだよね。




06-05-29_23-41.jpg
ところで最後のこのシーンはあたってると思うんですが・・・

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<参考>
「タカヤ」打ち切り 
よっしゃあああッッTHE ENDォオ!!

「あててんのよ」の圧力に屈したタカヤ 
タカヤが最後の足掻きに入りました。
タカヤがキン肉マンをインスパイヤ?
なあ、僕らの「あててんのよ」は一体どこへ向かってるんだい?

山田12歳、初めての「B型H系」
僕らの夢、憧れ・・・それが「セルフ胸タッチ」
「あててんのよ」の威力を数値化してみよう!
ハヤテのごとく!であててんのよ


ところでコミックス5、6巻の発売が8月、10月って・・・
何でそんな先なんだろう。
ま、まさか・・・衝撃のラストがまだ待ってるっていうだろうか。
多分、そうだ。きっとそうだ。
あのタカヤがこんな終わり方だなんて・・・俺は納得しない。
10月まで・・・待つよ、タカヤ。

きっと買わないけど。



※今回の記事はホントは「B型H系」の記事がメインだったんだけど、
 無理矢理タカヤと絡ませて書きました。
 そもそも「タカヤ」と「B型H系」に共通点なんて全くないので。

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タカヤ-閃武学園激闘伝 1 (1)
坂本 裕次郎
集英社 (2005/11/04)
おすすめ度の平均: 1.85
3 ・・・
2 発展途上
1 超低レベルマンガ


B型H系 2 (2)
B型H系 2 (2)
posted with amazlet on 06.05.29
さんり ようこ
集英社 (2006/01/19)

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「君に届け」~伝えたい、生まれてしまった、だいすきの気持ち~
2006年05月28日 (日) | 編集 |
kiminitodoke1.jpg

誰かに自分の気持ちを伝えるのは難しい。それが大好きな人なら、なおさら。

というわけで久々の少女マンガレビュー。
えー元々恋愛マンガ好きなので少女マンガは大好きなんですよ。
あまりレビューはしませんが色々読んでます。

んで今回の「君に届け」(作:椎名軽穂)。
本屋でまたもや表紙買いしてしまった作品です。
タイトルと見つめ合う二人のイラストに一目惚れ(?)でした。
そんな作品ってありませんか?俺はたまにあります。

表紙買いした作品は「ハズレ」の可能性もあるんだけれど・・・
今回の「君に届け」は当たりでした。大当たり。
見事俺のツボにハマった作品でした。
こっ恥ずかしいけど純粋な気持ちがぶつかり合うのって好き。
自分自身がもう純粋じゃないから・・・まぶしく見えるのかも。

作者の椎名軽穂先生は「CRAZY FOR YOU」の作者さんでした・・・
買った後に気付きました。
この作品もかなり気になってて実は購入済みだったんですがまだ読んでなかったという。
まあうちにはそんな作品がゴロゴロしてるんですが・・・(100冊以上あります)

というわけで「君に届け」の魅力をちょこっと紹介したいと思います。


【ストーリー】
まず、主人公が他の作品とは一線を画しています。



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黒沼爽子、15歳。

陰気な見た目のせいで怖がられてきた15年間。
真っ黒で長い髪と、真夏でも青白い肌。
話しかければ謝られ、霊感強いと言われ(実は一度も見たこと無いのに)・・・

そんな彼女の小学校以来のあだ名が「貞子」

「爽子」という爽やかそうな本名を知る者はほとんどいない。
ずっと恐れ続けられる日々。
けどそんな超陰気な容姿とはうらはらに、実はかなり明るく、
些細な事ですぐ感動してしまう性格の持ち主。
そう、貞子は皆と仲良くなりたかった。
人に恐怖心を与えない子に、なりたかった。

けど、そんな貞子にも分けへだてなく接してくれる人がいた。




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クラスの人気者、風早(かぜはや)くん。

彼は貞子に対して怖がるような事は無かった。
それどころか、挨拶をしっかりしてくれたり普通に喋ってくれたり。
そして自分の本名も知っててくれた。貞子じゃない、爽子という名前を。

初めて名前を呼ばれた。

誰も呼ばない、自分の名前を。
そんな風早くんからもらった言葉があった。

「ちゃんと喋ったら自分の気持ち言えたじゃん」

そう、自分の気持ちは喋らないと・・・伝わらない。
だから、伝えてみた。
精一杯頑張って伝えてみた。

分かってくれる人がいた。

自分の気持ちを・・・分かってくれた。
少しずつ、少しずつ、変われた気がする。
そんな気持ちをくれた風早くんに貞子は感謝する。



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「だって私が自分の気持ち言えたの、風早くんのおかげだもん」

実は明るくて。
超ポジティブシンキング。
そんな事言われたのは、初めてだった。
自分がじっと見つめて、照れてくれたのも初めてだった。

風早くんは私に・・・はじめてをたくさんくれる。

そんな貞子に試練が訪れる。
一緒にいる所を見られてしまったクラスメイトにからかわれてしまう。
そして「罰ゲーム」と際して風早くんに貞子と一週間付き合えと言われて・・・

そんな私を風早くんはかばってくれた。

クラスの人気者の風早くんが・・・
風早くんの名誉が。
私の為に傷付くのは・・・嫌だ。

だからこの誤解を解く。
そう、もう誤解の解き方は知ってる。
風早くんが、教えてくれたから。
喋る事で、自分の気持ちを伝えるんだ。

昨日風早くんと一緒にいた事は特別な事じゃない
風早くんは、誰でも分け隔てなく接してくれるから。
けれど、けれど。




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「私が……風早くんの優しさや…爽やかさ、明るさ…正直さに―――惹かれたのは事実で…」

この想いは誤解じゃない。
自分の気持ちを、ちゃんと喋った。
それは間違ってなかった。
間違ってなかった・・・ハズ。

そう、嘘はひとつも無かったから。

だけど。

もう自分に笑いかけてくれないかもしれない。
目も、合わせてくれないかもしれない。
・・・さけられるかもしれない。

そんなの慣れてたつもりだった。

けど風早くんに出会ってから変わった。
そのうれしさが・・・風早くんに出会う前の自分を忘れさせてくれた。
だから、さみしい。
また、風早くんと喋りたいよ。

夏休みに入った最初の日、そんな貞子の前に現れたのは・・・





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風早くんだった。


【恋と友情、楽しめます】
というわけでここまでが第1話の終盤までのストーリーです。
ここから少しずつ変わっていく貞子、そしてその周りも変わっていく事になります。



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とにかく純粋な爽子がイイ!です。

風早くんとの触れ合いで少しずつ変わっていく爽子を見るのは、
何か楽しい。娘の成長を見る父親の気分?うーんちょっと違うか。
少しずつ解けていく誤解。
少しずつ集まっていく友達。
少女マンガや恋愛マンガで、本当の意味でゼロからスタートする作品ってあまりないから、
ゼロが1に、1が2になっていく過程を見るのは何か楽しいのですよ。
恋愛が進行していく過程とともに、
友情が進行していく過程も見れる、何だかオトクな?作品です。


【実は可愛い貞子】
超陰気な見た目、という設定ですが実は貞子は可愛いんですよ。



kimitodo_1_2007_7-1.jpg
こんなのもありますが、




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可愛いです。ええ可愛い。

まあこの辺は少女マンガと言いますか、
やはりヒロインは可愛くないと、ねぇ・・・
何でしょうね、風早くんと読者だけが知ってる貞子の可愛さ!
みたいな感じでしょうか。
それに早くクラスメイトの奴らも気付けばいいのに!
みたいな、うん、やっぱり父親の心境になります。

感激しやすいところや、照れちゃうところ。

頑張るところ、健気なところ。

奥ゆかしいところとか、色々惹かれてしまう。
こんなにも応援したくなってしまうキャラはなかなかいない、かも。
今までゼロだったからこそ純粋で、
それが1や2になった時に産まれる感情。
それを知った時、貞子がどんな行動や感情を出すのか。

きっとそれは僕らの心をキュンとさせてくれるんだろうなぁ・・・


【魅力的な脇役たち】
面白い作品には必ずいる名脇役。
もちろん「君に届け」にもバッチリいます。



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吉田千鶴

むっちゃ好き義理人情仁義に熱いギャル。
たぶんこの作品の中で一番好きなキャラかも。
こういう子がする恋愛を見てみたいです。この先出てくるのかなぁ・・・



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矢野あかね

美への探求者?
1巻ではあまり目立った活躍はしてないものの、
席替えの時の行動にはホロリ。けどちづと矢野ちんは最初区別がつきません。
同じキャラかと思った。段々描き分けられて?きます。

その他犬やアホ教師や無愛想な人(?)など、今後の話が楽しみなキャラがわんさか。
名作品の影に名脇役アリ、です。これはもう間違いない。


【というわけでオススメ少女マンガです】
なかなか少女マンガは男が買うのは抵抗があるかと思いますが、
恋愛マンガ好きならまず間違いなくオススメです。
男性誌の恋愛マンガと比べると、やはり心理描写やら、
細かい気持ちの移り変わりやらがすごく丁寧に描かれていて、
そしてキュンとさせられる。

この「君に届け」はそのキュン度がかなり高いです。




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大好きな気持ち。

一番伝えるのが難しい気持ちじゃないでしょうか。
いくつになってもそれは一緒。
そりゃ若い時に比べるとだいぶマシにはなったけど、
それでも初めてその人に「大好きな気持ち」を伝える時は緊張する。

この作品のテーマは「気持ちを伝える」という事なんだと思うんですが(違うかもしれないけど)
普段なかなか自分の気持ちを上手く伝えられない人とかにホントオススメです。
恋愛だけじゃなくてね。
やっぱり言葉に出してしっかり言わないと伝わらないし、
勿論言葉だけじゃなくて態度でも伝えなくちゃいけない。

目と目を見つめ合って伝える言葉。

それがきっと一番本物の、気持ち。
その目に何の曇りもなければ、ね。

というわけで「君に届け」。
少女マンガはドロドロした恋愛マンガが多かったりもするけど、
非常に明るく物語は進んでいきます。
やはりそれは主人公・爽子のキャラなんだろうなぁと思いつつ、
この物語をずっと追っていきたいなぁと思わせてくれる、そんな魅力的な作品です。

まあ風早くんみたいな男の子なんて滅多にいないと思いますが。
(これは西野みたいな女の子なんて滅多にいない、ってのと同じですな)



※2巻(9月25日発売)のレビューはこちら
 ⇒友達になりたい・・・そんな貞子の切なさ全開!「君に届け」第2巻が泣けます

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<参考>
「君に届け」ちょっとだけ試し読み(s-manga.net)

まだ発売したてなのでほとんど?レビューはない感じですねぇ。
非常に優しく作られてる作品だけに色んな人に読んでもらいたい作品です。

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椎名 軽穂
集英社 (2006/05/25)


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5 甘酸っぱい(>_<)
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5 泣きまくりました。
5 絶対どこかにはある話
3 クラッチ・・・?


デスノート終幕~その全てを振り返る~
2006年05月23日 (火) | 編集 |
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間違いなく傑作でした。

少なくとも21世紀が始まってから、
この作品ほど「続きが気になる」マンガは無かったと思います。
マンガとしてのエンターテイメントを極限まで追究した作品。

それが「DEATH NOTE」でしょう。

常に読者の予想を裏切り続ける展開。
それは最初から最後まで、一貫して続いていきました。
これについて担当編集者・吉田氏は「QJ vol56」でこう語っています。

>いろんな可能性を潰していった上で、
それ以外の一番無茶な選択肢をその都度選んでいく形ですね。


一番無茶な選択肢、ありえない選択肢・・・
そう読者が勝手に思ってた「これは絶対ないだろう」「これがギリギリのラインだろ」
そんなラインを簡単に崩してきた、それがデスノート。
最後の最後で主人公が発狂し、死んでいくその姿はまさにかつてなかったもので、
誰がこんなライトの結末を想像したでしょうか。

常に僕たちにエンターテイメントを与え続けてくれたデスノート。
その完結に拍手を送ると共に、その偉大なるヒストリーを皆と一緒に追っていきます。
page1からpage108まで・・・全108話を振り返る「デスノート・ヒストリー」

・・・死ぬほど長いですが、どうぞ。
※あまりにも長すぎるので目次つけました。所々飛ばしたい方は下記の目次からどうぞ。

第1部から振り返る
第2部から振り返る
最終回の話から振り返る
デスノ読みきり版の話から振り返る


【デスノート、始動】

end_of_death_note_02.jpg

2004年01号よりデスノート連載開始。

「少年漫画誌唯一の本格サスペンス開幕!!」と謳われた内容はまさに読者の斜め上をいっており、
ジャンプでこんな作品が・・・と誰もが驚かれたと思います。

2人の選ばれし者の壮絶な戦い―

死神・リュークが人間界に落とした1冊のノートが、
一人の少年を、そして一人の探偵の運命を変えます。
・・・そして世界の運命をも。



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主人公・夜神月が拾った1冊のノート。

これこそが、死神・リュークが落とした「デスノート」であり、
彼の人生を変えていくノートだった。

このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。

それはとても単純で簡単なように見える。
そんな事はなかった。書き込むだけで人の命を奪う事が出来る。
そこには、魔性の魅力が潜んでいたのだ。
試したくなるような、そんな魔力が・・・

ライトはこのデスノートの力を試す。

一人目は犯罪者で試した。
その名を記した刹那、彼は心臓麻痺で死んだ。
ライトに衝撃が走る。
けど一人だけじゃ・・・偶然かもしれない。

ライトはもう一人試す事を決意する。



06-05-16_00-56.jpg
渋井丸 拓男、略してシブタク

ライトに目をつけられた彼はその直後交通事故で死亡する・・・
ネット界では大人気、原作者である大場つぐみ先生からも気に入られており、
映画にも出演決定。どんな死に方するかがまた楽しみでもある。

