マンガがあればいーのだ。
ただいま開店休業中。けどたまに更新するので見捨てないで・・・
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「あねどきっ」は何故打ち切りになってしまったのか
2010年04月26日 (月) | 編集 |
あねどきっ 1 (ジャンプコミックス)あねどきっ  2 (ジャンプコミックス)あねどきっ 3 (ジャンプコミックス)


あねどきっ」完結ッ!

最終巻が4/2に発売され、
完全なる幕引きとなった河下先生4作目のジャンプ連載作。
改めて、最初から最後まで通して読んでみました。

・・・そこにあったのは、年上のお姉さんへの初恋が描かれた秀逸な恋愛物語でした。

幼く未熟で、それは恋と呼べるかどうかも分からないほどの淡い感情。
それは「憧れ」だったのかもしれません。
けどそこから始まる恋もある。
初恋ってそんなものじゃないですか。
ある意味「初恋限定。」の延長線にあるような物語だった気がします。

終盤少し強引な展開だったにも関わらず、
最後まで破綻することなく、キッチリ綺麗にまとめあげるその手腕。
連載4作目という実力が故の構成力か。お見事でした。

だからこそ、願わくばあと1巻分だけでも猶予を与えてほしかった。

惜しむべき点は沢山あります。
イチファンとして、この作品がどうあるべきだったか。
素人目から見た考察をしてみたいと思います。
終わってしまった作品に何を言っても仕方が無いのは重々承知ですが、
秀逸な恋愛劇を描いてくれたこの作品が、何故打ち切りの憂き目にあってしまったのか。

偏った見方になるかもしれませんが、少々語らせて下さい。


……………………………………………………………………………………
4歳年上のお姉さんとの恋愛、というカベ
……………………………………………………………………………………

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少年向けラブコメにおいて、
“4歳年上”のお姉さんへの恋をテーマにした作品というのは殆どありません。

基本的に同級生のパターンが大半。
その次に1歳前後の先輩or後輩でしょうか。
たまにあったとしても2歳差まで。
その理由は、同じ学校でいられる差がそこまでだからです。(中学・高校において)

こと学生時代の恋愛というのは、同じ学校であるというのが大きなポイント。
作中で起こるイベントも、学校行事と絡めた方が圧倒的に身近に感じますし、
進展等も描きやすいんですよね。
だからこそ、同級生だった桜井さんに親しみが沸くのも頷けます。

10代における「4歳」という年齢差というのは、
大人が想像する以上にとてつもない差です。
それはかつて誰もが少年・少女時代を経験してきたからこそ、
感覚的に理解してもらえるのではないでしょうか。
中学生になり立てのあの頃、高校2年生や3年生がどれだけ大人に見えた事か。

年上のお姉さんへの憧れ。それは誰もが一度は通る道。




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必死に走っても追いつけない、とても遠い存在。それが10代における4歳差なのです。

その差から生まれる焦りや劣等感。
そういった気持ちは少年時代の懐かしい気持ちを呼び起こされますし、
今リアルタイムで少年である読者は共感するかもしれません。

しかし、フィクションであるからこそ「近い存在」として描いてほしかった。

ある意味リアリティがあるすぎる距離感が、
コアのジャンプ読者の気を引く事が出来なかった最大の要因なのかもしれません。
それは設定や対象読者によって結果は大きく変わってくる要因ではあるのですが、
今回はマイナスな方向に作用してしまった・・・のでしょう。

河下先生の大きな“武器”でもあるからこそ、
その使いどころが重要になってくるのだと思います。


……………………………………………………………………………………
萩原なつき、というキャラクター
……………………………………………………………………………………

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黒髪ロング、ストレート。

それは河下作品伝統とも言えるヒロインの条件でもありますが、
皮肉にも一番の大ヒットである「いちご100%」において
主人公と結ばれたヒロインは、その条件に当てはまらなかった・・・のでした。

まあそれはさておき、
「初恋限定。」の山本岬とほぼかぶる設定で登場したのが、今回のヒロイン萩原なつき。
確かに外見で見る人気度としてはダントツなのでしょう。
ある意味男子永遠の憧れとも言えるスタイルです。

更にここに「何でも出来るスーパーマン」的な要素が加わります。
スタイル抜群、料理も出来る、腕っぷしも強い、理解もある・・・
いやはや現実にこんな子がいたら末恐ろしいと思いますが、
この完全無欠なヒロインこそが、萩原なつきなのでした。
そう、欠点らしき欠点がほとんど無い・・・ちょっと完璧すぎたのかもなぁというのが正直な感想。

伝統の河下ヒロイン(黒髪・ロングストレート)で一番愛された子、それは。




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間違いなく「いちご100%」の東城綾でしょう。

西野つかさと人気を二分した、絶大な破壊力を持った女の子でした。
外見的な魅力はもちろんのこと、
その可愛さとは裏腹に内気な性格、そしてドジな面も多々。
何より純粋で、健気。
静かに、けれどもとてもアツく主人公を思い続けるその姿に、
思わず心惹かれてしまう事を誰が止められようか。

ここでのポイントは、やはり「内気でドジな面」を持っていたというところ。

それはまだ10代である女の子らしい一面。
・・・僕らが抱いている幻想のようなものかもしれませんが、
そういったギャップに、人は魅力を感じやすいんですよね。

ではもう一度萩原なつきを見てみると。
見た目のパーフェクトっぷりと変わらず、
特に欠点らしい欠点のないスーパー女子。
更に腕っぷしも強いんだからもう手がつけられないですね。

作中では時折服を破ってしまったり、水をかぶってしまったりと
ドジな面を見せた時もありました。
しかしそれは「ドジ」ではなく単純な「ミス」であると。
この2つは近いようでいて、僕らが受ける印象は大きく違ってきます。

その違和感の正体。それは彼女が見せる「反応」ではないでしょうか。






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年上ならではの「余裕」。それがより遠くの存在である事を認識させてしまった。

本来であれば年上のお姉さまの最大の魅力でもあるその部分ですが、
こと「少年マンガ」というカテゴリにおいてそれはマイナスになってしまったのかも。
僕らはカッコイイヒロインよりも、
可愛いヒロインを見たい

少年だからこそ、守ってあげたいんだ。好きな、女の子を。

“少年誌”の王道でもあるその要素は、
ラブコメでも当てはまります。
現実では中々難しかったりする、だからフィクションの世界ではそれを味わいたいんだ。

追いつこうとする少年の姿、その成長を描くのもとても素敵なこと。
ここのバランスがとても難しいのもまた事実。
ああ、ある意味これは河下先生の挑戦だったのかもしれないなぁと、
今改めて思った次第です。


……………………………………………………………………………………
描かれなかった内面
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年上の女性=ミステリアス

そんなモットーがこの作品に流れてたかどうかは分かりませんが、
徹底して貫かれたのが「ヒロインの心情」を描かないということ。
これは最後の最後まで、なつきが洸太を本当はどう思っていたのか
それが明かされないまま物語の幕が下ろされました。

もちろん、最終回でなつきが洸太にした行動こそがその答えなのかもしれません。
けれど人の行動と、気持ちはまた別物です。
それを僕らは理解してるからこそ、この見えない気持ちが更に距離感を感じさせることに。

