
ビックコミックスピリッツ感想10号 |
 久々のスピリッツ感想。実に3週間振り・・・っ! とは言ってもレビューは少なめ。今のスピリッツは元気がない!?
■【出るトコ出ましょ!】 この作者の中では一番のヒット作になったこの作品。 今のスピリッツの看板マンガの一つでもあるが、 まだまだパンチ力が足りないのが現状である事は否めない。
けど・・・
 こういう小ぶりな胸も好き。(脈絡ないのが好きなの)
 シズカたんのチラ見せーーー! 男は色気攻撃にホント弱いですよね。俺とか激弱です。 色気攻撃の前ではスライムべスの扱い。あ、一応べスなのね。
木の枝が敷地を越えたものは切っていいのか悪いのか。 今回の焦点はそこなんですが、切っちゃっていいんじゃないかなあ? 空中にも確か制空権?・・・じゃなくてそんなようなモノがあった気がする。 地上何メートルと、地下何メートルとかいう定義が。 もうちょいエグい題材をこのマンガには扱ってほしい所だけど、 こういった生活密着型の内容でこれからも行くんだろうね。 まあそれはそれでいいのかな。
父・知治の話はけっこう伏線張ってますね。 長編シリーズとして近い内にやるのかもしれません。
■【我が名は海師】 どうしても海猿とかと比べると弱い気がする作品。 が、今回の沈没船引き上げシリーズも今週だいぶ盛り上がってきたね。 盛り上がるまでに時間がかかったなぁ、というのが印象。 この手のマンガで必要なスピード感にちょっと欠けてる印象も? ここら辺はコミックスで読むとまた違うのかもしれないが・・・
「重力」と「海水の重さ」。 この二つは確かにヘビーにきますね。 折れそうで折れない・・・って展開で締めくくれるのか? それとも麟太郎が最後にもう一活躍する展開か?(何も出来ないと思うが・・・)
■【ラストイニング】 あれ。負けちゃった。終わる時はあっさりだね・・・男女の関係の様。
 「そんなにねェ、勝ち負けが嫌いなら 県大会も全国大会もやめればいいのよ!!」
美里さんかっくいー。そうですよね。 勝ち負けがあるから、頑張れるんですよねぇ・・・ このテーマはこのマンガで引き続き挑んでいきそうですね。
■【中退アフロ田中】
 不良にとって尾崎は絶対なんだね・・・ いや、確かに「15の夜」は胸にきますよね。 ああいったやりばの無い少年少女たちの心を唄うのは、 やはり尾崎の前にも後にもいない気がします。
音楽はいかなる垣根も越える・・・いい言葉ですね!
■【バンビーノ】 故郷の温かさが身に染みる。 今の状況が厳しければ厳しいほどその温かさに戻りたいと思う。 けどバンビは戻らなかった。
 「クソタレが!!」 男は、初めから男じゃない。 男になる・・・もの。 困難を・・・試練を乗り越え、自分を乗り越えた時、男になれるのだ。 「バンビ~ノ」の躍動感はホント上手い。 流れるように進む展開は、見る者をドンドン引き込む魅力がある。 このマンガは化けると思うんだけどな。
 恵理ちゃん・・・ 時に厳しく、そして時に優しい・・・ こんな彼女が欲しかった!(今から頑張ってください)
■【GO!GO!HEAVEN!】
 「『いい曲』はね、売れないんですよ」 衝撃の言葉が出ましたねー! 確かに歌に溢れる現代、「いい曲」が本当に売れるとは限らない。 TVなどでメディアミックスされた駄作が売れる時代でもある。 その影に埋もれてる作品も沢山ある。
けど「本当にいい曲」は売れる。 いいモノは伝染していくから。それが世の中だって信じたい。
次号、4人の4度目のライブ決行。 このマンガ、「4TEEN」の時のように短期連載っぽい気がします。
■【東京エイティーズ】 純平、予想通り落ちる・・・まあ当然ですよね。 けど彼は結果的にはマスコミ系に行く事になる。 結果が分かってるだけに、その過程に波乱がある事はもう確定済。 雪がどう絡んでくるかでだけど・・・ 今回が最終シリーズであろうこの作品、 今までのが全部精算されるのだろうか・・・それとも現代まで引っ張るのか?