こうしてライトはデスノートの力を確信する。

そして彼は自覚する。
人の命を奪った事に。
自分の手で。
確かに、この手でその名を綴った。

けれど彼は立ち上がる。

腐った世の中・・・誰が変える?
自分が変えるしかない。
そう、出来るのは自分しかいない。




06-05-16_00-56~00.jpg
デスノートで世の中を変えてやる

そう心に誓ったライトは、デスノートに世の中の犯罪者の名を書き続けた。
世の中を、変えるために。
正しい世の中にしていくために。

そんなライトの前に現れたのが・・・



06-05-16_00-55~00.jpg
死神リュークだった。

その異形な姿に一時は驚くものの、すぐにその事実を受け入れるライト。
もう自分はデスノートに関わっている。だから・・・死神が登場するのに違和感は無い。

死神リュークはライトに何もしない。

罰を与えるわけでもない。地獄へ連れて行かれるわけでもない。
デスノートはライトのものであり、
リュークは単なる傍観者であった。

ライトが死ぬ時・・・・リュークがライトの名前をノートに書く事になる。

その「ルール」だけを告げて・・・ライトを、人間界を観察し始めた。
それを受けたライトは、自分の考えに確信を持つ。
そして少年・ライトの望みはただ一つだった。



06-05-16_00-57.jpg
「僕は新世界の神になる」

「キラ」が誕生した瞬間だった。


【キラを追う者】
世界中の犯罪者たちが勝手に心臓麻痺で死んでいく。

各国の警察機関がそれを容認できるわけもなく、
「一体誰が殺しているのか?」
その捜査に乗り出してきた。
しかしそれは雲を掴むような話。
誰が、一体、どうやって?
誰もデスノートの存在なんて想像できるわけが無かった。
一向に進展しない捜査・・・ただ一人、動き始めたのは、
謎の世界的名探偵、通称「L」だった。

彼はTV越しにライトと対峙する。
そしてライトを見事挑発し、日本の関東にいる事を突き止めてしまう。
「キラを死刑台におくる」
そう宣言したLに対し、ライトも敵対心を高める。




06-05-16_00-57~00.jpg
「必ず、おまえを捜し出して始末する!!」

ライトとL・・・
そう、お互いがお互いを「ライバル」として認めた瞬間だった。

名前も顔も分からないお互いが、それぞれを見つけ出す。
見つかった方がアウト。
そんなギリギリ極限の世界で二人の戦いは始まった。

まず動いたのはLだった。
「警察関係者の中にキラはいる」という推理の元、関係者への尾行を開始。
それに対しライトは尾行していたFBI捜査官の名前を入手し、
Lの手駒を減らすべくFBI捜査官の全滅を図る。



06-05-16_00-59.jpg
FBI捜査官、レイ・ペンバーを殺害

彼の殺害と当時に日本に潜入していたFBI捜査官の全員をも殺害。
その見事な手際の良さにはまさに舌を巻いた。
この時ちゃんと「新宿へ来る」「電車に降りてから死亡」などすでに操ってる辺りが
もう考え尽くされてて。この頃のライトの冴えは天下一品です。

FBI捜査官を全滅させる為に大きく動いたライト。
それを見極めるべく動くL。
だが、Lは日本警察からの信用やFBIからの信頼を失い、
遂に自らの姿を現す事を決意する。




06-05-16_00-59~00.jpg
初登場時のL

これまた読者の想像と大きくかけ離れてました(笑)
多くの読者が「美形」を想像してただけに、これは何だと。女性ファンからの悲鳴がw
けど見慣れていくと愛着があるのがL。
最後の時には多くのファンがついてました。今でもLが一番好き、という人は多いです。
ニアと比べて何か人間味があった、って感じなんでしょうかね。

こうして同じ土俵にまで降りて来たL。
お互いが小康状態にある中、何かあと「一つ」。
決定的な何かがお互い握れていない状況だった。

そんな「一つ」を持つ女性が現れた。



06-05-17_14-55.jpg
その女性こそレイ・ペンバーの婚約者だった南空ナオミ。

キラが「心臓麻痺以外でも殺せる」という確信を持っていたのだ。
この時点でその情報はライトにとって致命的だった。
だからこそライトは彼女を殺そうとするのだが・・・
最初に南空ナオミがライトに名乗った名前は偽名だった。
偽名をノートに記しても効果はない。
一度偽名を使った者から本名を聞きだすのは至難の業だった。

ここでライトの真骨頂が繰り広げられる。

ライトは特に女性を「騙す」プロと言っても良かった。
相手の弱みに付け込み、心を惹き付けて行くその様はまさに圧巻。
この南空ナオミの本名を知るその一連の流れは美しいと思ったほどだ。




06-05-16_01-01.jpg
ついにライトにその名を記されてしまった南空ナオミ。

当時は南空ナオミ生存説とかがあったんですよねぇ・・・
今も根強く残ってるのかな?お腹の子がいるので無効、みたいな説が一番有力でした。
まあ彼女は映画で原作よりも活躍するという事で期待しましょう。
あと小説版「デスノート」でも活躍するみたいですしね。
まあ小説の方はデスノート出てこないんでしょうけれど。完全なるアナザー・ストーリーですね。


【対峙するキラVSL!!】

キラを逮捕するには「殺した証拠」が必要だった。

だからこそLはライトの部屋に盗聴器やカメラを付け観察した。
が、それに気付いたライトはボロを出すことなくキラとしての使命をまっとうする。
業を煮やしたLが取った行動、それは・・・




06-05-16_01-02.jpg
ライトの前に現れ、「L」と名乗る。

これには相当ビックリした読者も多いハズ。
入試の時点で現れた時にもう驚愕でしたが、「L」と名乗るとは・・・
このとことんアグレッシブというか、攻撃的とも言えるのがLの魅力だったのかもしれませんね。
ニアはどっちかといえば慎重でしたし、
ライトの前に姿を現したのも最後の最後でした。
目に見えるライトVSLという対決が面白かったのかなーとも思ったり。

Lに先手を取られた事で身動きが取り辛くなってしまったライト。
生まれて初めての屈辱を受けたライトは軽く壊れます。
この事によって自分がLを殺せば自分に疑いがかかってしまう・・・
八方塞りになっってしまったライトだったが、この状況をうれしく思うライト。



06-05-16_01-02~00.jpg
怖い、怖すぎる・・・

この頃から立派にライトは狂気に孕んでたんだなぁと思ったり。
けど狂気の中に確かな悪魔の頭脳があったのよね。
この時のライトはやはり負ける気がしなかった。
そんな雰囲気を微塵も感じさせてくれなかったから・・・

そしてライトとLは一緒に捜査を協力するようになる。
見せかけの協力、探りあいの協力・・・
二人の距離が近づいた事によって、その戦いはより一層激しさを増すものになるのだった。


【第2のキラ、登場】
色々な思惑が行き交う中、ある一つのビデオがTVにて放映された。

キラの殺人予告ビデオだった。
そしてそこには警察に協力を求める内容も入っていた。

そしてこれは・・・キラ、すなわちライトが作ったものでは無かった。

リュークとは違うもう一人の死神が、人間界へ舞い降りた。
そう、もう1冊のノートが、人間界へと舞い降りたのだった。
それを手にしたのは・・・一人の少女だった。




06-05-16_01-15.jpg
弥海砂。通称ミサミサ

このミサミサの登場により、今までも驚異的なスピードで展開してきた物語は、
更に超特急のように目まぐるしく展開していく。
誰も、それを追えなくなっていた。何がどうなるか、分からない。
第1部の真の面白さはここからスタートすると言っても過言じゃないと思う。
それほどまでにこのミサミサの登場は、デスノートという世界に大きな核爆弾を落としたのだった。

このミサミサ=第2のキラへの接触を試みるライトとL。
この第2のキラこそが全ての鍵となる。
それぞれが動き出すのだが、一歩上をいったのがミサミサだった。
「デスノートの所有者は寿命が見えない」
ライトも知らないそのルールで、ミサミサはライトを発見する。

ここで運命のイタズラがおきる。

元々キラを崇拝していたミサだったが、何とそれに加えライト自身に一目惚れしてしまう。
それは当初ライトにとって大きな足枷となるのだが、後に大きな武器となっていく。
そして遂にライトとミサは対面する。
ミサはライトの為なら全てを投げ出す覚悟だった。その代償として求めたのが・・・




06-05-17_15-36.jpg
「彼女にしてください」

ただライトに愛されたい、その想いだけ。
その為にライトの手となり足となる覚悟を決めるミサミサ。
そしてそれをトコトン利用してやろうという魂胆のライト。
だが、ミサを殺した場合、彼女に憑いてる死神レムがライトを殺すと言う。
それを聞いた瞬間、ライトにとってミサは非常に厄介な存在になるのだった。

にしても彼女から同棲を経て最終的には結婚・・・だったんだもんなぁ。
ライトの策略とは言えど、ミサにとって幸せなのには変わりないし。
まさに恋愛パワーの強さを思い知らされた気分!?
LOVEはDEATHより強し、なのかもしれませんね。

さてそんなLOVEパワーを脅かしたのがLの一手でした。
ミサミサを第二のキラ容疑で確保。
尋問にかけ、「キラ」である事を問い詰めます。




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LOVEパワーは容疑を一切否認します。

この辺りのミサミサのパワーはホントすごいと思います。
だからこそ最終回で出てこなかったのは・・・いやいやこれはまた後ほど考察しましょう。

追及から逃れる為にデスノートの所有権を放棄し、記憶を飛ばしたミサミサ。
これによってデスノートに関する全ての記憶がなくなります。
そしてライト。その事を受けて悪魔の計画が彼の中で作成されていきます。

ここから、ライトの死神を凌駕した悪魔の計画がスタートするのです。


【デスノート、放棄】
全ての下準備を終えて、ライトはLに一つの提案をします。

手足を縛り、長期間牢獄に監禁。

もしこの間にキラの裁きが行われれば、ライト=キラの線は消える事に。
この提案を受けない理由もなく、Lはライトを監禁する事に決定。
ここからライト、ミサ、総一郎の監禁生活がスタートします。
そして一週間も経った頃に、ライトはある行動に出ます。




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デスノート所有権の放棄

これによってライトからデスノートの記憶がなくなり・・・
ライトからデスノートの事に対する自白や証拠が出てくる事はなくなります。
全ての見越した上でのデスノート放棄。まさに奇想天外の策です。

このライトの記憶に関しては再び戻ってくるとは読者も容易に想像できましたが、
どうやって記憶を戻すのか?それが全く分かりませんでした。
第3のキラの家に忍び込んでデスノートに触る、などの説もありましたし、
埋めたデスノートを掘り返す、リュークが現れて教えてくれるなど様々な説が飛び交いますが、
誰も真実に迫った者はいませんでした。

記憶を取り戻す方法もまた、読者の斜め上をいっていたのです。

それについてはまた後ほど述べるとして、
第3のキラの出現により、2ヶ月近く経ちようやく解放されたライト。
ここで夢の共演が組まれる事になります。



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白ライト(そう呼ばれてた)とLの夢のタッグ

第3のキラの出現により、再びゼロから追う事になった捜査本部。
世界最高峰の頭脳を持った二人が組む事は、読者的にもドキドキワクワクでした。
彼らの頭脳が、第3のキラを確実に追い込んでいく事に・・・なっていきました。


【第3のキラを追え!】
ライトに託され、レムがノートを渡した人間は・・・ヨツバと言われる大企業の人間でした。

私利私欲の為にデスノートを使う者。

ライトがレムに出した条件はそれだけ。
そしてまさにそれに見合う人間の手にデスノートは渡ったのです。。




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この8人の誰かがキラ。

突如始まった「第3のキラは誰よ?」的推理マンガ。
当時の最有力候補は紙村でした。怪しさ満点の描写はまさにミスリードを誘ってたのです。
当ブログでは火口をイチオシ。分かった上で見返すと、
明らかに火口の言動はおかしいものだらけです。
そういえば三堂はライトの親戚説もあったりと、この頃もかなり憶測が飛び交ってましたね・・・

ヨツバの業績が伸びてる事に目をつけ、ヨツバの捜査をし始めたライトとL。
その考えはまさに的中する事になります。
彼らを調べあげる為に新たな人材が呼ばれます。




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詐欺師とドロボウ。

アイバーとウエディと名乗る彼らが捜査本部に加わり、更に核心に迫っていく事になります。
彼らも第2部に登場すると思ってたんですけどね・・・アッサリ・・・

その後松田のミス?によって8人で死の会議が行われている事を突き止め、
その会議に潜入、カメラを設置し様子を見る事にします。
そこでは確かにデスノートによる「死の会議」が行わていたのですが・・・

「デスノート」を使った証拠を得る事が出来ません。

ここまで来たら誰がキラなのか?その1点に絞って捜査を進める事に。
そこで登場するのが我らがミサミサ。
ヨツバのCMタレントとして起用される為に彼女が動きます。
実際に面接を受けるミサミサ。
そして面接官には詐欺師・アイバーを潜り込ませているのですが・・・




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ミサに接触するレム

第3のキラについていたレムが心配し、見兼ねてミサへアドバイスをします。
ライトがキラだった事。デスノートの事、死神の事・・・
そしてミサミサが第2のキラだった事。
このレムの暴走が、結果として第3のキラ逮捕への早道となります。

第3のキラ・火口。

彼は第2のキラであったミサミサに近づき、全てをバラしてしまいます。
そしてそれを録音していたミサミサ。
ここから火口を追い詰める作戦がスタートする事に。
火口にデスノートを使わせて「キラの殺しの方法」を見る。
その作戦は、彼を極限状態にまで追い込んでいってしまいます・・・