ただ考えてみればこれは当たり前のこと。

人の気持ちを100%理解することは不可能です。
その人が一体何を思っているのか、
それは絶対に知りうることは出来ないから。
言葉と気持ち、そして行動。
それら全てが一致しないことがある事・・・出来る事を、
自分自身が一番理解しているでしょう。

特に女心を理解するのは、
一生かかっても出来ないかもしれない難題です。
年上のお姉さんのミステリアスっぷりを、
あえて「心情」を描かないことで醸し出す。






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ああ、これは恐ろしい程リアリティな「疑似体験」なんだなぁ、と。

分からないからこそ知りたい。
至ってシンプルであるその世の中の仕組み。
人と人、男と女、恋愛の醍醐味でもあるその要素で、
4歳差の恋愛模様というものを表現したのではないでしょうか。

なるほど、これは中々高度だなぁ・・・

ある意味シンプルなんですが、
こと“少年誌”においてそれは敷居が高かったのかもしれません。
そこを読ませて感じさせるには、ちょっと難しいかったのかも。

ラブコメで必須の要素でもある「共感」という面において、
心情を描かれるかどうかは大きな分かれ目。
その時彼女は何を考えてその行動にいたったのか。
それが分かるからこそ、僕らはヒロインに惹かれるのでしょう。

勿論それは全てに当てはまるわけではないのだけれど。


……………………………………………………………………………………
真のヒロインは桜井さんだった
……………………………………………………………………………………

逆に「あねどきっ」で心情を描かれたのは桜井さん。あとちあきも一部ありましたね。
そういった“想いのエピソード”の積み重ねこそが、
ヒロインに親近感を覚え、少しずつ好きが積もっていくのでしょう。
その集大成こそが「惚れ」へと繋がっていくんじゃないでしょうか。

行動は繋がっています。気持ちと行動、そして表情。
その一連こそが僕らの心を掴んで止まないのです。




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告白をしようとして出来なかった桜井さんが







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告白をして玉砕して流す涙。

その間にあった彼女の頑張り、そして思い。
それらが積み重なったからこそ、桜井さんが流した涙に心打たれたのです。

惜しむべくは、その最後のエピソードをもっと描く余裕を与えてほしかった。
打ち切りになってしまい、大急ぎで畳まれていく物語の中で、
桜井さんの涙にさける割合が減ってしまった事が残念で仕方がありません。
このエピソードこそが、ラストへと繋がる大きなきっかけへとなったのですから。

思えば「いちご100%」終盤において、東城綾が公園で見せた涙。






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屈指の名シーンでもありますが、これもまた沢山の想いの連なりが読者の心を打ちました。

およそ18巻強に渡るエピソードと、想い、
沢山の行動によって辿り着いた1つの結末。
これはただの涙ではない。その想いがギュッと詰まった涙なのです。
それは、ずっと追ってきた読者しか分からない涙。

それを堪能できることが、恋愛漫画の醍醐味かもしれませんね。

このシーンの後、物語は大きく動き怒涛の結末へと向かっていくわけです。
そして東城もまた、この涙の後に大きな成長を見せます。
涙の重さと意味、それを知った読者だからこそ嬉しい彼女の笑顔がそこにありました。

「あねどきっ」において惜しむ点は数多くあるのですが、
その中でも一番なのはそんな桜井さんの涙・・・その後が描かれなかったことでしょう。
唯一、3巻の作者コメント部分で4年後の桜井さんが載ってますが・・・







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か、可愛すぎるッ!!

おいおいおいおい、ここまで成長するんですか!
どストライクで困りました。4年後の桜井さんをヒロインにした物語が見たいよ!
河下先生、読み切りでも構わないのでお願いします・・・

あの涙の後に、どういう風に彼女は立ち直って、
どんな成長をしたのか。あの性格はあのまま?それとももっとすごくなった?
けどきっとあの恋愛が彼女を成長させたってことが、
この1カットだけでも伝わってきます。
ああくそう見たいなぁ4年後の彼女が動いてる姿を。

間違いなく、「あねどきっ」真のヒロインは桜井さんだったのでした。


……………………………………………………………………………………
ちあきはホント・・・惜しいキャラでした
……………………………………………………………………………………

一番読者に近いのは桜井さんでしたが、
彼女はあくまで同級生。作品の主旨でもある「姉属性」からは外れてしまいます。

そういった意味でいうと、
作品の主旨にもあっており、且つ一番読者の心を掴む可能性があったのは
個人的にも一押しであった萩原ちあきだったのでした。





iinoda_image0468-1.jpg

姉でもあり妹でもあるという立場の彼女。

この作品おいてある意味ミラクルなポジションでもあった彼女を、
最後まで活かしきれなかったなぁというのが正直な感想。
ビジュアル&性格面において、大いなる可能性を秘めていたハズなんですが・・・

完璧超人であった姉と比べると、
料理や家事が苦手だったり、男性への免疫がない等、
親しみの沸く設定がキッチリ付加されているキャラでもありました。
同時に年上の姉、という面でも見せ場があったりもしたんですけどね。

意地っ張り、強がりってのは1つのキーワードでして、
そういった内面に潜む弱さに心惹かれちゃうんですよね。
その弱さに共感してしまうというか。

ラブコメって大きく分けると2パターンあって。

突拍子もないトンデモ設定で進む恋愛ドラマか、
身近にありそうだけど実はほとんどありえない、とっても可愛い女の子との擬似恋愛。
化ける可能性が高いのは前者だけど、ラブコメを楽しめるのは後者なんですよね。
フィクションの中だからこそ楽しみたい、可愛い子とイチャつくという日常。

イチャつく、という中には内面に触れる事も含まれています。
彼女の弱い部分に触れる事で、より一層好きになる。
弱さは人間らしさみたいなもので、
フィクションの世界においてそれは親しみを感じる大事なポイント。
ちあきや桜井さんは、そこがしっかり描かれてる正統派ヒロインでした。

が、ちあきはその弱さの幹部分が描かれる事がなかったのですが・・・







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ペンダントに込められていたエピソードは何だったのか。今となっては謎なまま。

男性が苦手、という性質を持つ事になったのもここに起因している?
そんな想像もしてしまいます。
それは誰からもらったものだったのか・・・

その“誰か”が、姉であるなつきと絡んでたりするとまた面白かったりしちゃうんですよ。
今回このちあきに一番期待してたのって実はそこで。

姉へのコンプレックス

ちあきに最大の武器を付加するとすれば、それが欲しかったなぁと。
例えばペンダントは、ちあきが昔憧れていた人からもらったもので。
けどその“憧れていた人”は、姉であるなつきの恋人orもしくは惚れていたとか。
完璧である姉には勝てないというコンプレックス。
いつしか彼女は恋愛に自信がなくなってしまう。それが男性不信へと繋がっていく・・・

と、勝手に妄想してみましたが、
そうなった場合、俄然ちあきへの見方が変わってきます。
もし洸太とちあきを恋愛の矢印で結ぶ展開にするのであれば、
好きだけど好きまで踏み込めないちあきの心の壁を、
洸太がコンプレックスごと取り払って・・・みたいな展開がいい!いいね!

