
19歳の女子大生がゴリゴリ作っちゃう電子工作コメディ「ハルロック」が好きです |

いやぁ 、セーラー服って本当にいいもんですね!
というのを「ニセコイ」を見ながらしみじみ思った今年35歳男性。 まあ個人的には冬服の黒セーラーよりも、白くて眩しい夏服セーラーが好みではあります。
いやだって、より清楚さを際立たせ、白と白のコラボレーションっていうか 夏ならではの肌の露出的な開放感と、 厳格な凛とした佇まいにも関わらずデザインとして大層可愛らしい白いセーラー服が 何かこうグッと来るじゃないですか。今、まさに夏真っ盛りだし!
…そんな事をここで書き散らす年齢じゃなくなってきた今年35歳男性。いやホント歳取りましたね…
35歳といえば柴門ふみ先生の「Age35」を地でいってしまう歳になったか~ としみじみしてしまったわけです。 そういえば柴門ふみ先生の久々読み切りが今週のモーニングに載ってましたね。 モーニングといえば個人的に一番面白い漫画雑誌の1つであると思っています。

※ちなみに余談ですがDモーニングが始まってからずっとDモーニングで読み続けています。 いやだっていつでもどこでも超面白い雑誌のモーニングが読める、 しかも発売日の0時からですよ。コンビニに並ぶよりも早い!
Dモーニング限定掲載もあるし、読み逃した人向けの過去話掲載もあるし、復刻掲載もあるし、 一部の漫画はカラー掲載だし、バックナンバーもいつでも読めるし、 これで月500円は超安い。他のメジャー週刊誌もやってほしい。 ヤングジャンプ/ヤングマガジンあたりを希望。
とりあえず読んでみたい!という人は無料でもいくつかの作品読めるみたいなのでどうぞ。 けど絶対有料版がオススメです。Dモーニングについて知りたい方はこちら。
さて、このモーニング連載陣がホントどれもこれも面白い。 今一番のオススメは?と聞かれると悩んでしまうぐらい豊富なんですが、 その中でも強いてあげるとすれば・・・こちらです。

西餅先生の「ハルロック」ですね!
19歳の女子大生・向阪晴が、日常生活の課題・難題を 斜め上の発想&電子工作で自己解決していってしまうコメディ。 ・・・なんて書き方をするとイマイチ伝わらないですね。
まあようは、主人公・ハルちゃんが最高って事なんですよ!
幼い頃からドライバーで電子機器を分解していたハルちゃん。 普通の人とはちょっと違う感覚…?と思っていたらちょっとどころではなかった。 高校生の時に出会った電子工作が、彼女の世界を変える。

趣味・電子工作。工作だから、作っちゃうんです。 こんなに可愛いハルちゃんが。ゴリゴリと。
ネガティブな脳波を出すと寄付しちゃう機械、 ぼっちな人が今どれくらいいるか分かる機械、 家の中で動き回る黒いアレを認識する機械、 1巻ではまだ出てこないですが、猫ツィッター、肝試しを更に怖くする電子工作など 回が進むにつれてどんどん飛び出てくる発想の数々が、ガチで面白い。
※連載時、「ハルロック、かなり面白いな~」と実感してきたのは 2巻に収録予定のエピソードからなので、ぜひこの面白さは2巻まで読んで味わってほしいです!
それにしても主人公のハルちゃん、可愛いのです。ええ。 やっぱ可愛さってのは一筋縄でいくもんじゃないというのを実感しました。 正直ビジュアル的な可愛さだけで言えば、 他の漫画に出てくるキャラの方が数倍可愛いかもしれません。
けどハルちゃんはそれらを跳ね除ける可愛さがある。 それは一体何だろうか、と。電子工作を愛する心?いや違うな・・・一体何て説明したら良いものか。

「ほんの出来ドライバー心っていうか」
ああ、このセリフにハルちゃんの可愛さが詰まってますね!
他人の家のインターホンを分解したのが見つかって、言い訳が出来ドライバー心。うーん痺れます。 タイトルの「ハルロック」の「ロック」は、電子用語的なやつかなと思いましたが(クロックとか?) ある意味、ハルちゃんの生き方が「ロック(Rock)」なんじゃないかと思いました。電子的な。
そんなロックなハルちゃんに、我々は惹かれるのかもしれません。可愛い・・・
学校から家に帰る途中の寄り道は、秋葉原のジャンク店。 そんな感じで、電子工作に青春の全てを捧げる女の子・ハルちゃん。
全てを捧げるが故に、普通に女の子が興味を持つことには見向きもせず・・・