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死神の目を手にした火口

が最強になったのも束の間、Lの大包囲網により火口はもう逃げれない状態へ。
全てを観念し、デスノートが捜査本部の手に遂に渡ります。

全ては、ライトの計画通りに。

この火口も憐れなキャラでした・・・
まさにライトの捨て駒のようなラスト。
この火口包囲網大作戦は非常に迫力があり、
デスノート本来のスピード感とはまた違うスピード感がありましたねぇ。
この頃はもう黒ライトの復活が今か今かと待ち望まれており、
そして黒ライト復活の時がいよいよやってきます。


【ライトの計画】
ノートを手にした捜査本部。
それに最初に触ったのは夜神パパ。彼の目に映ったのは・・・死神。
遂に死神の存在、デスノート・・・それらがバレてしまいます。
そう、世界最高峰の頭脳を持つ、Lに。

この「デスノートがLの手に渡る」というのは読者の予想に全くありませんでした。
だってノートの存在や死神の存在・・・ここがバレたら終わりだと、
勝手に読者は思い込んでいたのです。
ここがデッドラインだと。しかし、違いました。





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計画通り

そう、全ては記憶をなくす前のライトの・・・計画通りでした。
計画通り、ノートを手にしたライト。
触れてる間は、記憶が戻ります。黒ライトの記憶が全て復活。
けれども手放せばまた全てを忘れてしまう。
ノートを手にしたまま、現所有者の火口を殺すという離れ業をしなければなりません。

そんな離れ業をやってのけたライト。





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時計にデスノートを仕込む

これはホント誰も予想だにしてませんでした。
いやどこかに仕込んでるというのは想像つきましたがまさか時計だとは。
普段身につけてるモノは変わらないという習性を利用した見事なライトの計画。
そしてこの時計仕込みは最後の最後に再び活躍する事に・・・

読者が勝手に「ライトの計画は破綻したんじゃないか?」と心配していたのはまさに杞憂に。
そしてライトの計画はこれだけに尽きなかったのです。




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ノートの所有権を移動させる。

要はミサミサが使っていたノートに憑く死神をリュークに変えたわけです。
ライトにとってLと同様、レムは厄介な存在でした。
そんなレムの目を自分から外し、そして・・・一番の目的を果す為に、
ライトは悪魔の計画の下準備を行います。
※この辺りのノートの移動のカラクリ話に関しては当時の考察で詳しく説明してます。

そしてこのライトの計画で一番圧巻、かつ読者を唸らせたのがこのトリックでした。




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13日以内に次の名前を書き込まなければ死ぬ・・・「13日の嘘ルール」

Lを敗北させた一番の要因はこれです。
まさにライトの会心の一手とも言えるこの嘘ルールの創造は、
第1部でも屈指の悪魔的発想でした。
「ノートの存在がバレる」事を逆手に取った見事なるトリック。
本当にこの時のライトは輝いてたなぁ・・・素晴らしいの一言。

そして記憶を取り戻し、自由をも取り戻したライトは、
山に埋めたノートをミサに掘り起こさせます。
ミサミサの記憶を取り戻す為に、ミサミサ自身が使ってたノートを埋めたライト。
そしてそのノートに憑く死神はリューク。
ライトの為に生きるミサミサは、再び死神の目の取引を行います。





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全てが揃ったライト陣営

リュークとの再会、ミサミサの死神の目・・・
監禁される前の状態に再び戻ったライト陣営。
ここからライトの悪魔の計画が最終段階を迎えます。
全てに・・・決着が着く時が来たのです。

どんどん悪どくなっていくライトは頼もしくさえ見えました。
やっぱり白ライトじゃ物足りなかった。
ライトが記憶を取り戻してからの加速っぷりはもう半端じゃなかったですね。
全てが終息へ向かう中、Lは最後の反撃に出ようと試みます。
まさにライトと同じ発想の頭脳を持つLだからこそ生じた疑問。
それは13日の嘘ルールに対しての疑問。
それを解決しようとするL。
ライトはそれすらも読み取り・・・全ての上を行く悪魔の計画が発動します。


【ライト対L、決着】
記憶の戻ったミサに再び犯罪者裁きをさせるライト。
Lの疑いがミサに行く様に仕向けます。
この辺りの心理操作はやはりライトの右に出る者はいないですね。
全てはライトの筋書き通りに・・・進みます。




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死神を殺す方法。それは・・・

特定の人間に好意を持ち、その人間の寿命を延ばす為にデスノートを使い人間を殺すと死ぬ。

そう、つまりミサに好意を持ってるレムが、
ミサの寿命に深く関わってるL陣営を殺す事は・・・死に繋がるという事。
しかしLを殺さなければミサは捕まり処刑されてしまう。
ミサを助けるか、自分が死ぬか。
究極の選択を迫られたレム。
まさにこれが悪魔の計画の最終形。
全ての邪魔者を排除する・・・悪魔の策略。

レムが選んだ答え、それは。





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Lの名をデスノートに記す。

そう、ライトはLだけでなく、死神すらも・・・殺してしまいます。
まさに完全勝利。
このLの死はまさに読者驚愕。
こんなにも早く、まさか決着が着くなんて。
最後の最後、Lの反撃があるばかりと思っていました。
しかしながら・・・ライトがキラであるという確信を持ったまま、Lは死亡します。

とにかく当時はすさまじかった。
L生存説が吹き荒れる吹き荒れる。
仮死状態になってるだけだの、実は演技だったのと
すがるような想いがLファンから発せられるが・・・

原作者である大場先生の「Lは死にました」発言でピリオドが打たれます。

このL死亡によってある意味デスノートという作品自体にもピリオドが打たれます。
あまりにも強烈すぎるこのキャラを越える事は誰も出来ませんでした。
最後の最後まで、ライトはこのLの影と戦っていく事になります。

直接対決はライトに軍配が上がりました。





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僕は新世界の神になる。

邪魔者は全て消え、Lの名を継ぐ事も出来た。
全てを掌握したライトが目指すのは・・・新世界の神。
まさに無敵とも言える状態で、第1部に幕が降ります。

第1部のライトは完璧でした。
決して正義とは言える主人公ではないですが、
その黒いカリスマ性に大きく惹かれていたのも事実です。
どんな逆境でも常にその頭脳で乗り越えていったライト。
そして更にその上を行った行動で度肝を抜いてくれたL。
世界最高峰の頭脳対決をまさに見せつけてくれました。

ここでデスノートは傑作作品へと昇華します。

が、物語はここではまだ終了しませんでした。
そう、Lの名を継ぐ者たちが・・・いたのです。





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アとメロ

ライトにとって暗黒時代とも言えるエピソード。
Lの死から4年後・・・
2対1で行われた戦い。

衝撃の結末へと向かう第2の物語が、始まります。


【Lを継ぐ者】
ライトがLの名を継いでから4年・・・
世界はキラの手にほぼ落ちたといっても過言ではない状況へと来ていた。
ライトが目指す理想の新世界。
そこまであと一歩という所で、再び彼の戦いが始まる。
彼らのプライドを賭けた、戦いが・・・



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ニア。

キラを追う組織、SPKを設立。
独自の捜査で「デスノート」の存在を探し当てる。
この初登場時は大人っぽい顔つきだったのに・・・段々幼くなっていくニア。
Lとの差別化を図ってたんでしょうけど、どんどんL化していくのは仕方なかったか。





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メロ。キラを追う為にマフィアに入り込む。

一番最初にライトに対してアクションを起こしたのがメロだった。
チョコが大好物。メロのおかげで板チョコの売上が上がったとか(嘘です)
最初は微妙な髪型をしてた彼は、ニアとは逆に段々大人っぽい感じへ。
特に怪我を負ってからの彼は魅力がどんどん増していったのですが・・・
やはり2番手の宿命か。その結末は・・・

4年後という設定で各キャラ色々変わったんですが、ライトはあまり変わらず。
デスノートを手にした時点で精神的に甘さが抜けますからね。
第1話の時や白ライトだった時はやはり子供っぽさがありましたが、
黒ライトの時は全くありません。なので変わらないのも当然といえば当然か?

ミサミサのストレートロング化は個人的に非常に嬉しい変化でした。
第2部になって多くの色っぽいシーンで彩ってくれたのですが・・・
あとは粧裕。一番変わったのが彼女でした。
第1部の頃の粧裕がいい!あの粧裕がいいんだ!という声も多くあり(主に俺)
時の流れの残酷さをちょっと感じた第2部。

そんな粧裕がメロの手によって誘拐されてしまいます。
ここから第2部のライト転落がスタートするのです。
そもそも粧裕が誘拐された事自体がライトの落ち度だ!という意見が多かったですね。




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粧裕とノートの交換

とにかくこの誘拐劇ではやられっぱなしだったライト。
この辺りはすごい話大きくなってましたね・・・ハイジャックやら地下通路やら、
更にはミサイルまで登場。第1部とはうってかわって大掛かりな仕掛けに。
段々予想とかそういうレベルじゃなくなってきた・・・

この辺りでは頭脳戦ではなく、なんつーか、火口追跡劇のノリと一緒な感じでした。
ぶっちゃけ読者がデスノートに求めてるのは「頭脳戦」であって、
こういうのじゃなかったんですよね。
第1部の終盤の出来があまりにも良かっただけに、
この展開は第1部ファンからするとイマイチ・・・という声が非常に多かったです。


【新しい死神】
ニアとの初接触もあったこの誘拐劇。
最後までいいとこ無しだったライト、見事にノートをメロに奪われてしまいます。
そして更なるアクシデントが訪れます。




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新しい死神・シドウの登場

何と最初リュークがライトにあげたデスノートはシドウのノートだったのです。
なくした事に気付かないシドウ。
ちょっと、というかだいぶ抜けてる愛らしい(?)キャラのシドウには
多くのファンがつき、一時「シドウ萌え化計画」が立ち上がったくらい。

そんなシドウの存在がライトにとって大きな誤算になります。

アメリカ大統領とのコンタクトによってようやく反撃に出ようとしたライト。
第2部始まってから不甲斐なかったライトにようやく黒ライトの顔が登場します。
・・・が、何かこう頼りないオーラ。
第2部中、ずーっとそれは抜けませんでした。
第1部の時から何かが抜け落ちた、そんな気がしました。
それは運命の女神だったのかも・・・しれません。




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メロと接触してしまったシドウ。

これによって多くのルールがメロに知れ渡る事になります。
13日の嘘ルールも・・・ここで暴かれる事に。
少しずつライトが積み重ねていったトリックが、崩されていきます。
少しずつ、少しずつ。

シドウの協力を得たメロは、ライトの殲滅作戦から難なく逃れます。
それによって新しい死神の存在を知ったライト。
再び練り直される計画。
ライトの手元にあるノートは残り2冊。
そのうちの1冊を使った計画が・・・発動します。




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捜査本部の人間に「死神の目」を持たせる

現デスノートの所有者を探り当てたライトは、
その組織ならずアメリカ中のマフィアのメンバーを一気に壊滅させ、
その混乱の隙に生じて再び殲滅作戦を決行させようとする。

が、ライトの思惑では「死神の目」は松田が持つハズだったが・・・
全ての責任を感じた夜神パパが取引を行う事に。

この辺りのエピソードもアクション性の高いストーリー。
っつかかなり強引なやり方だよなぁ・・・
最早その存在が明らかになってるとはいえ、生命線でもあるデスノート
こう簡単に捜査本部に投げ出してしまうやり方はライトっぽくなかったなぁとも。
まあそれぐらい潔くないと生き抜く事は出来ないんでしょうね。
この作戦もライトだからこそ出来たのかもしれません。
並の神経じゃデスノートを差し出すなんて作戦考えつかないですよ。
ただこの作戦が結局首を絞める事にもなったんですが。

メロのアジトに突入する捜査本部メンバー。
作戦は順調に進み、最後メロを追い詰める。
ノートを手にした夜神パパが、メロと対峙する。





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メロの手には爆弾のスイッチ。夜神パパの手にはデスノート。そして、死神の目。

キラからノートが送られてきた事を知らないメロは、
その顔を夜神パパの前にさらします。死神の目を得ていた夜神パパは、彼の名を読み上げます。

「本名『ミハイル=ケール』」

ついに得たメロの名。
この事がまた後の事件へと繋がっていくのですが・・・
もしここでメロが死んでいれば、後の結末は無かったでしょう。
ここで名前を得たからこそ、あのアクシデントが起こったのです。

メロの名を書く事が出来なかった夜神パパ。
そして見事逃げ馳せたメロ。




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夜神パパ、ついにリタイア。

「再就職だな」「相変わらず固いのね→うむ」などの名セリフを残してきた夜神パパ・・・
ここで無念のリタイア。
ライトがあらかじめ所有権を移していたおかげで、
息子がキラだった事実を知らないまま逝く事になります。
この夜神パパの死は・・・正直犬死みたいな感じでちょっとなぁ、でした。

メロから奪還したノートをシドウに返し、シドウもこの戦いから去る事に。
結局彼が残したのは、夜神パパの死と、メロへの多大なるヒント
そして所有していた1冊のデスノートの喪失でした。

この一つ一つが、終盤の展開に全て繋がっていくことに・・・なります。


【ニア、始動】
ノードの奪還は成功したものの、
メロを殺せなかった失敗はライトにとって大きな尾を引く事になった。
勿論ニアはそこを見逃さない。

キラは二代目L。

そう決め付けた上で、ここまで傍観していたニアが遂に動き出す。
アメリカがキラに屈した事によって解散の危機に瀕したSPK。
しかしそれもまたニアの思惑の一つでもありました。
解散する事によって、脱出したメロが接触してくると睨んだから、です。