2歳年上の姉的存在である彼女の弱さ、
そこを洸太が補完してあげて初めて対等に成し得たんじゃないかなぁ。
姉であり妹である彼女との恋愛、
「あねどきっ」の真髄をそこに持ってくるという選択肢も1つの可能性としていかがなものか。

終盤は完全にルートから外れてしまい、脇役になってしまったのが無念。





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しかもちあきだけ4年後の姿が全く無い・・・何てこったい!

15歳だった彼女の4年後・・・19歳!
くそう!20歳直前という、素晴らしい絶妙なる年齢の彼女を見れない事が悔やまれます。
ぜひどっかで描いてほしいなぁ河下先生。お願いします。


……………………………………………………………………………………
見えなかった「好き」のベクトル
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ラブコメは「誰かが誰かを好き」という状況が発生して、初めて物語が成り立ちます。

そういった意味で「あねどきっ」において
最初から最後まで一貫して「好き」の気持ちを示したのは桜井さんだけでした。
明確に示された桜井さんの気持ちと、最後まで隠されていたなつきの気持ち。

主人公である洸太の気持ちも終盤近くまであやふやなままで、
作中で見えている「好き」のベクトルは桜井さんだけだったのでした。
そのベクトルの絡み合いを見るのが恋愛漫画の醍醐味だとすると、
そこがこの作品には足りない部分だったのか・・・

“好き”のベクトルは読者の心を掴む大事な要素だと思うんですよね。





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その気持ちに基づいた行動に、僕らはいつも魅了されるわけで。

ただこの作品のテーマが「年上のお姉さんへの初恋」なのであれば、
そのベクトルをあえて見えないようにした、というのは1つのやり方だったんでしょう。
これは先ほども述べた通り疑似体験だったんですね。
それでも少年誌で展開するのであれば、もう少しその部分は分かりやすくしてあげるべきだった?

何より“好きになる理由”が明確である事はとても大事。

これは前作「初恋限定。」での山本岬においても言及した部分なんですが、
その好きになるきっかけって読者にとってもすごく大事なんですよ。
それが桜井さんであれば明確にあったんですよね。
不良から絡まれてるのを助けたというエピソード。あれは理由としてキッチリ成り立ちます。

ではなつきは?一体どのタイミングで洸太を好きになったのだろう?







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小さな積み重ねで、人を好きになる事は多いです。

そこもまた、リアリティを追求した上の事だったのかもしれません。
蜂から身を守って助けたり、風邪だった自分を看病してくれたり。
そんな1つ1つのイベントが積み重なった上での、最後の結末だったのだとすれば
なつきが洸太に寄せた最後の台詞もまた納得してしまうかな。

4歳差の恋愛という意味では、非常にキレイな形で締めくくられた作品でした。
が、ジャンプで人気を得る為にはキレイなだけじゃダメなんですよね。
そのベクトルを複雑に絡ませて読者を楽しませる、
分かりやすい見せ方が少年誌には必要なんだなぁと改めて思い知らされた次第。

作品に対して読者をどの視点から楽しませるのか。
主人公と完全に同じ目線でするのか、それとも神の目線で全体像を楽しませるのか。
どちらが正解という事はありませんし、それぞれ入り混じるパターンも多いでしょう。

けど僕らが知りたいのは、彼女たちはどんな想いをその心に秘めているのか
そこをいつまでも求めてしまうのです。
そのさじ加減は正直難しいと思います。

「あの子の事をもっと知りたい」

そう想う事が恋愛の第一歩。
ヒロインの条件はそこにあるのかな。
好きのベクトルを、明確に示すかそれとも隠すのか・・・

河下作品が今後どうなっていくのか、注目してみていきたいと思います。


……………………………………………………………………………………
総括と、読みきりへの期待
……………………………………………………………………………………

というわけで、
「あねどきっ」が打ち切りになった理由、個人的に色々考察してみました。

一番は4歳差という壁。
完璧すぎるヒロインが故の弊害。
最後まで描かれなかった内面。
そして描ききれなかったエピソード。

そんな要因が、今のジャンプ読者に受け入れられなかったのかもしれません。

逆を言えば、わけのわからない初恋のリアリティ感と、
年上のお姉さんと心通じ合った瞬間の躍動
その直後に訪れた幸福と喪失感







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全てが秀逸に描かれていた恋物語だったのではないでしょうか。

途中でも書きましたが、これはある意味河下先生の実験的な挑戦で、
あえてこの路線を貫いたのではないかなぁと。
イチファンとして、そう思わせて下さい。

そういった意味では「あねどきっ」は1つの方向性を示して完結した作品だと思うのです。

そして。

河下先生は止まらない。
ここから怒涛の読みきり3連発です。
ジャンプとしてもまだまだ大きな期待を寄せているのか?
それともラストチャンスとしているのか?

「バクマン。」を読んでると何かいろいろ穿った見方をしてしまいますが、
この3連発という状況に何らかの覚悟みたいなものを感じます。

それぞれ一体どんな作品なのか?






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「ボクのアイドル」 ※ジャンプ21・22合併号(4/26発売)掲載






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「アタシのアイドル」 ※ジャンプNEXT!(4/30発売)に掲載

この2つは同じ設定の作品で、
それぞれ視点が違うようですね。

生徒会でアイドル委員に任命された主人公が、
アイドルの卵を探す・・・という中々ベタな設定。だがそれがいい!
河下先生の魅力全開で描かれる事間違いなしですね。
しかも同じ学校内で繰り広げられるという事で、より親近感のある感じになるのかな?






20100424_205610.jpg

「G(ジーマル)エディション」 ※ジャンプSQ19(5/19発売)に掲載

こちらはこれまでとはガラッと変わった設定になりそう。
基本的にリアル路線で描かれるパターンの多かった河下先生ですが、
SF的要素を入れ込むのでしょうか。
こういった要素は「りりむキッス」以来ですね。
あれからどんな進化を遂げたのか、新境地が見れるかもしれません。楽しみ!

ある意味毛色の違う3誌に、ほぼ同時期に発表される今回の読みきり。
その結果次第で河下先生が今後活躍するフィールド
そして作品の方向性が決まっていくのかもしれませんね。

イチファンとしては、また河下先生の連載が読めればそれだけで嬉しいのですが。

そろそろジャンプとは別のフィールドで活躍される姿も見たいというのもまた本音。
何にせよ読みきりに期待しちゃいます。
3作品を全部見終わった後で、また改めて感想&考察する予定なのでお楽しみに。





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ちなみに「あねどきっ」ベストシーンは桜井さんのこの表情。

この表情が描ける作家さんが、一体どれだけいるだろうか!
ちあき一押しだった自分の心が揺らいだ瞬間でした。軽いなー俺の心。


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<参考>
 ⇒「あねどきっ」4姉妹説は、ほぼ確定か?
 ⇒1話につき3カット以上の下着シーンよりも、大事な事がある・・・かもしれない。
 ⇒断言しよう!「あねどきっ」真のヒロインは“萩原ちあき”だと・・・!!
 ⇒【あねどきっ考察】ヒロイン・萩原なつきの謎に迫ってみる。あとぱんつも。
 ⇒・・・正直言っていいですか?河下先生の「あねどきっ」が最高すぎです。
 ⇒祝☆河下先生帰還!新連載「あねどきっ」が楽しみすぎて姉予想してみた