「母が用意してくれる1週間分の服を順番に着てるの」
ななななんと!この設定にも何かキュンときました。この設定大事です。 いや、だってハルちゃんってけっこう可愛い服着てるんですよ。 ある意味、毎話毎話ハルちゃんの服をチェックしているといっても過言ではなく。 そう、その裏側にあるハルちゃん母の愛情。
この服、ぜんぶハルちゃんのお母さんがセレクトしてる服なんだな・・・
って思い耽ながら読むと、より一層「ハルロック」が面白く読めます。ホントですよ? ハルちゃんの可愛さはお母さんのおかげなのです。
そしてそんなお母さんの想いとは裏腹に…

美容に時間を割くのは無駄
この生き生きとした表情を見よ!これぞハルロック。 この主張をしたいが為に「無駄な時間可視化ツール」を作ってしまう、 その発想力と行動力。 面白さの秘訣はまさにそこにある。
何かを知りたい、解決したい、面白くしたい。 そんな風に考えた時に、それを実行できる発想と技術があるか。
ハルロックならある。
日常に小さな風穴を開ける電子工作コメディ。 その風穴が、とても気持ちイイのです。 また1つ、傑作が生まれました。「ハルロック」、ぜひ読んでみてください。

ちなみに私は、小学生のくせに女子大生とイチャコラしているうに先輩が羨ましくてしょうがないです。
小学生の頃の女子大生なんて・・・超憧れじゃん! うに先輩はもっとドキドキした方がいい。35歳のおっちゃんがドキドキしてるのに!
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久々の更新でした。夏休みなので! マジで夏休みと年末年始以外更新できなくなってきましたね・・・ そして気がつけばこのブログも丸10周年です。早いですね。 あの頃、25歳だったのか・・・そりゃはっちゃけてたわけだよ(すでに読み返すのも恥ずかしいレベル)
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30回はニヤニヤできるいちゃラブマンガ「7時間目の音符」 |

いやいや、これはいいニヤニヤをさせてもらいました!
いちゃラブ、と書いてしまえばそれまでなんですが ワインはワインでもとっても上質でまろやかなワインというか、 そう、これはいい“いちゃラブ”なのです。ええ。太鼓判!
んでもって今流行りの(!?)年上の彼女ってやつです。 上からあずみ、ですよ。BGMでかけながら読むといいです。
年上の、しかも同じ部活の部長でもある彼女が 愛おしくて堪らなくて、そんな彼女が赤面する姿に…キュン死しそう… 1冊の中に30回くらいキュン死しそうになるので注意してください。
第1話からすでに付き合ってる二人なので、 付き合うまでの過程とかそういったものはないです。
が
付き合いたてホヤホヤの、あの甘い感じがたっぷり詰まっています。 全てが初めてで、全てがたどたどしく。 経験のない二人だから、全てがキラキラに輝いて見えて 自分の知らなかった感情も知って、まだ愛しくなって。
そんなラブラブカップルの様子を見るだけなのに、何でこんなに面白いのだろうか!ええ!

こういう“ネクタイ”といった小物を使ったエピソードが非常にイイ。
女子の制服はリボンだけれど、校内では彼氏からネクタイをもらって そのネクタイをつけるのが流行ってる…くぅ、甘ったるい流行りだな! そんな流れに乗って、あずみ先輩も葉平(男主人公)のネクタイをもらう事に…
で、上のようなコマに繋がるわけですよ。 「ネクタイの結び方分からないから、結んで」というおねだり。いいね、いい。 付き合い立てで、まだキスもしてない二人だから ネクタイを締めてあげるという距離はこれまでのどの時よりも近くて。 思わず触れてしまいそうになる距離。ドキドキが伝わりそうになる距離。
と、そんなエピソード1つ1つが甘い!とろけるくらい甘い! しかもこのネクタイネタがまた別のエピソードにも繋がったりして、 その辺うまく繋げてるなぁという印象。 表紙のあずみ先輩がネクタイなのもまた…イイ♪
その他、定番のお約束ネタもあったりとラブコメ漫画として満足できるクオリティ。