そしてニアの思惑通り、メロはSPKに接触してきます。




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SPKの本部に入り込んだメロ。二人の対峙。

メロはニアが持っていた写真を引き取りに来たと言う。
そしてメロはその見返りに・・・自分の持っているデスノートの情報を提供します。

死神の存在。
嘘ルールの存在。


このメロの情報はニアの捜査を飛躍的に進ませる事になります。
勿論ニアが目をつけたのは・・・13日のルール。
Lを殺す為にライトが考えた悪魔のルールが、ここに来て破綻し始めます。




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ニアに突っ込まれっぱなし

第2のL=キラであるという事の詰め・・・
13日のルール、死神の確認。
ライトをまとっていた悪魔のメッキがどんどん剥がされていきます。

第2部に入っていい所がほとんど皆無なライトですが、
この嘘ルールが暴かれる辺りなどもうグダグダ。
第1部の時なら恐るべき切り返しをしてたんですが・・・
先を読みきるライトらしからぬ、行き当たりバッタリな感じは読んでてかなり違和感が。
ニアが上だったのか、ライトが落ちたのか。
必死のライトはまたもグダグダな策を展開します。

SPK本部への攻撃。

出目川を扇動して行ったこの作戦も、あっさりニアの「金ばらまき」策で失敗。
こうなる事もライトなら簡単に予想できたハズなのに・・・
とにかくライト「らしくない」んですよ。
何というか力技で押すタイプじゃなかったハズなのに。
ここら辺は次の展開へ行く為に、強引にこじつけた感じが否めません。

そして事態はまた思わぬ方向へと転がっていくのです。


【ライトが選んだ者】
ニアからの絶対的な疑惑をかけられたライト。
手伝いをさせているミサから証拠が出る事を恐れ、再度ミサに所有権を放棄させます。

そしてミサの代わりに「裁きをする者」として選んだのが・・・



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魅上照。

検事の職業に就いている彼をライトは選んだ。
この選択は正しくもあり、そして間違ってもいたのだが・・・

ここに来て新キャラの登場。
デスノートでの裁きという重要な役割を、
会った事もない、素性も詳しく分からない者に託してしまうというのは・・・
普通に考えたらありえないんですよね。
結局これは上手く作動する事になるわけなんですが、
これもまた運命の女神のイタズラなのか。
とにかく第1部の時と比べるとデスノートへの扱いが軽いんですよ。
ここがまた違和感に繋がってるのかもしれません。

ライトが動いた一方、ニアも動きます。

捜査本部に呼びかけ、情報提供者を募る。
それに呼応したのが相沢。
キラの疑いがある者を監禁したこと、そしてそれを釈放した理由・・・
その問答からニアは更なる核心へと迫ります。




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キラを夜神月と断定

確固たる推理を持ち、ニアはその推理を進めます。
ミサに代わり、今のキラの裁きをさせているのは誰なのか。
ライトからその者へのコンタクトを明らかにさせようと動き出します。

が。

魅上は出目川に代わる代弁者を独自の判断で選出。
そう、彼が選んだ代弁者とは・・・




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清楚・高田。

これには多くの読者がビックリ。
第2部が始まる前の大場つぐみ先生へのインタビューで、
「清楚高田くらいまでは出したい」と言ってたのがここで実現するとは!!
第1部では数コマしか登場しなかった彼女が、ここに来て重要な役割を果す事になります。

そんな高田とコンタクトを取るライト。
そしてその時魅上から高田への連絡が入り・・・
ライト・魅上・高田のホットラインが出来上がります。
ここからライトの策略が始まるのです。
自らの破滅への、策略が・・・


【決着に向けて】
全ての舞台は揃った。
そう判断したニアは自らが日本に出向く事を決意。
そしてここから最後の戦いが始まります。

お互いの状況を教えあう二人。
そう、お互いがそれを使い誘き出そうとしている。
どちらの策略が上を行くか・・・
どちらがそれぞれの策を読みきる事が出来るのか・・・




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そして決戦の火蓋がきられる。

お互いが対峙する事が決定し、そこでこの物語は決着する。
ライトVSニア、どちらかが勝ち、どちらかが負けるという結末で。

第2部の盛り上がりはまさにここから。
ここからまさに腹の探り合いが始まり、頭脳戦がスタートするわけですが・・・
とにかくワクワクしました。
そしてライトはやってくれるだろうと思ってたんです。
あの第1部の悪魔の策略が再び、と。
けれど拭えないライトへの不安。
そう、それは最後まで拭いきれなかったのです・・・

ライトの勝利はニアを殺す事。




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ニアの勝利はライト自身がデスノートに名前を書かせた上で、そこを押さえるという事。

その勝利条件としては圧倒的不利と考えられた戦い。
確かにこのままではニアが不利なままだったでしょう。
ただニアは一人ではなかった。メロという存在がいた。
1対1ではない戦い。それこそがこの戦いのキーポイントになっていきました。

来るべき最終決着に向け、それぞれ動き出すライトとニア。

まず動いたのはライトでした。
恒例となった高田との密会で・・・仕掛けます。




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デスノートの存在を明かす

そう、ライトの策略・・・それには高田の協力が必要不可欠でした。
これまで魅上に行わせていた裁きを、密かに高田に行わせようとします。
そしてそのホットラインは見事なまでに、機能し始めるのです。

ニアも全力を動き始めます。




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何と魅上の存在を探し当てる!

これはさすがに強引な展開なんじゃ・・・?とも思いましたが、
その辺りをツッコミ始めるともう何も始まりません。
複数の画面を同時に見る事が出来るという特技を持つ彼は、
全ての事件との時系列と魅上の発言とを照らし合わせ、
見事真実へと辿り着きます。

色々筋は通ってるっちゃ通ってるんですが・・・
そんな簡単に見つかるものなんですかねえ?ああやっぱりここは違和感を感じてしまいます。
最後のジェバンニの仕事といい、SPKは超人だらけです。
何ていうか、現実からかけ離れてしまったんですよ。第1部と比べて、大きく。
この辺りがスッキリと終わらなかった一つの要因なのかもしれませんね。


【全ての準備は整った】
魅上に目をつけたニアは、彼の行動を観察する事に。
魅上に死神は憑いているのか。
そして本当に魅上はデスノートを持っているのか。




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この電車の中の事件でニアは確信します。

読み返してみるとこの携帯で画像を取る動作は明らかに怪しい・・・
そのまま高田に画像を送り始末したという事になるのだけれど、
その辺りは・・・ジェバンニだから気付かれないと思ったんですかね?
ノートの方に目が行ってしまうから?
ここから明らかに「偽」の存在がバレてしまいそうなんですが、
この辺りがライトの策で甘かったところなのかも。

そして魅上を追跡していく中で、遂にジェバンニは魅上の持つノートに触ります。
その中にあるノートの内容を、ニアに送信します。
必ず1日1ページずつ書かれたノート・・・
それを見てニアは自らの作戦の勝利を確信します。




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これならいけます。

ここから仕掛けたニアの策。
そしてライトに対し、直接対決の提案をします。

1月28日午後1時

場所は横浜の倉庫。
ここで全ての決着が・・・着く。

ニアの仕掛けを読んでいたライト。
その仕掛けに気付いたライトは自らの勝利を確信します。
あとは、運命の日が来るのを待つばかり・・・

だったのですが。

もう一人の存在・・・メロがその運命を狂わせます。
これが、破滅の始まり。
けれどもう運命の輪は動いてしまってる。
その道筋を違えども、止まる事は、許されない。


【メロの死】
高田を通して魅上に最後の指示を出したライト。
全ての準備が終わったその時、メロが動きます。



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高田を誘拐

そう、今やキー人物となった高田をさらいます。
これにはライトも、そしてニアさえも想定外。
が、万が一の事が起こった時の指示を、ライトは高田にしていました。

下着の中に隠し持っていたデスノートの切れ端。

そう、メロは高田が今裁きをしているという確信が無かった。
そして切れ端で殺せるという事実も知らなかった。
だからこそ、見逃してしまった。
そして高田は予めライトから教えられていた名前をそのノートに記す。
ミハイル=ケール。





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遂にメロがデスノートによって死亡する。

全てはライトの思惑の中だった。
ライトにとって懸念していたメロがこれによっていなくなった。
そう全ては・・・ライトの勝利に動いていた。

が、ここまで完璧に動いていたホットラインが崩れる。

そしてそれをニアは見逃さなかった。
ライトはそのシナリオを変えなかった。
ニアは・・・再び動き出した。
そう、このメロの行動が、この戦いの決着に大きな影響を及ぼす事になったのです。

ライトがそれに気付いたのは・・・最後の、最後でした。

正直このメロの死に方はないなーとも思いました。
全てのカラクリが明らかになってからも、やはりこれだけ活躍したメロが、
こうもアッサリ死んでしまうのもなぁ。
ニアはメロのおかげとも言ってますが、まさにメロはニアのパズルの一つでしかなかった。
全体を見るとそうとしか取れないんですよ。
最後のメロの真意は推測で語られてますが、ハッキリと描写が欲しかったですね。

そして、運命の日がやってきた。
全ての役者が揃い、全ての決着が・・・着く。


【そして訪れる・・・決着の時】
1月28日、午後1時、YB倉庫。
ライトとニア、二人はここで対峙する。




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お互い全ての策を実行し、ここにいる。

もう小細工はいらない。
あとはどちらが上回っているかを・・・証明するのみ。

ニアは魅上が来る事と読んでいた。
ドアから覗き見し、そして全員の名前を書くと。・・・夜神月以外の名前を。
それを全て分かった上で、それを止めないで傍観しろと言う。

名前を書かれても死なない。

その自信がニアにはあった。
そう、ニアは魅上のノートの中身をさし替えていた。
本物ではなく、偽物へと。
ジェバンニが魅上のノートに接触した時に、さし替えていたのだ。




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この戦いの日付である28日以降のノートを差し替える。

そう、これこそがニアの策・・・
魅上が書いてるノートは偽物だから、名前を書かれても死なない。
そしてそのノートに書かれてない名前こそが・・・キラ。
これで全ての決着が、着く。






06-05-23_17-31~00.jpg
そしてライトはそれを読んでいた。

ニアが魅上に接触し、ノートに接触し・・・さし替えてくるだろうと読んでいたのだ。
そう、ニアが接触した魅上のノートは・・・

偽物だったのだ。

ニアの策を読んだ上でライトが用意させていた・・・偽物。
全ての裁きは高田が行っていた。
勿論、魅上も高田の裁きと全く同じ内容を偽のノートに記述していた。
そう、全てを偽装していたのだ。

ニアが仕掛けたのは本物ではなく偽のデスノートだった。

そして魅上が名前を書き込んでいるノートこそが・・・
この決着の日まで隠させていた本物のデスノート。
全てを上回るライトの策が炸裂し勝利するハズ・・・だったのだが。




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誰も死なない

本物であるデスノートに名前を確かに書き込んだ。
けれど死なない。
考えられる理由は一つ。

・・・そのノートが本物でないという事。

全てはニアの策だった。
魅上が持っていた本物のノートさえも・・・差し替えたのだった。

さて一度ここで整理してみましょう。
ライトの策は「ニアにわざと偽物をすり替えさせる」でした。
それに対してニアの当初の策としては、
「魅上のノートに接触し、28日以降をすり替える」というものでした。

ニアが魅上のノートが偽物である、と気付けたのはメロの行動によるものです。

という事はニアは当初ライトの考えをこう仮定していたハズです。
「一網打尽にする為に、デスノートを持たせた者に倉庫を覗き見させる」
ここまで知略合戦をしていたキラが、たったこれだけの策で臨むと考えていたのでしょうか。
こんなの策でも何でもありません。

相手から指定された場所に、何の策も持たずにほいほいとデスノートを持ってきて殺そうとする。

そんなのはただのバカだと思いますが、
ニアは当初ライトの考えをそう捉えてたという事です。
ここに大きな矛盾というか違和感を感じるんですよね。
あれだけ思慮深かったニアが、どうしてそんな浅はかな考えに・・・
結局「偽のノートを見抜き、更に本物のノートにも仕掛ける」という事になったわけですが、
結局ニアの真意はどうだったんでしょうね。

最終回で松田が「ニアは最初から偽のノートの可能性に気付いていた、
それを検証させる為にメロを動かした」

と言ってますが、それが本当だったのか・・・
どちらが本当か分かりませんが、願わくば後者であってほしいですね。
明らかに後付け感は否めないですが、結局真意は謎なままなわけですから。


【ライトを上回った・・・ニアの策】
そう、ニアはすでに本物のノートを手に入れていたのです。




06-05-23_17-32~00.jpg
魅上が保管していたハズの本物のデスノート・・・

ライトはそれをこの日まで一度も使ってないと、信じていました。
しかし事実は違ったのです。
そう、メロが高田を誘拐し、ライトが高田の名をデスノートに記した時・・・
魅上も高田の名をデスノートに記していました。本物の、デスノートに。
ライトが全く身動きできないという配慮の元、魅上は一度だけ本物のデスノートを使ったのでした。

ニアはそれを見逃さなかった。

本物のデスノートが保管されていたのは・・・旧式のセキュリティの貸し金庫。
それを軽々と破り本物のデスノートを手に入れたニア。
そしてその本物の中身と筆跡や一字一句全く同じノートの作成を、

「ジェバンニが一晩でやってくれました」

すさまじいですね。全く同じ筆跡のコピーを一晩でやってしまうジェバンニ・・・
彼こそ一番のスーパーマンなのかもしれません。
ただこれもまた最終回で語られていた通り、
デスノートによって魅上が操られていたとしたら・・・
このコピー作業は必要なくなってしまうんですよね。
その辺りどうなんでしょうね。ジェバンニの評価に関わりますよコレは。