久々の長編記事、考察でした。疲れた・・・

ホントは最終3巻が発売した直後くらいにアップしたかったんですが、
何だかんだでGW前までズレ込む事に。
何にせよ無事アップできて良かったー
読みきり前までに何とかあげたかったので。

皆さんも色々思うところは多いと思いますが、
良ければ「あねどきっ」全般へのご感想お聞かせ下さい。


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あねどきっ 1 (ジャンプコミックス)
河下 水希
集英社 (2009-12-04)


あねどきっ  2 (ジャンプコミックス)
河下 水希
集英社 (2010-02-04)


あねどきっ 3 (ジャンプコミックス)
河下 水希
集英社 (2010-04-02)





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「あねどきっ」4姉妹説は、ほぼ確定か?
2009年12月02日 (水) | 編集 |
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あねどきっ」待望の1巻が、いよいよ12/4発売です!

表紙もアップされてましたねー
いやはや相変わらず河下先生のカラーは、素敵すぎて涙が出ます。
それにしても、この配置は・・・おそらく1巻なので帯がつきますよね。
となると、ちょうど隠れるんじゃ・・・?

帯をめくったら洸太かよ・・・みたいなオチだけとは思えないので、
もしかしたらカバー裏にお楽しみがあるのかもしれませんね。
ここは発売日まで期待して待つ事にします。
今回は「そあこちゃん」的なおまけはあるんでしょうかっ

それにしても単行本発売だっていうのに、
今週の扉ページには一切告知がなかったですね。単純に編集ミス?

何はともあれ、河下先生の新作コミックス発売は大変めでたいので、
恒例の企画を発売後にやりたいと思います。お楽しみに。






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きましたね新キャラが。

名前は「はるき」
やはり予想通り・・・春夏秋冬って感じになりそうです。
これは4姉妹確定でしょうか。いやここまで来たらやってほしい。
姉妹丼どころの話じゃない、4姉妹丼・・・ものすごい事ですよ、これは!

はるき(春):長女
なつき(夏):次女
ちあき(秋):三女
???(冬):四女

法則でいくと、最後に登場するのは四女ですね。
タイトルが「あねどきっ」である以上、最後まで洸太よりも姉なのか?
となると、ちあきが中3なので四女は中2・・・?

いや、意表をついて小学生というパターンもあります。
別に4姉妹ぜんぶが姉である必要はないですからね。
超おませなスーパー小学生が登場するか?
ただ名前が・・・法則でいくと「ふゆき」なんですよね。それはどうなんだろう。

いや、まてよ?

最後の最後で、女の子にしか見えない男の子が登場する、というのは今の世の中だと大いにありえる。
河下先生の女装っ子。
・・・正直、見てみたい。
それまでに打ち切りにならないように願いたいトコロ。

まあそれにしても






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相変わらずちあが可愛すぎて困る。どうしよう。

桜井さんは、VS4姉妹を戦わねばならないわけで、
ホント不憫だと思います。けど最終的に桜井さんとくっつくのではないかと予想。なんとなく。
がんばる子は、報われてほしいよね。


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<参考>
1話につき3カット以上の下着シーンよりも、大事な事がある・・・かもしれない。
断言しよう!「あねどきっ」真のヒロインは“萩原ちあき”だと・・・!!
【あねどきっ考察】ヒロイン・萩原なつきの謎に迫ってみる。あとぱんつも。
・・・正直言っていいですか?河下先生の「あねどきっ」が最高すぎです。
祝☆河下先生帰還!新連載「あねどきっ」が楽しみすぎて姉予想してみた

だいぶ萩原家の謎も明かされてきましたね。

恋愛模様が進まないのが残念ですが・・・
今のところ、頑張ってるのが桜井さん1人だから難しいんだろうなぁ。
矢印が1個しかないから、ドラマがまだまだ生まれない。
その辺、今後に期待したいですね。

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あねどきっ 1 (ジャンプコミックス)
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1話につき3カット以上の下着シーンよりも、大事な事がある・・・かもしれない。
2009年10月07日 (水) | 編集 |
この間、「やはりショートか!俺の心を掴むのはショートなのか!」って叫んでたら





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桜井さんが髪を切ったという事実に、心が揺らいだ自分がいました。

河下先生・・・そう来ましたかっ!
ああ節操ないなあ俺、とか思いつつも、桜井さんの可愛さにキュンと来てるわけです。
桜井さんの3年後が早くみたいですね!

「あねどきっ」は、完全にヒロインをターン交代制で進めていく形のようで。
前回、前々回と桜井さんターンが続き、
今回からちあちゃんターンが始まりました。(なつきターンも一部含まれてましたが)
この方式は、どうしても主人公がフラフラしてしまうので読者的にやきもきするものの、
各キャラのファンを満足させるやり方でもあるんですよ。

初恋限定。」の時は、お気に入りのキャラのターンが何時くるか分からなかったですよね。
あれはあれで、オムニバス形式の恋愛ストーリーはアリなんですが、
ジャンプ的にはこちらの方がしっくり来るのかもしれません。





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そして相変わらずちあちゃんは可愛いですね!良い!とても良い!

それにしても、今回の「あねどきっ」では最終的に誰かを選ぶ事になるのでしょうか。
現在のところ、なつき、ちあ、奏の3人。
ここから登場するキャラが、その対象になるとは考えづらいので
最後に選ぶのはここからになるでしょう。

となると、タイトルが「あねどきっ」だけに、
やはり洸太が選ぶのは、なつきorちあのどちらかになるか?
姉妹という関係が、今後物語にどう影響を及ぼすか。
ちあが、なつきに対して何かコンプレックスのようなものを抱いてたりすると、
今後の展開にドキドキが待ってそうな気もします。

それともなつきになるのか。
今のところ、ほとんどフラグらしいフラグは立ってないように見えますが・・・
ここが成就すると、4つ差の歳の差カップル。ジャンプではかなり稀なケース。
少年誌ラブコメの定番は、やはり同級生同士ですから。あっても1~2歳差まで。

で、今回気になったのがここ。




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「担当が、編集3年目の本田氏からド新人門司氏に」

今まで、こういうの別に気にならなかったんですが・・・
どうも最近の「バクマン。」を読んでからものの、気になりまくりです。
「ド新人」ときましたからね。すなわち今年入社って事ですよね。
これは・・・一体どうなるのか、楽しみ3割、不安7割といったところでしょうか。

今まさに佳境の港浦さんの編集っぷりを見てると、
こういう衝突によって作品が良い方向になる場合もあれば
とてつもなく悪い方向になってしまう場合も多いんだろうな・・・と、しみじみ。
どちらかどう転ぶかなんて誰にも分からない、まさにバクチなんだなぁ。

で、先週ではこんな発言も飛び出してました。





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「『ジャンプ』には常にある少しエッチなマンガ、これは必要不可欠で需要のあるジャンルです」

言い切ったー!
いや間違いないですからね、これは。まあ今更な話ですが、
「毎週3カット以上、女の子の下着」という具体的例が何ともリアルな感じです。

ちなみに、この山久という編集、港浦さんよりも1年後輩。
港浦さんが最初登場した時「去年入社」と言ってましたので、この山久ってまさにド新人・・・?
河下先生の新担当も・・・?