今現在リアルに就職活動してる人は、ある意味必見の作品かも。 何故純平が落ちてるのか。そこに気付ければ道は開けると思います。
■【ルサンチマン】
 遂にアンリアルへ戻るたくろー。 やっぱり決着はアンリアル。そうこなくっちゃね!
 「行ったらもう現実には戻れないぞ」
このコマに恐怖を感じました。 死んでも仮想現実の中では意識が残った状態として生きていけるんでしょうか?
現実と仮想現実。どっちが幸せなんでしょうか・・・? 本当に幸せなのは現実で幸せを掴む事だと思いますが、 現実は幸せと厳しさを共有しなければならない。 仮想は幸せだけで生きていける。
・・・そんな答えが来週出るのか? 最終回であろう来週は「ルサンチマン」特集アリ、です。必見。
■【パイ】
 おおうカッコイイけどデブなままなのね・・・ 戦ってる内に痩せてく展開か!?なんて不自然な・・・ まあアリかな。まんま映画をパクってるこの作品。 そもそもパクってるんだしいっか。
これも終わりそうな展開ですね。あと2~3週ってトコでしょうかね。
■【気まぐれコンセプト】
 おしぼりで色々作る方法が明かされてます・・・っ! こいつは・・・っ!使える・・・っ! 今度合コンで使ってみよう。 気が付いたら俺の隣に誰もいなかった・・・あれ!?
------------------------------------------------------ 来週、「ルサンチマン」「アグネス」が終わりっぽい? 元気の無いスピリッツ、もう少し強力な連載を頼みますぜ!
スピリッツ感想過去ログもドーゾ。 →2004年40号~2005年01&02号 →2005年05&06号~10号
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ビックコミックスピリッツ感想07号 |
 他が長い分、スピリッツは短めに、ね・・・
■【バンビ~ノ!】
 「痛か雨やの・・・・・・」 自分に降り注ぐ、雨の一粒一粒が自分の未熟さを痛感させた。 ここから伴がはい上がってくるか? 最下点からはい上がってくるのは見てて面白いよね。
ってか60リットル飲むって可能なんだろうか・・・しかもまずいブロード。 いやー料理って熱いねぇ。 単純な「料理対決バトル」よりも、 こういった裏方を見せられる方が、個人的には面白い。 バトル系は飽和状態な気がするしね。
■【気まぐれコンセプト】 今の就職活動は確かに後になればなる程有利・・・? こればっかは運だし、その情報をどう利用するかの技術も問われる。 それは「真実」かどうか分からない訳だしね・・・
結局面接での質問があらかじめ分かっていようと、 それを答える内容、そして話し方・態度といったもので決めるわけだから、 大きく影響するわけじゃないだろうけど・・・
最近の女の子はホント足長いよな!自分よりも背低い人が、 自分よりも股下長いとホント凹みます・・・
■【GO!GO!HEAVEN!】
 自分の曲が認められた。人の気持ちを・・・動かした。 ジュリアに「アンコール」の声が降り注いだ。 この瞬間こそ、ジュリアが「死」というモノを考え直す瞬間だったのではないだろうか。
今回のオチは血糊。そんなんばっかだね・・・ 結局ライブの最後に自殺ネタをやる、というバンドの流れで落ち着きそう・・・ それに慣れていく彼女ら。 けどいつか自分達の抱える問題に直面する。 その時、その問題を振り切ってくれるようなモノを、 このバンド活動で見つける事が出来るのか?そこら辺が焦点になりそう。
という訳で次号はTV制作の矢沢の妻っぽい人の事件、 そして一番の核であるジュリアの過去が明らかに! 誰かドラマ見てる人います?(日曜深夜1時からだってよ・・・)
■【中退アフロ田中】 やりよった・・・岡本やりよった! あの集団の中で一番先にやりよったね。 けど結局女の子任せ。何かハマりすぎて破局するっぽいけどね!