メロとニア。

二人の行動と策が合わさり・・・ライトの策を越えたのです。
二人が目標とするLさえ敵わなかったライトを・・・追い詰めた。





06-05-23_17-33.jpg
二人ならLに並べる、二人ならLを越せる

遂に追い詰められたライト。
もう言い逃れは・・・できません。
完膚なきまでに自らの策を潰されたライト。
彼の何かが、壊れました。





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僕がキラだ。

遂に自白したライト。
ここからジャンプ作品でも類を見ない主人公の最後が・・・描かれます。


【ライトの最期】
自らを新世界の神と呼び・・・
その大いなる思想を語るライト。
本当に彼はある意味純粋なのだと思います。
純粋に・・・神になろうとした。
私利私欲の為じゃない、自らの理念に基づくその行動・・・

僕らがライトに感じていた魅力はそこにあったのかもしれません。

だからこそ彼は死神の目を最後まで手にしなかった。
この物語の中で、デスノートの所有権を持ったキャラで、
唯一彼だけが死神の目を持たなかったのです。
それだけ、新世界への神へのこだわりがあったという事。

史上最悪の主人公とも言える夜神月。
けど彼が間違っていたとは思いません。
正しいとも思いません。
勝った者が正義だとも思います。
いや何が正義なのかは・・・分からないんです。




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自分が正しいと思う事を信じ、正義とする

正義と正義のぶつかり合い
だからこの作品は面白かったのかもしれません。
だから、僕らはライトを応援していたのかもしれません。
腐った世の中を正したい、それはきっと多くの人が考える事。
それを実行するライトは、さながらヒーローのように見えたのかも・・・しれません。

そしてそんなヒーローの最期。

それは多くの感情を僕らに抱かせてくれたのです。





06-05-23_17-34~00.jpg
仲間であった松田に撃たれるライト。

まさかここで松田が!!!
大場先生のお気に入りでもあった松田が、最後の最後でこんな活躍をするとは!!
ライトを心の底から信じていた松田。
それが裏切られた時・・・すべての想いが逆流し、暴走します。

ライトを殺そうとさえする松田。
撃たれたショックからライトの精神は崩壊していきます。
全ての記憶は混乱し、錯乱するライト。

この戦いに決着が・・・訪れます。




06-05-23_17-35.jpg
最初からずっと相棒だったリュークにすがるライト。

ライトの前にリュークが初めて訪れたシーンを思い出します。
一緒に盗聴器やカメラを探したシーンを思い出します。
Lに監禁される前、森の中での二人のやり取りのシーンを思い出します。

そう彼らはずっと一緒だった
そんな彼らがたった一つ約束していた事があった。

ライトが死ぬ時、リュークのノートにライトの名前が書かれるという事。

それは、ノートを手にした人間との間に出来る、死神との掟。
全てが絶望的になった状況。
もう頼るのはリュークだけになったライト。
リュークはライトの負けを・・・確信する。



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そしてその名がノートに記される。

その40秒後に心臓麻痺。
それは・・・もう覆らない、事実。
どんな手をもってしても取り消せない死。

そして夜神月は確信する。自分が死ぬという事を。





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死は平等だ


死にたくない

全ての人間が思う、心の奥底にある感情。
誰もが生きていたい。
死ぬという事は、全てが無になること。
それを、知っているから。本能で。





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そしてライトに死が訪れる。

・・・多くのライトファンにとってショックだったであろうライトの死。
最後の最後、何か逆転の手があるのかとも期待しましたし、
牢獄に入ってから悪魔の知恵で脱出するのかとさえ思いました。
最後はリュークの手によって殺されるとは・・・

大場先生が、インタビューの事あるごとに答えてる事があります。
「最後は決まっています」
それはきっとリュークのノートにライトの名が記されるという事だったのでしょう。
リュークが人間界に来て初めて記した人間の名前・・・それがライトだったのです。


【デスノートの終わり】
全ての事件が終わった一年後・・・
最終回で描かれたのはあの事件の推測でした。
それが真実だったのか、それとも単なる推測だったのか。
今となってはそれを僕らが確かめる事は出来ません。
全ては大場先生の頭の中に、真実は隠されています。

けれどそれでいいんだと思います。
そもそもデスノートという物語は全てを物語る事のない作品でした。
所々の隠された真実は、読者が想像するしかない。
そう、人それぞれにデスノートという物語があるのだと思います。

そして最終回、最後のコマに現れたこの女性。




06-05-23_17-36~01.jpg
色んな説がありました。ミサ?粧裕?実は生きてた南空ナオミ?

どんな説もまあ違うのでしょう。(100%とは言い切れませんが)
けどライトは最後の最後で神になれたのだと思います。
それは彼が望む形ではなかったのかもしれないけれど。
ライトが切り開いた新世界は、むしろこれから始まっていくのでしょう。

このラストは多くの物議を醸しましたが、
きっとデスノートは終わらない。
また世界に現れると思います。
また退屈な死神が落とすのでしょう。

第2の夜神月が現れるのか。
それとも現れないのか。
その物語が描かれる事はないだろうけれど、
ミサが生きていてライトの子供が再びデスノートを手にする
そんな夢物語を想像しながら、この作品にお別れしたいと思います。

確かに傑作でした。

それに変わりはありません。
これほどまでのインパクトを、心に残してくれた作品は中々ないと思います。
人気作品は連載を伸ばされるというジャンプのシステムに全く組み込まれず、
見事絶頂の中その幕を閉じたデスノート。
こんな作品にまた出会える事を信じて。
これからもマンガという最高のエンターテイメントを楽しんでいきたいと思います。


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さて、ここからはデスノートに関する様々な事に関しての考察や情報です。
そうまだまだ続きます。いい加減自分自身でもうんざりですが、
もうちょっとだけ続くんじゃよ。


【ミサミサはどうなったのか】
多くの謎を残したまま完結してしまったデスノートですが、
やはり一番気になるところはミサミサはどうなったかという事。



06-05-23_18-10.jpg
ライトが死んだら、ミサ生きてけないよ

物語の中で何度も登場している「ライトがいなくなったらミサ生きてけない」発言。
多くの見方では自殺というのが濃厚になってますが・・・
ミサミサファンにとってその事実はあまりにもショッキングな事から、
あえて最終回では触れてない、というのが有力な説です。




06-05-23_18-10~00.jpg
このコマがミサミサ最後の登場となったわけだが・・・

ライトが死んだというのはミサミサに伝わったのか?
その伝わり方にもよりますが、「自殺した」と伝えた場合はやはり後を追うだろうなぁ。
もし死んだと伝えてないのなら・・・じっと待ってる?
個人的にはやはり妊娠してお母さんになってる説を推したいところなんですが。

何にせよ何も語られてない以上推測にしかなりません。
最終巻での加筆はあるのか・・・期待しましょう。
(何と言っても最終回は通常より少ない12ページしか無かったので)


【大場つぐみの正体とは?】

06-05-23_18-15.jpg
とにかく謎とされてきた「デスノート」の原作者である大場つぐみ。

これまで全く作品を発表してない新人のデビュー作としては異例の出来であり、
その正体は様々な説が流れている。
乙一、清涼院流水、宮部みゆき・・・
けれども今も尚一番有力とされているのが




gamousetu.jpg
ガモウひろしだ。

この根拠に関しては様々なところで考察されてるのでそちらを参照してほしい。
デスノートの原作者、大場つぐみはガモウひろしで確定?


この第4回日本オタク大賞にて発言されたコメントが決定的だったとされてますが、
果たして真実は・・・?
大場つぐみのローマ字「OOBATUGUMI」の中には、
「GAMOU」と「OBATA」の名前が隠されてるというアナグラムもあったり。
デスノート最終回で明かされると思ったのですが、結局明かされず。

この辺りも最終巻に期待したいところだが難しいか?
映画等落ち着いてからどっかで誰かぶっちゃけないかなーと期待。


【映画版デスノートについて】
さて連載終了後、一番盛り上がってるのがこの実写映画版デスノート。


movie_deathnote_last.jpg
公式サイト

前代未聞の前・後編の公開は何故か昔のエヴァの映画を思い出したりする。
第1部をそのまま完全収録したこの映画、
オリジナルキャラ「詩織」の存在南空ナオミの原作以上の活躍など
非常に期待せざるを得ない。
また結末はコミックスと若干違うというのもかなり興味をそそられる。

更にはコンテンツ事業局映画事業部長である奥田氏のインタビューからはこんな発言が。

>何よりもプライオリティ(優先順位)が高かったのは公開スケジュールですね。
本誌の展開との兼ね合いで、6月・10月というのは外すわけにはいかなかった


6月は最終回直後という事なので理解できるのですが、
10月の公開時期での本誌展開とは一体・・・?
ここがホント一番気になるところですね。
番外編が掲載されるのか?それともアニメ化やゲーム化との連動?

これだけ人気の作品をジャンプが簡単に手放すわけはない。

だからこそ、今後のデスノートのメディア展開からは目が離せません。
ただ展開しすぎて作品自体の質を薄める事になるような事だけは避けてほしいですね。


【これが伝説の読みきり版「デスノート」】
さてほとんどの方が知ってると思いますが、
デスノートには実は読みきり版が存在していました。



yomikiri_deathnote01.jpg
55ページで描かれた読みきり版「デスノート」

死神リュークが登場するところだけが一緒で、
あとは登場人物は全然違いますし、設定も一部違ったりしています。
主人公・鏡太郎はまだ小学生。
最初は拾ったデスノートを日記代わりに使うのですが、
そこに書いた名前のクラスメイトが心臓麻痺で死んでしまいます。




yomikiri_deathnote03.jpg
リュークとの出会い

太郎がすごい劇画調で描かれてるのが特徴です。
リュークの性格も今よりももっとファンキーな感じでした。
そして今のデスノートと決定的に違うのがこのアイテムの存在。



yomikiri_deathinote04.jpg
デスイレイザー

そう、ノートに書いた名前をこの消しゴムで消すと生き返ってしまうのです。
読みきりで登場したこの消しゴムの存在は連載版でも出てくるんじゃないか!?
という期待を膨らました読者も多かったですが、
デスノートのルールによってあっさりそれは否定されてしまいます。
あっても面白かったと思うんですけどねぇ・・・

更に主人公である鏡太郎は一度死んでしまうのですが・・・




yomikiri_deathnote05.jpg
安楽死と書かれて死ぬ鏡太郎

すぐにデスイレイザーで復活。
死んだり生き返ったりコロコロ変わるのが何か印象的でした。

コミックスに掲載される事もないのでもはや幻の作品となってる読みきり版ですが・・・
どこかで掲載される事を願います。


【澤井先生が描いたデスノート】
そういえば本誌ですんごい企画がありました。
小畑先生が「ボーボボ」を描き、
澤井先生が「デスノート」を描く
という・・・



sawaideathnote01.jpg
トンデモ企画。

悪ふざけとしか思えないこの企画は好評だったんでしょうか。
・・・個人的には非常に不評だったんですが。
デスノートという傑作が、




sawaideahinote02.jpg
駄作に変わるという恐怖。

けどそれなりに読めてしまうのはやはりプロなんだなーと思ったり。
この恐ろしい企画も見事お蔵入り。
コミックスに収録される事なく、二度と日の目を見る事もないでしょう。
※追記→どうやら「ボーボボ」のキャラクターファンブック?に収録されてた模様。
     情報ありがとうございました。



obatabobobo01.jpg
しかし小畑先生が描くとビュッティも可愛いです。


【デスノートにラクガキ4コマ】
更にこれも未収録作品のデスノート4コマ。
本誌や赤マルなどに毎回掲載されてたやつですね。



rakugaki4komadeahino01.jpg
ミサミサのパンツは白もあるのか?という疑惑を晴らす為に行動するライトとL。

うーんこういうのを作者自身がやってくれると嬉しいですね。
ライトもやる事やってんだ、というのを感じる4コマでした。

更には・・・



rakugaki4komadeahino02.jpg
本編ではありえなかった水着で戯れるミサと粧裕。

粧裕が中学生バージョンなのが一番のグッジョブです。
粧裕いいよ粧裕。

こんなのもあります。リュークがあの作品に言及!!



rakugaki4komadeahino03.jpg
なんでりんご柄じゃなくいちご柄のパンツなんだ?

りんご100%・・・まあそれはそれでアリだったのかも(ぇ)
けど甘酸っぱさでいちごが勝つんですよ!いちご万歳。

そして最後をしめるのはこれ。



rakugaki4komadeahino04.jpg
ミサミサの半ケツ。

その美尻に惚れ惚れです。
こういうシーンをもっと本編でもほしかったですね!