なーんて、そんな関連性を考えながら読むとまた楽しかったりします。
どんな形になるにせよ、「あねどきっ」が面白くなるなら歓迎です。
けどエロばかりの路線には走ってほしくないなぁというのが願い。
河下先生は、エロがなくても多くの読者を魅せられるハズですから!

それにしても1話につき、下着3カット以上か・・・





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なるほど、確かに「あねどきっ」には毎週必ず3カット以上のサービスシーンがありますね!
毎週不自然なほどにパンチラシーンがあるのは、
編集部の暗黙ルールがあったからというわけです。

まあ「To LOVEる」は、矢吹先生の完全なる趣味でしたけどね・・・
(やりすぎて編集の方で修正が入る始末)

こういう明らかな「ぱんつ」の描写もいいですが、
吹けば飛ぶぐらいの、僅かな描写もまた味のあるもの。
そんな作者の小さなサービスを、ひっそり堪能するのもまた楽しみ方の1つ。

何が言いたいかって言うと、今週の「サイレン」です。





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夜科が、雨宮さんを抱きかかえるシーンです。
一見、何の変哲もないシーンに見えるのですが、
真ん中のコマをよーく見てみると・・・







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こ、これは・・・雨宮さんのぱんつか!?

これだけでは何とも言えない。
もしかしたら単なる太ももの描写かもしれない。
けど、これがぱんつではないと言い切れないのではないか。
これが「雨宮さんのぱんつ」と信じる事が出来れば、これは雨宮さんのぱんつなのだ。

それでいいじゃないか。それが幸せの形。

滅多に見る事の出来ない、雨宮さんのぱんつ。
それがここで見る事が出来た。その事実に幸せを噛み締める。
そんな楽しみ方が出来るのもまた、ジャンプの魅力の1つなのかもしれない。

え?違う?


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<参考>
断言しよう!「あねどきっ」真のヒロインは“萩原ちあき”だと・・・!! (09/14)
【あねどきっ考察】ヒロイン・萩原なつきの謎に迫ってみる。あとぱんつも。
・・・正直言っていいですか?河下先生の「あねどきっ」が最高すぎです。
祝☆河下先生帰還!新連載「あねどきっ」が楽しみすぎて姉予想してみた

うーん、普通に「あねどきっ」の行く末について書いてたら
気がついたら雨宮さんのぱんつについて書いてました。一体何が起こったというのか!

いい加減ぱんつネタは飽きたという方ごめんなさい。
俺も飽きたんですけど身体が・・・この手が忘れてくれないの。
いや、まあ、ぶっちゃけ時間がなくて安易なネタに走ってしまいましたごめんなさい!

遊星さんが前に言ってました。
子供が出来ると、ネットできる時間は1日に10分しかないと。
ええ、これリアル。全然更新する時間なんぞない。
マンガを読むすら時間も・・・!けど子供可愛いです。めっちゃ可愛いー。それが第一。

更新量・質ともに今後低下していくと思いますが
それでも良いという方、たまに覗いてやってくださいませ。
よろしく御願い致します。

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To LOVEる-とらぶる-17巻アニメDVD付予約限定版
矢吹健太朗・長谷見沙貴
集英社





断言しよう!「あねどきっ」真のヒロインは“萩原ちあき”だと・・・!!
2009年09月14日 (月) | 編集 |
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西野つかさ。






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國生陽菜。






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千倉名央。




これまでに、好きになった子たち。
もちろん他にも沢山いるけれど、パッと思い付く3人は、この子たちなのだ。
当サイトの読者の皆様は、すでにお馴染みの3人だろう。
何度も、何度も特集記事組んでたからね!

ふと、1つ共通点に気付く。

性格?
いや、この3人はそれぞれ全然違う。
1人1人の子に、他とは変える事の出来ないとびっきりの魅力が溢れてる。
そう、好きになる定義なんてない。
理屈じゃないから。

けど、外見の共通点があった。
髪が、ショートなんだ。

これは自分でも驚いた。
現実に好きなのは、ロングなのだ。
けど、この2次元の世界で好きなのは、決まってショートだったりする。
そんな不思議。

そして、その不思議な巡り合わせが再びやってくる。

四度、俺の心を掴んだ子がいる。








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萩原ちあき。この子だ!!


前回、本能が告げているとお伝えしましたが、
まさにその通りでした。このコ、俺のど真ん中じゃああっ!!
きました。遂にきましたよ真のヒロインが!
やはりショートか!俺の心を掴むのはショートなのか!

嗚呼、河下先生は俺のツボをとことん突いてくるのです。ありがとうございます!

うん、好きな子がいる日々ってやっぱり楽しいよ!
毎週ジャンプを楽しみにする理由が、また1つ増えました。
こういう嬉しすぎる出会いがあるから、河下先生の作品には期待しちゃうのです。
嗚呼、ちあいいよちあ。

ちあと呼ぶか、ちーちゃんと呼ぶか・・・

いや、ちーちゃんは千倉ちゃんの愛称ですから。
ここはやっぱりちあちゃんでしょうか。
「ちあき」という名前は、ありふれてると言えばそうなんですが、
これを「ちあ」という愛称にする事で、こんなに可愛い感じになるとは。不思議なもんですね!






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なつきになくて、ちあにあるもの。それは恥じらいです。

“女子校育ち”という事で、色々ウブなちあちゃん。
そしてちょっと男性不信な潔癖性も・・・いいね、これはいい。
こういう子が見せる恥じらいは、何ていうか本物じゃないですか。だから好きなのです。

なつきはね、ある意味理想なんですか完璧超人なんですよね。
初恋限定。」での山本岬もそうだったんですが、
俺は完璧すぎるものよりも、ちょっと欠けてるものの方が好きなのです。
ほっと温かい気持ちになるような・・・そんな不器用さがあっていい。


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妹だけど姉、というダブルパンチ
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んでもって。タイトルに偽りなし!という事で
「妹なのに、姉」という設定がね、もう。すごく。いいんですよ!