岡本が田中らに報告する時がこれまた楽しみ。
■【出るトコ出ましょ!】 國生さんのメイド姿には敵わない・・・敵わないよ!
「キーロガー」は怖いですねぇ。 インターネットカフェやらマンガ喫茶やらで、 フリーメールを見たりするとヤバイって事ですかね。 ヤフーメールのID&パスワードはそのままオークションに通用しちゃいますもんねぇ。 怖い時代になったもんです。
■【ホムンクルス】 いやー今週は熱いねホムンクルス!
 ここまで必死になる記号女子高生の顔は初。
 こういう顔の描写もさすが山本先生といったところ。 記号女子高生にとって、この傷こそが自分、という事なのか・・・? 生の自分を、ルーズソックスという女子高生の象徴である中に隠す。 そこは誰にも触れられた事がない、秘密の場所・・・
 ここら辺の描写はまさに性器そのままですからねぇ。 血なのか汁なのかの違い、というわけです。
 だからこそ、こんな顔になる。 感じてる顔ってのはもうダメね。やられる。
 この血が接した部分がすべて生へと変化していく・・・ 今週の描写は面白かった。 次号、生の痛みを思い出した記号女子高生。どうなる!?
■【団地ともお】 今週のともおには考えさせられましたね。 「死」。こんなテーマを扱うなんて! ともおはこういうシリアスなテーマさえ、 しんみりと、そしてしっかりと描く。それがまた素敵な作品です。
ともおも、この先生も、そして作者さえも。 「死」については分からない。 誰も経験した事がないからだ。 けれどいなくなってしまう事は分かる。 この世から・・・この現実の世界から。 その事を受け止めていくのが残された人たちの役目なのだ。 ・・・考えちゃいますね。
 先生は最後、自分の死期を悟っていた。 この病室を最後しめるシーンは何か切ないねぇ。 自分の死期って分かるもんなのかなぁ。 いやーマンガでここまで考えさせられる作品って中々ないですよね。
■【ルサンチマン】 さてクライマックスも近い。 第9帝国VSアストニア連合軍みたいな戦いって、 男なら一度はしてみたいよなぁ・・・面白そう!! 平和な世の中、平和だからこそ、争いを求めてしまう。 それは本能なのか、それとも・・・?
 「私を一人にしないで!」 そんな長尾さんの悲痛な叫び。怖いですよね。 自分の好きな人を取られる怖さ。一度体験したらもう二度は絶対嫌です。
 「はい・・・」 素直な長尾さん・・・か、可愛い。 初登場した時には考えられないですねこの可愛さは。 長尾さんはタラコ唇がなくなると異様に可愛くなります。
 発情するまりあさん。 絶体絶命な時ほど、人は発情するんですかねぇ。 ピンチになって興奮するのが、性的な興奮と似るんでしょうか。 いいなぁ。押し倒されて騎上位で入れてほしいなぁ・・・(遠い目)
月子の怒りが爆発。そりゃ好きな人のセックスを目撃すればね。 核攻撃・・・は無いと思うけど、だいぶ壮大な話になってきたなぁ。 できれば現実世界をあまり巻き込まず、最後は仮想世界で決着をつけてほしい。 それがこのマンガらしい、っていうかこのマンガの存在意義だからね。
最後の人物は誰だろう・・・ あ、ムーンを作った片割れとかか?
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ビックコミックスピリッツ感想05&06号 |
 今年からジャンプ以外の雑誌の感想は短めになりますのでよろしくです! (限界を感じました)
■【GO!GO!HEAVEN!】 結局「自決少女隊」になったのねバンド名・・・ 「ロストチャイルド」はどうするんでしょうか。 後になって出てきそうですけどね。単に出しただけの名前じゃないハズ。 歌のタイトルとかになるのかもね。
卑弥呼の死にたい理由が少し判明。 これでアヤ・ミカエルと3人とも判明。後はジュリアのみ。 今週の意味深セリフは、
 「あたしには・・・デビューしてチンタラやってる時間はないんだ」
ジュリアは誰かに自分のメッセージを伝えたいのだろうか? 自分という存在をもう一度刻み込んでほしい。 それがかつての恋人なのか、それとも・・・?