というわけでデスノート番外編の紹介でした。
読みきりと、トンデモ企画と、この4コマとか合わせたら単行本1冊作れるんじゃないかなぁ・・・


【デスノート・レクイエム】
というわけで長きにわたったこのデスノート最終回特集記事もこれで終わりです。
ここまで全部読んでくれた方がいらっしゃいましたらありがとうございます。
こんなに長い記事になったのは当ブログでも初です。
まさに1週間がかりくらいで書いた記事なので、
一人でも多くの方に読んでもらえれば幸いです。

もう散々語ったので多くは語りませんが、
本当にデスノートは面白かった。
それだけは確かに言えます。
第2部がイマイチだったとか、最後破綻したのでは?とかそんなのはどうでもいいんです。
要は面白かったと言えるかどうか。
そう聞かれたら自信を持って「面白かった」といえます。
それが、デスノートという作品。

続きが気になる、来週まで待てない・・・
それはマンガというエンターテイメントとしての基本部分だと思うんです。
最近の作品はそれが薄くなってきてる気がします。
そんな中デスノートは発売日の深夜にわざわざコンビニに行ってしまうほど、
その訴求力はハンパじゃなかったです。
果たして多くの人を虜にしたその魅力は何だったのか。

その一つとして、「結末が読めなかった」事だと思います。

多くのマンガというのはある程度結末が分かっていて(漠然としたものが)
そこに進んでいく過程を楽しむものだと思うんですよ。
けれどデスノートは違った。
その結末がどうなるかが全く予想できない。
それ所か来週、再来週がどうなるのかが全く予想できない。

だから予想するんです。

この先どうなるのか。
どんな事が待ち受けているのか。
デスノートというルールがあったからこそ、僕らは予想できた。
決められたルールの中での思考というのは、非常に楽しいモノなのです。
第2部をつまらないと感じたのは、
そのルールがあまりにも広くなりすぎてしまったからなのかも・・・しれないですね。

何はともあれ、マンガ史にその名を残したデスノート。
全12巻、108話で構成された物語は僕らに最高のエンターテイメントを与えてくれた。

本当にありがとう、デスノート。

マンガが秘める可能性はまだまだある。
それを示してくれたこの作品に深く感謝をし、この記事を終えたいと思います。




06-05-23_19-40.jpg
この物語を盛り上げてくれた二人に、感謝です。

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<当ブログでのデスノート関連記事>
考察・映画版デスノートはあらゆる意味で期待を裏切るか
考察・映画版デスノートは真の意味で完結したのか

このデスノの表紙って見た事あります?⇒判明しました!
デスノート8巻を読み解く!(ニアの表情が大幅修正・・!?
デスノート考察 「VSメロ、デスノート奪還編」まとめ
デスノート7巻を読み解く!(コミックスにまで誤植が・・・!?)
デスノート感想・考察 page.69「飛翔」
デスノート感想・考察 page.68「発見」
デスノート感想・考察 page.67「釦」
page.66「死亡」
page.65「責任」
page.64「直角」
page.63「的」
page.62「決断」
page.61「二番」
page.60「誘拐」
デスノート第2部へファイナルカウントダウン!その制作秘話を読み解く!
デスノート6巻を読み解く!(今回も微修正あり?)
page.59「零」
page.58「胸中」
page.57「二択」
page.56「抱擁」
page.55「創造」
page.54「中」
page.53「悲鳴」
page.52「寸止」
デスノート5巻を読み解く!(実は一部差し替えされていた?)
デスノート感想・考察page52~59を一気に表示する
デスノート感想page36~51を一気に表示する(JUGEM版)

<他サイトでのオススメデスノ記事>
蒼い髪と黒いノートと黄色いドロボウさん

 うちのブログが考察を中断してからも、ずーっと連載終了まで続けていたのがシータさん。
 すごかったです。毎週きっちりデスノ考察をやる事の大変さが分かってるだけに、
 本当にすごいなぁと思います。お疲れ様でした!!
 また次の作品を見つけましょう!

有無さん

 とても質の高い考察は毎週毎週参考にさせてもらってました。
 更にはムーさんのデスノパロ絵は本当に大好きでした。
 鋭いツッコミは他サイトには無い味で、自分には言えない事ばかりで爽快でした。
 数々の考察お疲れ様でした!!

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<あとがき>
とにかく疲れました。
書いてて途中で後悔しました。
読み返してみると単なるデスノートストーリー紹介に終わってしまってるんですよね。
薄い・・・

まあけどそれもまた良しです。
それを見てデスノという物語を皆さんが思い返してくれればと思います。
うちのブログが発展していったきっかけの一つはこのデスノートだったんですから。
それに対しての感謝です。

まだまだ映画版の感想とかそういった事でデスノ関連の記事を書く事があると思います。
なのでこれでまだサヨナラではありません。
全てが終わるその日まで・・・皆さんと色々語っていければと思います。

デスノートに対しての思いや考察など、
もしあれば皆さんの熱いコメントをお寄せください。
それでは、ここまで読んで頂いた皆様本当にありがとうございました。

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三大少年マンガの新旧交代
2006年05月19日 (金) | 編集 |
いよいよW杯が始まろうとしています。
各メディアでW杯特需にあやかとうという動きがある中、マンガ業界でもそれは例外ではありません。
二大少年誌にてサッカー漫画の連載がスタートします。




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少年サンデーで連載がスタートした「GOLDEN☆AGE」

今回の主人公は最初からスーパースター級の実力の持ち主です。
そういう設定の場合は、環境が悪いってのが相場なわけなんですが、
当然のごとくその黄金の流れに沿った展開になっていきます。
それにしても・・・この絵柄・・・どこかで見た事がある気が。
作者の寒川一之先生は新人という事ですが、これは・・・河合先生の絵柄か?

サンデーアシスタント系統図ではそういった記述はないんですが・・・
連載始まったばかりだからですかね。それともたまたま?
妙にほのぼのした雰囲気が何かこう、河合節を感じざるを得ません。

さてこれに対してマガジンのサッカー新連載は・・・




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主人公がいきなりマネージャーでスタートの「エリアの騎士」

エリアの騎士・・・何っつーか、こう・・・ちょっとこっ恥ずかしくないですか?
今週から始まった野球マンガの「ダイヤのA」もそうなんですが、
うん、何か恥ずかしいです。むずがゆいです。ちょっと現代風ではない感じが・・・
さてそんな「エリアの騎士」、原作は伊賀大晃。
これは数多くあるあの樹林伸の新しい名義になってます。
古くは「シュート!」を手がけた彼でもあるのですが・・・
今回のこの連載について、開始前のインタビューでこう述べてました。

>僕は『シュート!』でやり尽くしましたから。
>あそこで培ったサッカーマンガとしての面白さの演出プラス何か、
>新しいキーイメージが見つかったらもう一回やろうと思ってた。
>まだ秘密ですけど、それが見つかったんです。
5話目ぐらいでたぶん、“え~っ!”って驚きますよ


5話目ぐらいに仕掛けられた大きな仕掛け・・・
それは一体何なのか?
「シュート!」といえば久保さんです。
伝説の11人抜きの後、帰らぬ人になってしまうのはもはや忘れられないエピソードなんですが、
ま、まさか・・・第1話目からすでに死相が漂ってましたが・・・
傑・・・し、死んじゃう?ま、まさかね、そんな安易じゃないですよね。
そう信じたい。もっと驚く事が僕らを待ってるハズ。




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生乳揉みが決行されたー!とか。

これには驚きです。それこそ“えーっ!”ですよ。
素晴らしい。乳揉みこそロマンです。
はっきり言って俺は揉みたい。ええ心からそう言える。
頭から地面に埋められるくらいだったらいくらでも埋めてもらっていい。
それで揉めるなら。揉む事が出来るんだったら・・・!!
そう、そこにはロマンが潜んでいる。果て無き夢が、そこに、ある。

この「エリアの騎士」の作画を担当されてる方も新人さんという事ですが、
何と無く・・・「ラブオールプレー」の咲先生に似てるんだよなぁ。
けどあの人はバトミントン漫画を捨ててサッカー漫画を描くわけないし・・・
ま、まさか!!第5話で驚愕のサッカー漫画からバトミントン漫画に転向!?

それはびっくりだわ。

さて、マガジンはこの作品以外にも新しい作品がスタート。
その名も「スミレ16歳」。
そう、昨年からマガジンに何度も登場し、マガスペでの連載も好評、
晴れていよいよ週刊連載を勝ち取ったのです!!
当ブログでも以前より注目してきましたが遂に・・・!

とにかく他の作品とは一線を画すこの「スミレ」なんですが、やはり注目すべきはココ。




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スミレを操る親父

はっきり言ってこの作品の見所はここです。ここ以外ありえません。
この親父のスミレに対する愛情はすさまじいです。普通じゃないです。変態です。
けど心打たれるんです。親父のそのひたむきな、その行動に胸打たれるんです。
どんな時でもスミレ。何をさせるにもスミレ。
いつしか親父の存在なんぞ忘れ、スミレというキャラがまるでそこにいるかのように・・・

見えたら病院に行った方がいいと思います。

そう、そんな錯覚さえ覚えてしまう情熱の女子高生マンガが「スミレ16歳」です。
しかし「スミレ17歳」はどうするんでしょうね。
1巻も発売してますし、未収録の話もありますし・・・
も、もしや「スミレ17歳」と「スミレ16歳」の同時発売とかやる気か!?
やりかねん。講談社ならやりかねん。
そして「16歳」の方がきっと売れ行きがいい、そんな世の中が好きです。

一方W杯ってなに?という姿勢で新連載をスタートさせたのがジャンプ陣。
すでにスポーツ漫画の存在がわずかになってきてますが、
そんなの気にせず新連載を投入してきました。




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どう見ても当たってる

「TO LOVEる」です。見事なトラブルじゃないですか。
髪の毛で隠れた乳首。そう、見えそうで見えない乳首!
これこそがジャンプの黄金パターンです。
そんな髪の位置ありえるかぁ――!!という少年の心の叫びが聞こえてくるよう。
もちろんこれは湯気だったり煙だったりするという、永遠の越えられない壁。
「いちご100%」終了以来、ジャンプに足りなかったモノ・・・

それは「お色気」

そう、まるで乾いた身体を水で潤すごとく、
ジャンプ読者はお色気を吸収していった!
もっとトラブル!トラブルはないのかー!と。
そういう意味ではお色気を渇望しているこの状況で第3話は×でした。
トラブルがない。僕らに必要はのはトラブルなんだ!!

そんな読者の声を抑えきれなくなったジャンプ編集部は更なる兵器を投入。
そう、僕らの叶先生を復帰させました。




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あまりにも可愛すぎるアイカちゃん

きたきたきたきたきましたよ。
理奈ちゃんに似てるとも言えるこの子こそ、全男子が求めてる理想像!
そう清純サラサラのロング!!これこそが僕らの帰る場所なんです。
時代はツンデレかもしれないけれど、それでも不変なもの・・・それが清純サラサラロング!!
いつの世も最後に勝つのはここです。
俺は負けました。アイカちゃんの可愛さに、負けたぜ・・・

やはり可愛い女の子を描かせたら天下一品の叶先生。
更には伝説のミッドナイト叶マジックも登場します。




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ミッドナイト叶マジック

見えそうで見えない・・・まさにここにチラリズムの極意がある!!
くそうにくい、にくいぜ叶先生。このもどかしさをどこにぶつければいいんだ!!
むしろこれ履いてない・・・?くそうどこまで青少年の妄想を刺激する気ですか!
え?もう青少年じゃない?心はいつでも青少年です。
っつか俺はちょっと見えてるのが好きです。
ちょっと見えるのが幸せ。
だから叶先生、よろしくおねがいします。

こうして様々な作品が始まったわけですが、
雑誌「創」6月号で現ジャンプ編集部・茨木編集長は以下のように語っていました。

>問題は『ONE PIECE』や、かつての『ドラゴンボール』のような
トップを張れるような新しい作品が出てこないことなんですね。
>役者はそこそこ揃ってるんですが、主役級が出てこない。


これはまさにその通りなんですよね。
去年~今年にかけていわゆるその雑誌の看板作品と呼べる作品が出てきてないんですよ。
これはジャンプだけに限らず三大少年誌に言える事です。
今回の「TO LOVEる」や「エム×ゼロ」に関しても、やはり看板を張るほどに
成長するとは今の段階では思えません。
ある意味今少年マンガ界は暗黒期なのかなーとも思ったりします。
けどそういった化け物作品が出てくる時は一気に出てきます。
今は耐えの時期なのかもしれませんね。

さて始まった作品もあれば終わった作品もあります。

ジャンプではこの度あの長期連載作品が終了を迎えました。
そう、ジャンプでは唯一残ってたメジャースポーツ漫画・・・




06-05-19_16-44~01.jpg
伸びに伸びて終了した「ミスフル

18ページ中、12ページくらいをギャグで使った事もある作品。
そのテンポの悪さには誰もがイラつき、メインストーリーの意味あるのか?
という疑問を誰しもが持つ事に。
それもそのハズ、全くストーリーには関係ないだろう1回戦の試合を
約1年近くもやっておきながら、一番メインであるライバル校との試合は行われず
事もあろうに同じチームとして都道府県別対抗戦とやらに出場。
確実に後付けの設定であろう何やらカタカナで喋る兄貴と対戦、
これがまた読み辛くものすごい不評をくらったせいか、
最後には何故か流暢な日本語を喋ってました。すげえ行き当たりバッタリ。

俺は正直この作者はもう普通のストーリーモノは描かない方がいいと思うんですよ。
ぶっちゃけギャグ一本で行った方がいい。
けどギャグ一本で行ったら行ったらで多分スベるのは目に見えているので、
暴露系のギャグに進んでほしい。そう、第2の木田先生は君だ!!