妹の顔と、年上のお姉さまの顔。
その2つを併せ持つちあちゃんという存在に、
両方からメロメロダブルパンチです。ありがとうKO。





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“妹”の顔と






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(年上の)“姉”の顔。


くうう!まさに「あねどきっ」ですよ!
ある意味最強キャラです。悶え転がるという意味での・・・!
中3という絶妙な年齢設定がまたステキすぎるのです。

例えばなつきは高2じゃないですか。
んで洸太は中1。
年齢差にして4つ差。
この年代において4つ差というのは、とてつもなく大きな差なのです。
はっきりと壁で隔てる事が出来る差。埋められない差なのです。

中1と中3。
その差は、2つ。
勿論この年代における2つ差というのは非常に大きい。

けど、絶対無理な差じゃない。

それは手の届く、大きな差なのです。
決して埋まらない差じゃない。
懸命に、とても一生懸命に。手を伸ばして、伸ばして、かっこ悪いくらいもがいて、足掻いて。
手が届くかもしれない距離。





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二人の意識の範囲が・・・届く距離、なのです。

嗚呼、今ここで確信しました。
ちあちゃんこそが、「あねどきっ」真のヒロインなのだと!
イマイチ桜井さんにピンと来なかった(いや可愛くて大好きなんですけれども!)んですが
その理由は、ここにあったわけですね。

個人的には、2年後とかを見てみたいんですが・・・
ちあちゃんと、桜井さん。この2人の対決を早くみてみたいものです。


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萩原家の謎
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さて、ちあちゃんの登場によって更に謎が深まったのが・・・
萩原家の存在です。
何といっても不自然な行動が目につきます。




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「今日からあたしもこの家で暮らすわ!!」

えええ!何でそんな大層な事がノリで決められてしまうのか!
“泊まり”ぐらいならともかくも、
“一緒に暮らす”となると話は別。
中学3年生の女の子が勝手に決められる話ではないんですよね。

けど何の問題もなく(その問題には一切触れられず)同居生活がスタートする事に。

まあ河下作品はその辺比較的ルーズな方なんですが、
それでも何かしらの理由はあると思った方が良さそうですね。
このちあちゃんによる節々の台詞から、ヒントのようなものがいくつか出てはいるのですが・・・

 「とりえあずお菓子でも買って、その子の両親にあいさつして―――」
 「役所は何をしてるの!?」
 「随分コンパクトでレトロな家よねー」
 「逆に興味深いのかしらこのタイプの住居が・・・」
 「そっ、そんなこと言われ慣れてるから嬉しくないんだから!」


これらの台詞から推測するに、
かなりの上流家庭(お金持ち?)っぽい匂いがぷんぷんですね。
以前のお金云々の話(30万円のやつね)も、一応伏線の1つなのでしょう。

こういう家はかなり厳格なのがセオリーなんですが、
それでもこれだけ自由に出来るのは、やはりこの姉妹が両親とは別に暮らしてるという事でしょうか。
というか、両親と死別したのか?
そういう伏線的なものが一切ないだけに、ちょっとそれは考えづらいかもしれないですが・・・

9話のタイトルでもあった「夏の次には秋がくる!」も1つのヒント。

河下先生は、こういう規則性のある名前をつける性質があります。
いちごの時は「東西南北」や「大中小」、「内外」といった感じでしたし、
初恋の時は「アルファベット順」でした。
今回はあまり規則性を感じなかったのですが、ここに来てきました。「春夏秋冬」。





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もしかしたら、4姉妹の可能性もあるのか!?

けど4姉妹となると、“姉”という縛り(?)で考えるのであれば
残すは年子になりますが中2の妹がいるのか?
もしくはなつきよりも更に上に、姉がいるのか・・・

ただ、なつきよりも上に姉がいる場合、ちあちゃんがなつきに対する呼び方は
「なつきお姉ちゃん」になるんじゃないかなーとか思ったり。
いやそういう風に呼ばないトコロも多々あると思いますが、一般的なイメージとして。
だから4姉妹の線はちょっと薄いような気も・・・?

まあ4姉妹という設定になると、完全に桜井さんが蚊帳の外になってしまう為
ちょっと別の方向性になるのかなー。何となくですが。
どういう着地点を河下先生が見据えてるか次第なんですよねぇ。

何にせよ、この萩原家の秘密(?)が今後キーポイントになるのは間違いないでしょう。たぶん。


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過去最高のサービス密度といっても過言ではない!
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To LOVEる」無き今・・・
お色気枠を全力で受け止めてるこの「あねどきっ」ですが





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サービス全開ですね!

濡れ透けというのは、あらゆるエロの中でもトップクラスといっても過言ではないですからね。
まあちあちゃんは初登場からわずか6ページでぱんつ披露してましたけれども。
あ、そんな事言ったらなつきは1ページ目からですね。失礼致しました。

何つーか・・・「もっとエロく!エロ全開で!」と担当編集の方がプッシュしてるんでしょうか。
とにかく第1回目から全力です。まあ好きなんですけど。
今までそこに恥じらいがあまりなかった分、それを補完してくれたのがちあちゃんなのです。
これによって河下エロスが完全体への道を歩む事になるのですよー!

そしてやっぱりこれです。俺が大好きなこれがきました!





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・・・えっち!がキター!!


第1話でなつきが見せた「・・・えっち」も良かったですが、
ちあちゃんが見せたこの「・・・えっち!」はその何倍も破壊力があります!
壊れた!俺の心が壊れた!自制心という名の心が・・・!

女の子から言われる「えっち」という言葉・・・何ていう甘い響きよ!
耳元で囁いてほしい!とろけワードです。とろけたい!
このシチュが、またいいですよね。
走っていって、振り向いて顔を赤くしながら舌をペロっと出して

「・・・えっち!」

ですよ!うわー!うわー!どんなもんだい!
この舌をペロっと出してるの。可愛くてえっちなんですよ!えっち!えっちだー!
んで、それだけ言い放って走り去っていくちあちゃん。絶賛赤面中ですよ!
くぉおおおおお、ちあちゃんLOVEじゃああああああ

この身体全体の仕草や、ボディライン・・・
素晴らしい。これを描けるのは今のジャンプにおいて河下先生しかおりませぬ。
ありがとう!青春をありがとう!

はぁ・・・

たっぷり堪能させて頂きました。
いやぁ更に言うとですね!
え?もういいって?いやいやそんな~もう1つだけ言わせてくださいよ。

セーラー服、なんです。

昔からの当サイト読者の皆様は十二分にご存知かと思うんですが、
フフ・・・私・・・セーラー服が・・・こう・・・大好物(!?)でして。
セーラー服を見るだけで、何ていうか、胸の奥が、アツく!煮え滾る!!
何!?この想いは恋!?恋なの!?






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きゃ――――っ!!(歓喜の声)

いやね、桜井さんの制服もなつきの制服もセーラー服じゃなかったから、
ものすごくションボリしてたんですよ。
そこでこのちあちゃんの登場でしたから。
上の歓喜の声も分かるでしょう。飛び上がりました。

やはりセーラー服だ!ジャンプにはセーラー服が足りないんだ!(声を大にして)

「To LOVEる」でも制服はブレザーでした。
バクマン。」もブレザーでしたね。
スケットダンス」も・・・ブレザーでした。
くそう!ブレザーか!世の男子はみんなブレザー派なのか!
(「黒子のバスケ」はセーラー服ですが、何となく除外。え?可愛くないから・・・)

さあ、少年よ、セーラー服を目指せ!







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そう、こんな風にスカーフをなびかせて。










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その“戦闘服”を身に纏い。














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その一つ一つの仕草までもが艶かしいッ!!!














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は、羽衣狐さまあああああああ


こ、ここまでセーラー服を着こなす悪役がかつていただろうか!
いやいまい!
これ、セーラー服だからこそ実現した妖艶なカッコ良さだと思うんですよ!
すでに各地で多くの読者を虜にしてる羽衣狐様。素晴らしすぎて涙が出そう。
これは史上最狂の悪役かもしれませんね。読者を狂わせるという意味で。

当サイトは、ちあちゃんを熱熱LOVEしつつ、羽衣狐様も応援しております。
いやあ、ジャンプ読んでて良かった!