TVドラマ化、って事でどっちが先に終わるのか不明だけど、 スピリッツはゼブラーマンといい、こういったタイアップで 進めていくのが好きだよね。
■【ホムンクルス】
 完全に復活した?記号女子高生。 最後の砦だったSEXの幻想が消え、吹っ切れたのだろうか。 かなり余裕すらうかがえる表情に。
最後靴下の中に何かを見つけた名越。 あれですよね、かかとの辺りを切りつけて血を出して、 その血を自分で舐める行為・・・ 名越が自分の精子を食べる行為とシンクロしてたやつですが、 またあの描写が出てくるんですかねぇ。 相変わらずグロイぜホムンクルス。
■【出るトコ出ましょ!】
 ネコ耳メイド喫茶・・・っ!! あるてぃさんやマンガーさんなどの記事を見て一度は行きたいと思ってましたが。 このマンガみたいに喋れたら楽しいかも。 まあそれだと安いキャバクラじゃん!っていう話ですよね。
事態はID盗用にまで発展。 けっこう去年とかこれで捕まった人もいるし、 どんな顛末になるか今回のシリーズの結末楽しみ。 このマンガはけっこう肩張らずに読めるから好きですねぇ。基本バカだからw
■【団地ともお】 年末年始の過ごし方を本の買い方から推測・・・! 本屋の店員さんにはそんな楽しみ方もあったのか! 冒頭から考えさせられましたよ。
 最後お父さんが「こうじゃないだろ」 って突っ込むとこが秀逸。ようやく気付いたんかい、みたいな。 最後の最後のコマなトコが上手いですね。 今年もこのマンガに癒されます。
■【ルサンチマン】 このマンガもいよいよクライマックスか。 仮想現実と現実世界の境目がなくなってきた。 月子が現実世界を見る事が出来る辺りに違和感を感じたり、 たくろーがあくろーだった事はもういいのか? っていう疑問も残るんだけど、まあマンガだしいいや。
 「またいっぱいHしよ。」 甘えた声でこんな事言われたら回避不可能です隊長!
 女同士の戦いヒートアップ。 携帯を壊す長尾さんがカッコイイ。 月子は世界中のデジタル機器にアクセスする事が出来るんだなぁ・・・ 世の中どんどんコンピューター、デジタル化していく流れですが、 こういったデジタル・テロが行った時が一番怖いですね。 ハイジャックならぬ、デジタルジャック? どんなすごいセキュリティでも絶対完璧じゃないんですからね。 人間が作ってる以上、人間が破る事が出来るんですよねぇ。
さて決着は現実世界でつけるのか。 それとも仮想世界にもう一度入り込んでいくのか。 やはりたくろー&長尾さんが一緒に入りこんでいく展開が熱いですね。 このマンガの決着は月子が消滅しないと無い気がしてきました。 ちょっと悲しいラストが待ってそうな予感がします。
■【東京エイティーズ】 集団面接って他の人のが聞けてしまうので、 自分と比べてしまって焦るんですよねぇ・・・ まあ最終的には他人は他人、自分は自分なわけなんですが。
就職活動をクローズアップしたマンガってそんなに無いから、 けっこう興味深く読めますね。 ここら辺好きな人は「四年生」とかも好きなんじゃないかなぁ。
■【気まぐれコンセプト】 確かに「絶対泣ける」「涙が止まりませんでした」 とかのうたい文句の映画で泣けなかったりすると、 何か損した気、っていうか自分の感覚が間違ってる気になりますよね。 まあ自分の感覚は最高に信じておりますが。
んで今年の花粉はひどいらしいです。うえー (小6の頃からヘビー花粉症ユーザーです)
--------------------------------------------------------- スピリッツ感想過去ログはJUGEM版よりドーゾ! 2004年40号~2005年01&02号
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