まあそんなミスフルの最終回も全てはこの作品の終盤の展開に吹き飛ばされます。




06-05-19_16-46.jpg
24号で最終回を迎えた「デスノート

色んな意味で大きな社会現象を起こしたデスノート。
6月には映画化もされますが、その終盤の展開及び最終回は大きな波紋を呼びました。
それについてはまた別途記事にて。
そもそもデスノ記事書いてたらしんどくなってきたので、息抜きがてらにこの記事書いたんですが
とても息抜きどころか、一度最後まで書いた文章が全て消えてしまい
また最初から書いてるという有様です。久々に枕に向かって「畜生!」って叫んだ。

とりあえずデスノに関しては別途記事(早くアップしたい)にて。

お次の長期連載終了作品はマガジン。
あのバトル漫画が遂に終止符が打たれたそうです。その作品とは・・・





06-05-19_16-46~00.jpg
約7年間連載されたKYO

果たして作者もこの登場人物全部把握してんのか・・・?と思ってしまうぐらい、
毎週のように新キャラが登場してた時期もありました。
とにかく次々と出てくるキャラに普通の読者の頭はパンク状態。
とりあえずデッサンが適当なキャラはすぐに死ぬ
というのを念頭に置きながら話を進める事にするが、もう誰が誰だか。
バトル漫画ではお約束の「限界」をどんどん突破するキャラたち。
お前らの底は一体どこなんだよ!と叫びたくなる。
底すらも突破するKYOたちにはもう拍手を送るしかない。乾いた拍手ね。

そしてけっこう死んだかなーと思って最後蓋を開けてみれば、
主要キャラほとんど死んでねーじゃん!というのはもうお約束。
勿論主人公も最後に帰ってきました。
しかしホントバトル漫画なのにとにかく多いセリフ、複雑な設定、伏線。
正直な話途中で読むの止めました。スミマセン。
けどキャラは魅力的だったんですよね。キャラは・・・

ストーリーが長すぎました。しばらく刀はお腹いっぱいです。

そして実はもう一つ、今週長期連載が終了したのです。
こちらも何と6年間の連載に終止符が打たれました。その作品とは・・・





06-05-19_16-46~01.jpg
いきなり打ち切られた魁!クロマティ高校

作者の意向によりいつも通りの展開で終わりたいという事だったんですが・・・
いつも通りすぎだよ!ぶっちゃけ終わったの気付かなかったし!
普通にスルーしそうだったよ!
たぶん30号くらいになって「あれ?最近クロマティ高校なくね?」っていう話になるんですよ。
いやもしかしたら今年いっぱい気付かなかったかもしれない。
「え、クロマティ高校終わってますよ、知らなかったんですか?」とか嘲笑されたに違いない!
「え、い、いやー『うえきの法則』みたいに休眠してると思って」とか
何とか上手く誤魔化したに違いないんですよ!全然上手くない。

しかしあれですね、あまりにも普通に終わりすぎてどうしようかって感じです。
メカ沢は?バンチョーは?竹之内は?
色々な謎を残して終了したクロマティ高校・・・
思えばアニメ化した時もありました。
そうそう実写映画化なんてのもしたんでしたっけ。
・・・ヒットしたっていう話は全く聞きませんでしたが。誰か見ましたか?

いやー面白かったクロマティ高校。うんなくても全然困らないけど。
そういえば友達に「マガジンで一番好きなマンガって何?」って聞いたら
「断然クロマティ高校でしょ!すっげー面白い」って言われました。
その友達とは縁が切れました。
え、いや面白いですよクロマティ高校。
シュールなギャグとはまさにこの事でした。素晴らしい。クロマティ高校万歳!




katyoubakaitidai1.jpg
まあ俺は「課長バカ一代」の方が大好きですけど。

色々言ってきましたが、まとめると言いたいのはこれです。
「タカヤ」が一周年を迎えたのに完全スルー(ジャンプ編集部も)って事ですよ。
って思ってたらそろそろ最終回を迎えるみたいじゃないですか。
どうする気ですか。この風呂敷どう畳むんですか。多分たたまない。

むしろ最後にもう一度「あててんのよ」で終わってほしいです。
それでこそタカヤです。
あと2回・・・僕らはもう一度タカヤに奇跡を見るか。

-------------------------------------------------------------------
<参考>
今回の知欠先生はやってくれそうです
「スミレ16歳」連載開始


息抜きのつもりで書いた記事はこんな長さに・・・
つくづく俺は短くまとめられない人です。スミマセン。
あと各作品に関して、ここで取り上げてるのは好きだから取り上げてるんですよ。
どうでもいい作品ははっきり言って完全スルーなので・・・

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4 ちょっとした時間に読んでみたり?


電子コミックに未来はあるのか・上~「COMIC SEED!」創刊は何を変える?~
2006年05月07日 (日) | 編集 |
comicseedsoukan.jpg
月刊WEBコミック誌「COMIC SEED!」創刊号がついに配信されました。

さて装い新たに創刊されたこの「COMIC SEED!」ですが、
この前身的存在である「コミックSEED!」もまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

「世界初の完全無料WEBコミック誌」!!という触れ込みで創刊されたのが2002年9月。
約3年もの間、マンガのネット配信におけるリーダー的存在であり、
順調に運営されていたのですが・・・
昨年2005年11月に母体であるぺんぎん書房が倒産。
これにより雑誌自体の運営を続ける事ができなくなりあえなく休刊。
連載されていた作品も路頭に迷う事になります。

そもそもマンガ雑誌というのは、雑誌自体だけだと大幅な赤字らしいです。
勿論全部が全部赤字ではないでしょうけれども、黒字のとこでも収益は少ない。
それをカバーするのが単行本の売り上げ。これで回収して運営が成り立ってるわけみたいで。
となると、要は雑誌は単行本の売り上げの為に赤字覚悟で出してる、と。
ならば莫大な費用(印刷代やら運送費やら)がかかる雑誌自体を紙ではなく電子として配信し、
そこで「読んでもらって」単行本を買ってもらうと。
お気に入りの作品や面白そうな作品はやはり「紙」で手元に残したい。
その心理を見事に突いた良いビジネスモデルだと思うんですよね。

この辺の事情に関しては下記記事がよくまとまってます。
ぺんぎん書房が清算

あとは今回トップを飾っているきづきあきら先生の当時の様子
ぺんぎん書房の倒産と今後の私について

この二つの記事を読めば大体の事の顛末は分かるかと思います。
色々ある大人の事情。


【仕掛けたのは、「幻」の作品】
そんな「コミックSEED!」を救ったのが「双葉社」。
コミックビジネスとしては非常に未来があり収益が見込めるものであるので、
この双葉社の決断は正しかったですし、イキだったと思います。
さてそんな双葉社といえば「コミックハイ!」が有名です。
赤裸々な女子高生の生の姿(?)を描く「女子高生」を筆頭に、
ひとひら」「ぽてまよ」「妄想少女オタク系」あたりが人気ですが、
やはり多くの読者を獲得したのがこの作品。




05-12-12_17-41.jpg
小学3年生がいきなりパンツ脱ぎ出すマンガ「こどものじかん

昨年12月に単行本が発売された瞬間に大ブレイク、
もちろんAmazonでは売り上げ第1位を獲得し絶賛品切れに突入。
昨年の三大難民マンガのトリを飾った作品でした。
参考:これはとても良い萌エロですね・・・今年最後の衝撃作「こどものじかん」

ただこの「こどものじかん」には幻の未収録話があったのです。
それは今の「コミックハイ!」の前身である「COMIC HIGH」で連載された話です。
その辺りの詳しい経緯はヤマカムさんのレビューをご参照して頂ければと思いますが、
フツーに1巻の内容よりも遥かに過激な幻の単行本未収録話
今となっては見る手段がないこの話を求めて彷徨う人をも多数輩出。
まさにその幻の話に異常なるプレミアがついている状態でした。

そんなプレミアがついてる幻の作品を、何と「COMIC SEED!」で無料配信すると!!

この衝撃の発表はネット界に激震を与え、
今まで電子コミックなど興味が無かった人たちにも多大なる影響を与えました。
双葉社の太っ腹っぷりに尊敬すると共に、
いわば客寄せパンダとしては、ネット界では最高級のパンダです。
TVや雑誌や広告ではない、ネットという世界で展開するのであれば、
本当に最高の効果だなぁと。素晴らしい英断だったと思います。
やはり何事も最初が肝心ですからね、物事を始める時は。

さて4月28日に無事創刊、配信がスタートし一目散に「こどものじかん」をクリック。



kodomo_maborosi_1.jpg
いきなり飛び込んできたのは主人公・九重りんのパンツ。

こ、こいつは本物だぜ・・・
すごいです。パンツアタックです。
変態仮面がやると恐ろしいほど引くのに、
小学3年生のパンツアタックにここまで心躍るとは。(別に小学3年生じゃなくてもいい)

まさにこれは幻の未収録話です!
と、いう事は・・・あ、あの幻の名言も!?で、出ちゃうんですか!?




imanaranamadeyari.jpg
初潮前 今なら生で やりほうだい

出ちゃったー!!

多くの読者を虜にした名言です。
その手があったかー!とまさに目からウロコ。
以来、この言葉を胸に生きております。そんな人生。(どんな人生)

そしてこの幻の未収録をプレミアまで押し上げた、あのシーンが・・・!




onakanoitaigeiin.jpg
もっとよく調べないとね、おなかの痛い原因を…」

校長先生出た――!!

超ギリギリシーン・・・こんなの見せられたらそりゃ続きが気になりますよ。
そんな気になる続きは是非「COMIC SEED!」でご覧ください。

こんな話がタダで読めてしまうなんて・・・双葉社グッジョブすぎです。


【「COMIC SEED!」が成功するコンセプト】
そんなわけで順調な滑り出し(?)な「COMIC SEED!」ですが、
やはりそのコンセプトがしっかりしてる所に好感が持てます。
どんなのかと言うと・・・

◇冒頭での広告挿入
◇登録一切不要
◇プラグインフリーの閲覧ソフト


この3つが挙げられます。

◆「COMIC SEED!」の広告
まず「COMIC SEED!」を実際読む際は必ず最初に広告が挿入されます。
大体15秒程度と普通のCMと同程度。
この広告料でどれだけ稼げるかでまた将来的にも変わってくるんだろうなぁと。

現在挿入されてるCMは2種類で、「コミックハイ!」「COMIC SEED!」の広告。



06-05-06_22-51~00.jpg
コミックハイ!の広告

女子高生が自転車に乗ってる姿・・・
しかも直接方式なところがバッチリです。やっぱりそうこなくっちゃ。
参考:「サドルになりたい男、パンチラを気にする女」。自転車の乗り方アンケート結果大発表!

近年TV離れが進み、いかにユーザーにCMを見てもらうか、というのが問題になってる中、
この「COMIC SEED!」を見る人にほぼ必ず見てもらえるというのは大きな効果かな、と。
あとはまだ実装はされてませんが、CM見て気になった人はクリックすれば
そのCMのサイトに行けるとかにすればいいかな、と思います。

また作品と作品の間にも広告があり、そのページに載ってるURLをクリックすると
そのサイトに飛べるのは便利かも。
雑誌などの広告じゃこうはいきませんからね。QRコードとかも面倒ですし。


◆登録不要は敷居を下げる
ユーザー登録や、会員登録。
これって結構面倒なんですよね。
名前やメールアドレスだけとかならともかく、住所やら電話番号やら・・・
最近そういった会員情報が流出するのはもう当たり前みたいになってますし、
出来る事ならそういった登録はしたくない。

だからこそ「登録不要」は非常に入りやすい。

人の行動の邪魔をする一番の要因は「面倒」です。
あとは「時間がかかる」とか。
別にたいした手間でも、沢山の時間を取られるわけでもないのに、
何故か避けてしまうのは人間の性。
勿論それでも会員登録のメリットは非常に多いんでしょうけれど、
電子コミックというジャンルで言えばこれは「正解」だと思うんですよ。

ではパブリッシングリンク社という所が行ってる電子コミック配信。
こちらも無料で一部の作品を配信するというニュースがあったんですが・・・

電子書籍:「ジパング」など3作品を無料配信

会員登録(無料)が必要なんですね。
更には専用ソフトのダウンロードが必要だと。
これがまたネックなわけです。


◆プラグインフリーの閲覧ソフトは楽なんです
とにかく「閲覧」までのステップは少なければ少ない方がいい。
そういう意味で「COMIC SEED!」のステップは限りなく少ないんです。
電子コミックを見るには通常閲覧ソフトが必要な場合が多いんですが、
「COMIC SEED!」の場合はプラグインフリーの閲覧ソフトを採用しており、
ダウンロード不要。

とにかくサイトにアクセスするだけで、読む事が出来る。

これがホント重要なんだなぁと思います。
一度登録&ダウンロードしちゃえば問題ないじゃん、と思われるかもしれませんが、
その「一度が面倒」なんです。それが人間ってやつです。
勿論、その面倒さを補っても余る程の魅力があればまた別ですが・・・


comicseedeturangamen_s.jpg
実際の「COMIC SEED!」閲覧画面 ※クリックで拡大

拡大・縮小も簡単に出来ますし、(右クリックでいつでも簡単に変更可能)
ページを進めるのも楽々。
画像読み込みスピードも許容範囲かなーとも。(もう少し速いのが理想ですが)
ウェブ上で読む閲覧ソフトとしては出来は非常にいいのではないかと。
あとは雑誌をめくる感覚というか、ページをめくる感覚というか・・・
その辺りを更に突き進めて行ったら面白いですねぇ。
(例えばマウスの傾きでページが進んだり戻ったりするとか)

閲覧ソフトの出来、不出来は今後この業界の未来を大きく左右する!・・・かも?


【「COMIC SEED!」から見る、電子コミックの未来】
完全無料&登録不要の電子コミック、という道を示した「COMIC SEED!」。
ただこれは勿論今に始まった話ではなく、すでに3年以上前にスタートしていたサービス。
今回こうして紆余曲折を経てのリニューアルスタートとなったんですが、
これはこれで良かったのではないかと思うんですよ。

すでにビジネスとして成立し始めた頃の挫折。
けれどそれはより良いモノを創り出す為に必要な事だったんじゃないかと。
このビジネスのモデルは、単行本で回収するというマンガ業界の基本的作業が必要なわけです。


◆雑誌を発売する意義とは
ただ通常の雑誌を買ってる人ってのはコミックス購入に至る可能性が低いんです。
コミックスを買う人って「雑誌を買ってない」もしくは「立ち読み」の人なんですよね。
(勿論、雑誌を買ってコミックスも買う人も多数いるわけですが)
じゃあコミックスを買う人は何故そのコミックスを買うのか?