「もっかい聞きたい」
恥ずかしい台詞だけど彼女に喜んでほしいから頑張って言う。 それを聞いた彼女は嬉しくてもう一度言ってという。 その言葉を、もう一度聞きたい。
そんな顔されて言われたら…言うしかないじゃないか!
と、読みながら思わず叫んでしまうくらいイチャイチャしてます。 何なのこのいちゃラブクオリティ…
特に大きな波乱なく進み、ひたすらイチャイチャしてる二人を見続けるだけではありますが それがいい。むしろそれが読みたいんだ!という人には絶対おススメします。 ちょっと波乱がある方がその揺り返しがいいんだよ…という派(?)の方は たぶん2巻にその辺がありそうなのでそこまでお待ちください。 きっといい嫉妬ラブが見れる気がします。たぶん。

彼氏の制服に残る匂いを、ちょこっとだけ嗅いで赤面する彼女が見たい人へ!
「7時間目の音符」を超おススメします。 あー俺ホントそういうの弱いのよ…
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中学生の恋にニマニマしよう。「14歳の恋」&「好いとっと!?」 |

大人と子供の狭間にいる彼らの、小さな恋物語。
そのもどかしさ加減がこれまた絶妙で、 読んでて何度ニマニマしたことか。 近くて遠い、遠くても近いこの距離感は何かこう心をくすぐられる。 中学生のうちにこんな恋してるなんて…許せなくなるよ!
水谷フーカ先生の「14歳の恋」
2年B組の、田中彼方と吉川和樹は大人っぽい。 他の人たちから比べても、その雰囲気から近寄りがたいイメージがある。 けれど実際は…そんな事はなく。
まだまだ14歳、子供っぽさを多分に残した大人のなりかけ。
大人っぽさを演じる二人。 クラスメイトには内緒の恋。 お互いがお互い、みんなの前では「大人っぽい振り」をした仮面をかぶる。 二人の時だけ、その仮面をとって通じ合う心。 そんなもどかしくも愛おしい育みが、やっぱりニマニマしてしょうがないのだ。

触れ合う肩、その温かさに気づく。その気持ちに温かくなれる…
なかなか二人っきりになれないからこそ、 いざ二人っきりになると緊張したり、照れたりする二人。 その照れくささが読んでるこっちにも伝わってきて、一緒に照れてしまう。 「異性」への距離感が上手く描かれててドキドキする。
まあ14歳で付き合ってんのかよ!という気持ちになるのはある。多分にある。 ふざけんな!と思う。イチャイチャしやがって! 自分が14歳だった頃を思い出すと…涙が出る。 こんな風にドキドキする14歳の思い出は全くといっていいほどない。 夢物語か!と思わず突っ込んでしまいそうになるが、 そんなドキドキをこうして味わえるんだから嬉しいよね。もっとイチャイチャしろ!

うぎゃあああああ(転げまわる)
二人以外誰もいない教室とかで!ちゅーとか!したかった! まあ男子校だったんですけどね! 見ていて胸の中を掻きむしられるような焦燥感が堪りません。 何かこう、イチャイチャしないとダメな気がしてくる…
水谷フーカ先生のやわらかいタッチで描かれる、淡くて甘い14歳の恋。
うわああああ!となりたい方にぜひおススメします。 1巻だけでも6回ぐらい転がれるんじゃないでしょうか!
で、中学生の恋、という事でおまけでこの作品も一緒におススメしておきます。

かがみふみを先生の「好いとっと!?」
方言できましたか…しかも俺の好きな九州地方! そう博多弁が大好きな私めとしては、この作品はまさにツボでした。 「~っと」「~けん」といった語尾が堪らないんです。
神奈川から九州へと引っ越してきた主人公。中2。14歳ですね。 知らない人からすれば、方言は意味が分からない事も多い。 それに戸惑う主人公に共感を覚えつつも やっぱり方言っていいなぁ…と恍惚してしまう作品です。え?俺だけじゃないですよね?
それにしてもあいかわらずかがみ先生の描く女の子はこう、 本能を刺激するというか、いいぱんつ描くというか、食べたくなる感じです(ぇ

充実の赤面率!ビバ赤面!
田舎で繰り広げられる中学生ライフ、という設定自体好きなので そういうの抜き?にしても楽しめる作品。 いちゃラブはまだ先にお預けかな?けどサービスシーンというか サービスシチュはしっかりあります。
田舎ならではの嬉しいシチュの数々をぜひご堪能ください。
身体も心も発達途上の中学生の恋物語。 「14歳の恋」&「好いとっと!?」あわせてお楽しみ頂くとより転がれる事間違いなしです。
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<かがみふみを作品はこちらもご参考に> ⇒とろ~り激甘ッ!これぞいちゃラブ!な「日々是・・・」でゴロゴロしよう。
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