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<参考>
【あねどきっ考察】ヒロイン・萩原なつきの謎に迫ってみる。あとぱんつも。
・・・正直言っていいですか?河下先生の「あねどきっ」が最高すぎです。
祝☆河下先生帰還!新連載「あねどきっ」が楽しみすぎて姉予想してみた

「To LOVEる」が超えた壁、越えられなかった壁・・・(乳首的な意味で)

連載3回目ぐらいまではアツくなってたものの、
少しずつその熱が下がってきつつありました。
何かが違う。そんな風に思っていた矢先の、ちあちゃん投入に歓喜したわけです。

やっぱり河下作品はこうでなくっちゃ!!

けど「初恋限定。」でも、一番人気があったのはやっぱり山本さんで。
となると、今回もやはり読者層である小・中学生からの人気を得るのはなつきなんだろうか。
その辺一度聞いてみたいところなんですよねぇ。
どちらに魅力を感じるのか。(色んな意味でね)





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ちあちゃんは、いちごの美鈴に似てるという意見も。

あそこまでキツくない・・・?いや、そのキツさが癖になるというか。
系統的には同系統だとは思うのですが、ちょっと違うかな?
1人として同じ女の子はいません。
美鈴には美鈴の、ちあちゃんいはちあちゃんの魅力がありますよね!

さて「あねどきっ」の単行本は今年中に発売するかなぁ。
何とか12月までに滑り込みで間に合わせてほしいところです。

「ぬらり~」はもう一時期ダメかと思ってましたが
羽衣狐編突入から一気にきましたね。
たった1人のキャラが、その作品の価値を劇的に変える場合があるという良い例。
いやしかし羽衣狐様は正直反則だと思う。あんなの・・・虜になるに決まってる!


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To LOVEる-とらぶる-16巻アニメDVD付予約限定版
矢吹健太朗・長谷見沙貴
集英社


【あねどきっ考察】ヒロイン・萩原なつきの謎に迫ってみる。あとぱんつも。
2009年07月23日 (木) | 編集 |
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たとえワンピースが休載になっても、「あねどきっ」があるから平気さっ!

と、先週ワンピースが休載になった時にしみじみ思いました。
けど今週になってワンピ読んだら鼻血出るほど面白かったね。
やっぱワンピはすごいんだぜ・・・

というわけで毎週月曜日がますます楽しみになりました。「あねどきっ」です。
姉という言葉にえらく敏感になってしまいました。
「いちご100%」の時は、いちごという言葉に過敏に反応したものですが、
今回は姉か・・・作品違いますけど、「みつどもえ」でも佐藤くん姉が登場し、
姉人気はますます高まってると言えるでしょう。

あね!あね!あね!

よろしい、ならば「あねどきっ」だ。

・・・っていうノリに全国各地がなってると思います。
さあそんなこんなでもう第3話ですよ。
今回の記事では、第3話までに明らかになった情報から各キャラの分析を行ってみたいと思います。
時間の関係で、まずは正ヒロイン・なつきのみになります。

今後の予想なども絡めて、たかすぃ的な感想も一緒に述べてみました。


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■萩原なつき(17歳/高2)は、一体何者だ!?
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黒髪・ロング・ストレートという、河下作品のヒロイン系譜を見事に受け継いでいる萩原なつき。

その美しさは、前作「初恋限定。」の山本さんによって完成されたかと思いきや、
ここに来て更なる進化を遂げてきたよ・・・!ってな感じです。
ぶっちゃけ「りりむキッス」の頃から、外観的なものは大幅な変化がないはずなのに、
着々と魅力的な進化を続ける河下ヒロイン。まさに集大成的な魅力が詰まっています。

河下先生の描く可愛さは、まさに天井知らず・・・!!

今回はタイトルにもなってる通り、「年上のおねーさま」的な魅力がまさに全開。
あっけらかんとしてるというか、この余裕感がまた堪らない年上の魅力なんでしょうね。
現状ほぼパーフェクト超人。
容姿端麗は勿論のこと、性格もバッチリ。料理もおいしい。更には腕っ節まで強い。
3話目までの時点では、今のところ弱点が一切ないキャラに。
セオリー通りであれば、虫が苦手とかが弱点になるのかな。ベタベタではありますが・・・

それにしても・・・河下先生が得意とするスタイルの女の子とは言え、
現時点での可愛さがとんでもありません。どうしたらいいんでかコレ。恋?このときめきは恋?


◆謎のプロフィールにが、今後の展開のキーとなるか


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今回は、ヒロインの素性がほとんど分からないという、ミステリアスな要素も。

3話目の時点で、17歳である事以外その素性は一切明かされていない。
そもそも、なつきは何故大きな荷物を持って“住む家”を探していたのか。
いわゆる帰る家がない、家なしっ子だったわけだ。
と言いつつも、学校ではその事が特に問題になってる様子はない。(学校からの電話の感じが)

更には2話目で明らかにになった、大金所持という事実。
結局修学旅行の積立金を持っていた、というオチが3話目についたものの、
全ては解決していない。結局謎が一つ残ったままなのだ。

何かしら、大金を持ち歩かざるを得ない状況だったと考えるしかないが・・・
その辺を総合的に考えると、「家出」というのはあまりにもベタベタすぎる?




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そして、何故あんなにも喧嘩が強いのか?

ちょっと強いとか言うレベルではない。
格闘技を本格的に習ってるor習得してるからこその、あの余裕。
河下作品の中でも、これだけ“肉体的な強さ”を持つキャラはいなかった。
だからこそ、その特異性がより際立って見えるのだ。

実家が空手道場、
両親or兄弟に格闘家がいる(格闘家の血筋)・・・くらいしか思いつきません。
そういえば「初恋限定。」の山本さんも格闘好きでしたね。
そもそも河下先生が格闘好きなのかな?という気も。

これらを総合的に見て、一体なつきは何者なの?とは洸太だけでなく読者も疑問に思うところ。

今後少しずつ素性が明らかになるのかもしれませんが、
ここの正体(設定)は物語の大きなキーとなりそう。
料理も出来る事を考えると「良家のお嬢様」という線も捨てがたいですが、
実はSFチックな設定があるのかも?まあここは後述。




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「ちゃんとあるんだろ!?帰る場所・・・」「女の子ってちょっとミステリアスなのがよくない?」

洸太の質問に対して、はぐらかすなつき。

彼女が家を出た理由(?)は一体何なのか。
彼女の素性だけでなく、その動機もポイントになりそうです。
そこの理由次第で、この作品が今後「コメディ」寄りになるのか、それとも「シリアス」寄りになるのか。
両方織り交ぜて展開できるのが河下先生の素晴らしいところですが、
このエピソード次第で話の重みが変わってくるハズです。だからこそ、気になりますね。