すでにその作品を読んだ人(=雑誌を買ってるor読んでる)人からの評判を聞いて、なんです。

勿論直感で買う人や、作家のファンで買ってる人もいるでしょう。
けどその作品に出会った「きっかけ」って絶対あるわけで。
それは書店員さんの本の配置が自分に合ってたからかもしれないですし、
ネットで見かけた、立ち読みしたら面白そうだった、とかそういった事かもしれません。

そう要は雑誌を発売するという事は、その作品の広告を打ってるという事なんですよ。

雑誌を発売し、その作品を読者に読んでもらう。
その作品を読んで面白いと思った読者は、それを誰かに伝える。
それは友達かもしれないですし、ネットかもしれないですし、店頭かもしれない。
またアンケートを送る事によって編集部に「反応」を送る事も出来る。
その反応を見た編集部が、「作品」に対しての広告の打ち方を考えるかもしれない。

雑誌は広告なんです。

知らず知らずのうちに、雑誌を買ってる人は広告の一端を担ってるんですよ。
読者も、広告の一部なのです。


◆売れるコミックスのワケ
じゃあ沢山「作品」が売れるにはどうしたらいいのか?
勿論「面白い」事が前提です。これは大前提としても、
世の中にはまだまだ面白くても埋もれてる作品って沢山あります。
じゃあ「売れてる」のと「売れてない」差って一体何でしょう?

読まれてる絶対数が違うんです。

300万部近くを誇るジャンプと、
50万部前後のチャンピオンだと、やはり読まれてる絶対数が違います。
これは純粋にコミックスの売上に比例してくるんですね。
勿論チャンピオンでもコミックスの売上が良い作品は沢山あります。
(「バキ」やら「舞-乙HiME」やら)
ただそれらの作品は雑誌以外での「広告」で売れてる要素もあります。
「バキ」であれば多大なるファンの口コミがあります。
「舞-乙HiME」はネット上での評判や、書店でのイチオシなどがあります。
要は「どれだけ人の目にその作品が触れるか」が勝負なわけです。


◆電子コミック市場が成り立つ為には
ここで「COMIC SEED!」です。

まず完全無料&登録不要でウェブ上で簡単に見れるマンガ、
というのは非常に魅力的ですし、敷居が低い。
これで一定の読者を獲得できます。
更には「こどものじかん」攻撃。

多くの読者に「COMIC SEED!」を見てもらう、という広告の方法において、
非常に素晴らしい広告であった、と思います。

要はうちのブログがこうして取り上げてるのも広告の一端を担ってるわけで。
こうして多くの読者を獲得していく事で、作品を読んでもらえる。
そうなれば「作品自体の批評」が各地で行われていく確率が増えます。
人は「口コミ」に非常に弱い。
面白い作品であれば、その数は間違いなく増えていくハズなんです。

こうしてコミックスが売れていく。

ここで初めてこのビジネスモデルが成功すると言えます。
どれだけ多くの読者(顧客)を獲得できるか。
どんなビジネスもそれが原点であり、最重要事項でもあります。
「COMIC SEED!」が示したその答え。
それはこれからの電子コミック市場が成長していく鍵があると踏んでいます。


◆電子コミック市場と雑誌コミック市場の未来はどうなる?
電子コミック市場が成長していけばどうなるか。

雑誌コミック市場は衰退するのか?
今の現状ではそれはないと考えています。
やはり雑誌の良さというのは電子コミックでは越えられない壁なのです。
手軽さ。
読んでいるという実感。

本は、読みたい時に、好きな場所で、好きな格好、好きなテンポで読むものなのです。

ベットに寝転がりながら読む、というのは電子コミックでは中々難しい。
椅子に座ってPC画面を見て読んでいく、
という作業は体感してる以上におっくうなのです。
更に自分の思うように読めない。
読み込み時間が自分のテンポを崩しちゃうんですよね。

だから紙媒体である「雑誌コミック市場」が廃れる事はないと思います。
・・・現状では。
というのも、気になるのが電子ペーパーの存在。


densipaper01.gif

これが折り曲げ可能であり、色々技術的な問題をクリアするのであれば、
この電子ペーパーの普及こそが鍵になるんでしょうね。
逆を言えば、電子ペーパーが普及しない限り電子コミック市場が爆発的に伸びる事はないかな、と。
厳密に言うと、「電子コミックを閲覧する為のモノ」であれば何でも構わないのですが、
今の段階で言えばやはり電子ペーパーがその座に一番近いんでしょう。

じゃあ電子コミック市場はどう成長していくのか?
今現状でも行われてますが以下の3点が鍵になるかと。

■実力のある新人の発表の場
■絶版になった作品の閲覧
■現状の作品の広告(1話だけの試し読みなど)


長くなりましたので、ここから先はまた次回。
携帯で見る電子コミックも含めた話をしていきたいと思います。


・・・久々に真面目な文章書いたら疲れましたw っつかなげー

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<参考記事一覧>

月刊WEBコミック誌「COMIC SEED!」創刊号

『COMIC SEED!』が4月28日に双葉社から復刊するらしい
コミックSEED!出版単行本まとめ
きづきあきら 缶詰の地獄「ぺんぎん書房倒産と今後の私について」
電子書籍:「ジパング」など3作品を無料配信
ネットによるマンガ配信、「できれば無料で読みたい」が83%

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疲れた心に「オリベ」が効く
2006年05月05日 (金) | 編集 |
oribe_qta.jpg

えー先月下旬くらいに非常に病んでました。
更新がなかったのもそれが影響してるんですがその時に出会った本がコレ。
コレに、だいぶ救われました。

元々南Q太先生の作品は大好きで、特に近年の作品がお気に入り。
夢の温度」「トラや」「スクナヒコナ」辺りなんかもうヤバイ。
この辺りの作品もまた後日語れる機会があったら是非語りたいんですが、
今回はこの「オリベ」について。

今は無き雑誌「Olibe(オリーブ)」から生まれた、
主人公・オリベ(織部)の日常を綴ったショートコミック。
そう、「オリベ」は「Olibe」をローマ時読みした名前なんですね。
まさに雑誌「オリーブ」の為に生まれたキャラ、そして作品という事で、
明らかに他の南Q太作品とは違う感じです。

本編は最初2ページ完結のショートストーリー。
オリーブが休刊し、「ウフ」という雑誌に移ってからは6ページ完結のショートストーリー。
大事件が起こるわけでもない。
美男美女のものすごい恋愛劇が起こるわけでもない。
胸ときめくセリフが繰り広げられるわけでもない。
ドキドキするわけでもない。

単なる、オリベっていう無愛想なマイペースキャラの、日常を綴った物語。

そう描くと何だかつまらなそうに感じるかもしれないけれどそうじゃない。
もちろんそういうドタバタ、ハラハラ劇を求めてる人にはきっと物足りない。
けど落ち着いて、お茶を読みながらほのぼの読むのにすごく最適なのだ。



06-05-05_14-33.jpg
もうピチピチした服は着ない!服は着ごこちが大事!・・・というのを23歳にして悟ったり。




06-05-05_14-33~00.jpg
面白い本を読むと、それを中断して掃除を始めてしまったり・・・
(一気に読むと勿体ない気がするから、うん、わかるそれ!)




06-05-05_14-34.jpg
部屋の模様替えしてみたけど、思い描いてたものと違ったり・・・

とにかくこう、妙に親しみがもてて、妙に落ち着く、オリベの日常。
それは自分と重なるからなのか、庶民的だからなのか・・・
これって普段自分達が話してる事なんですよ。
普段話してる、どーでもいい話。
何の為にもならなくて、くだらないけどつい話してしまう話。
けど、それが一番心地よくないですか?

刺激を求めてても、結局平凡で落ち着いた日々が一番なんだな、と気付く。
毎日忙しいからこそ、穏やかな日々が恋しくなる。
荒れてる心に、こんな優しい日常がとても染みるのです。

世の中ドラマだらけじゃないでしょ。

そりゃあたまにはドラマもいいけれど。
基本はのんびりがいいんじゃない?
今日はだらだら過ごそう。
明日頑張れば、いいじゃん。



06-05-05_14-34~00.jpg

疲れてませんか?
疲れた心に、「オリベ」が効きます。


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<参考>
紙屋研究所さんの「オリベ」レビュー
関心空間キーワード:オリベ 南Q太


南Q太さんの作品が好きな人は迷わず「オリベ」をオススメします。
あの独特の間と空気で日常を描かれるともうたまりませんよ。

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オリベ
オリベ
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南 Q太
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4 いいまんがです
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青空エール 1 (1) (マーガレットコミックス)
青空エール (1)
最近の少女マンガでイチオシ。心からアツい青春ドラマは、現代においても文句なしに面白い事を証明してくれる。

つづきはまた明日 1 (1) (バーズコミックス ガールズコレクション)
つづきはまた明日 (1)レビュー
伝染するひとかけらの優しさ。明日から元気に頑張りたい人に贈る作品です。

腐女子っス! 1 (1) (シルフコミックス 7-1)
腐女子っス!(1)レビュー
腐女子にスポットを当てた作品の中でも1、2を争うぐらい面白いです。“腐”に対する価値感を変えてくれる一作。

午前3時の無法地帯 1 (1) (Feelコミックス) (Feelコミックス)
午前3時の無法地帯 (1)
働く女子の頑張る姿が好きな人に。大人になってから読む本ですな。

もと子先生の恋人 (ジェッツコミックス)
もと子先生の恋人
これぞ田中ユタカ先生の真髄。ニヤラブの聖地がここにある。

こえでおしごと!(1) (ガムコミックスプラス) (ガムコミックスプラス)
こえでおしごと!(1)
2008年で一番ニヤニヤした作品かもしれない。これは買いですよ。(エロい意味で)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉
早くも第2巻が登場!今巻も色々転がせてくれるのか・・・!?

このマンガがすごい! 2009
このマンガがすごい! 2009
今年もこの季節がやってきました。まだ見ぬ作品との出会いに毎年感謝。

3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)
3月のライオン (2)
スミマセン。表紙にやられました・・・これは素晴らしいセーラー服。

ちはやふる 1 (1) (Be・Loveコミックス)
ちはやふる (1)レビュー
2008年少女マンガNo1作品に推薦。このアツさは衝撃的に面白い。

鈴木先生 6 (6) (アクションコミックス)
鈴木先生 (6)
鈴木裁判面白すぎる。悩み苦しむのが中学生ですよね。

未満れんあい 1 (1) (アクションコミックス)
未満れんあい (1)
ともえちゃんは太陽だ。

GIRL FRIENDS 2 (2) (アクションコミックス)
GIRL FRIENDS (2)
親友を好きになってしまった葛藤。これぞピュアな恋。参りましたゴロゴロ

おたくの娘さん 第五集 (角川コミックス ドラゴンJr. 100-5)
おたくの娘さん 第五集
児風呂が・・・!児風呂がぁあああ!最高でした。

ママはテンパリスト 1 (1)
ママはテンパリスト (1)レビュー
久々にこんなに笑いました。これぞ次世代育児漫画!

イロドリミドリ (マーガレットコミックス)
イロドリミドリレビュー
その優しさに心震える少女漫画。オススメ。

リーマン教師 (ヤングサンデーコミックス)
リーマン教師
女子高の教師になりたかった全ての人へ捧ぐ。泣けるよ。(色んな意味で)

ニコイチ 5 (ヤングガンガンコミックス)
ニコイチ (5)
相変わらずハチャメチャな面白さ。そして更なる迷走が・・・!

僕の小規模な生活 2 (2) (モーニングKCDX)
僕の小規模な生活(2)
福満先生、初の「2」巻おめでとうございます!!

まかないこむすめ 1 (1) (電撃コミックス EX)
まかないこむすめ (1)
穏やかな日常。こういう作品に触れるのって、とても大切なんだと感じた。

クローバー (IDコミックス)
クローバー
乙ひより先生の新作。今回も素晴らしい百合を堪能させて頂きました。

世界はひとつだけの花 1 (1) (MAX COMICS DX)
世界はひとつだけの花 (1) レビュー
とっても可愛い妹の、純粋でえっちな姿が見たい方へ。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫 (1639))
俺の妹がこんなに可愛いわけがないレビュー
「妹」作品として素直に面白かったー。人生ラノベ2冊目です。

みそララ (2) (まんがタイムコミックス)
みそララ 2
今年一番面白い4コマは宮原るり先生の作品かもしれない。愛が溢れすぎている。

女王の花 1 (1) (フラワーコミックス)
女王の花 (1)
感じる大作の予感。ぜひ見守っていきたい作品。

ファンタジウム 1 (1) (モーニングKC)
ファンタジウム (1)
待望の3巻発売ってことで。近々レビューしたい。

美咲ヶ丘ite 1 (1) (IKKI COMICS)
美咲ヶ丘ite (1)
日常をこんなにも魅力的に描ける人ってすごい。

オニデレ 1 (1) (少年サンデーコミックス)
オニデレ (1)レビュー
これは新感覚の「デレ」だ。

変ゼミ 1 (1) (モーニングKC)
変ゼミ (1) レビュー
「変」はステータスだと思う。

少女マテリアル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
少女マテリアル
この可愛さで、このエロさ。男なら買うべきだ。

ラッキー―Are you LUCKY? (ビッグコミックス)
ラッキー―Are you LUCKY? レビュー
(08年上期で、一番の感動を貴方に。超オススメ)

ハニカム 1 (1) (電撃コミックス)
ハニカム (1)
(ニヤニヤできるファミレス漫画。素直に好きだ)⇒レビュー

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い)
とある飛空士への追憶レビュー
(超オススメ。是非多くの人に読んでもらいたいです。)

ちゅーぶら!! 2 (2) (アクションコミックス) (アクションコミックス)
ちゅーぶら!! (2)レビュー

ヒメギミの作り方 1 (1) (花とゆめCOMICS)
ヒメギミの作り方 (1)レビュー

初恋限定。 1 (1) (ジャンプコミックス)
初恋限定。 (1)レビュー

ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS)
ブラッドハーレーの馬車レビュー

奥さまは生徒会長 (マンサンコミックス)
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恋をするのが仕事です。 (1)

Kiss×sis 2 (2) (KCデラックス)
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