◆萩原という性

ちなみに、この「萩原」という性、
実は過去の河下作品でも使われていたのをご存知でしょうか。
といっても、河下水希名義ではなく桃栗みかん名義時代の作品です。




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あかねちゃんOVER DRIVE」です。

突然事故あって命を失ってしまった主人公・雨宮タカシが、
同時刻に命を失う予定だった女の子の身体に乗り移ってしまった!という話。
まあ早い話、心は男、身体は女の転換モノです。
少女マンガでは、ぱんつが描かれる事って少なかったりするんですが(そういうシーンがあっても)
河下先生は、そんな中でもぱんつをしっかり描いてました。
たぶん河下作品の中で、ある意味一番エロいのがこの「あかねちゃん」かもしれません。

で、この主人公の女の子・あかねちゃんのフルネームが・・・




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萩原あかね、という名前なんですよ。

ここここ、これは偶然なのか?
過去の作品のヒロインと、現ヒロインの苗字が同じっていうケースはかなり珍しい気も・・・
そ、それとも何か意図的なものが、ここにはあるのか?
意図的なのであれば、この先の展開がかなりすごい事になっちゃいそうですが。

そう、このあかねちゃんの中身は男性の魂が入ってます。
と、なるとそういった設定と今回の作品をかけてるのであれば・・・!
もしかしたら萩原なつきの正体は、何と格闘家の男性なのかもしれない!?

なーんていうオチが待ってたらすごいですよね。
いやそれじゃあ「あねどきっ」じゃなくて「あにどきっ」じゃないですか!!

・・・すみません。想像しただけで嫌になりました。
やっぱり女の子がいいよう。中身はちゃんとした女の子がいいよう。
けどちょっと辻褄合っちゃうなって考えちゃったり。いやないです。
ジャンプにおいてそれはないでしょう!!

身体は女の子、心は男の子なんてー!ジャンプには・・・!







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プリティフェイス」があったー!

正確に言うと違いますけどね。
身体は男の子、心は女の子なら・・・「ストップ!ひばりくん」か。新装版出るらしいですよ。



◆いっしょにおふろ。の誘惑

さて突然年上の美人おねーさまと同居生活という羨ましい設定。

それだけに飽き足らず、毎日お風呂に誘ってくるというじゃないですか!
キー!なんて羨ましい限りでやんす。



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一緒にお風呂入る、というのは思春期の男の子のみならず、
男子ならばいつまでも夢見て憧れる行為なのです。
何ていうか、特別なんですよね「いっしょにお風呂」って。
ある意味、えっちよりもハードルが高い気がするというか、遥か高い頂にある気がするのです。

なつきの2話目の台詞で

「せっかく一緒に住んでるんだしさ、だから隠し事とかしないでハダカになったほうが楽だと思うんだよね。
 ココロも、カラダもさっ」


まさにそうなんです。
一緒にお風呂という行為は、カラダだけじゃなくてココロを最大限許すという行為なんですよ。
快楽の為じゃない、何も身にまとわないからこそ、そこに隔たりが何もなくなる。
そこに、僕らは夢を見るわけです。

だから、こんな年上のおねーさまから言われた日にはもう!とろけるぐらいお風呂に入りたいよ!

ちなみに、この女の子がある日突然同居をし、
グイグイリードしてくるという設定・・・この作品もそうでした。





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てんで性悪キューピット」。あの冨樫センセの初連載作品ですね。

当サイトでも過去に記事にした事がありますが、
この作品のヒロイン・まりあも一緒にお風呂を誘ってるー!

やはりここに青少年の夢が詰まってるんでしょう。今も、昔も。
嗚呼、魅惑の「いっしょにおふろ」よ・・・!!


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■萩原なつきの、ぱんつを見てみよう!
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恒例ですね!ぱんつです!

やはり河下作品といえば、この考察がないと始まりませんよね!
え?ただ個人的にやりたいだけなんじゃないかって?
いやだなぁ。その通りでございます。趣味ですから!

さてさて!では正ヒロインであるなつきのぱんつを見ていきましょう。





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第1話の冒頭で披露してくれたのは、ヒラヒラレース付きのぱんつ。

「いちご100%」の時はいちごぱんつ
「初恋限定。」の時はしましまぱんつでしたが・・・
今回はレース付きぱんつでしたか。

個人的にはピコレース(ちっちゃいヒラヒラが沢山ついてるやつ)の方が好きなんですよ!

何つーか、そっちの方が可愛くないですかね?
何かでっかいレースだとちょっとごついというか・・・可愛げが薄れちゃうというか。
大人っぽい下着、という定義なんでしょうか。
うーんいきなり好みじゃないのが来たので、ちょっと残念に思ったり。

そういえば、「初恋限定。」の山本さんも・・・





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こちらも、ヒラヒラレース付きのぱんつでした。

むむむ。こいつは河下先生はレース付きぱんつが好みなのか。
そういえば過去の作品を見ても、けっこう多かったりするんですよ。
そう、「いちご100%」でもあったんです。
真中淳平が、西野にプレゼントしたいちごぱんつ。(そもそも西野が持ってたぱんつ?)






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これも大きなヒラヒラレースがついてました。

あ、久々に西野をこうして見ると・・・やっぱり可愛いですね!
何度見ても可愛い!こんなにも心酔できるヒロインは、未だ現われないのです。どういう事なんだ!
なんでこんなに可愛いのか。嗚呼恐ろしい。(俺の頭の中が)

まあ後ろから見るデザインと、前から見るデザインは違いますからね。
これが前から見るとけっこう可愛かったりするからクセモノなのです。
しかしやはり前から後ろから、両方どちらから見ても可愛いぱんつであってほしい!
それがぱんつ道なのです。何ですかそれは!

さて話を戻しましょう。なつきのぱんつ。
1話目では、実は冒頭以外にも、なつきのぱんつが描かれてます。
しかも・・・





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ピコレースのぱんつになってるぅううううううううううう

いやっほう!(ガッツポーズしながら)
河下先生は!やっぱり!分かってらっしゃるぅ!
そうか、ヒラヒラレース派とピコレース派の両方のニーズを満たす為の、
1話2ぱんつを描いたというわけですね!!すごい!これが今回の連載にかける意気込みか。

河下先生の気合が、ぱんつから伝わってくるんだぜ・・・!!

そして更には第2話。
ここではなつきの直接パンチラはありませんでした。
しかし!です。





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このぱんつ、可愛いじゃねえか!

いいですね・・・こういうぱんつも好きです。
これはピコレースではない・・・フリル系?うん、実はね、良く分かってません。
感覚で語ってます。そう、人間の第7感と呼ばれる“ぱんつ・センス”でね・・・!

段々よく分からないテンションになってきました。

まあそれはさておき、重要なのがこのなつきの台詞と、行動ですよ。
これがまたとても良かった。

「どれ、少しなら見せてやってもかまわんぞ」

嗚呼!この言い方が堪んない!!
と身悶えた人も多いのではないでしょうか。
こんな可愛い女の子が、自分の可愛いぱんつを手に持ってこの台詞。
ごちそうさまでしたっ!(4杯おかわりしながら)

出来る事なら顔面ダイブしたいです。

嗚呼。やっぱりぱんつを語るのは楽しい。楽しいんだ・・・ッ!
最近の「To LOVEる」のぱんつにはちょっとマンネリを感じていたので、
ここで新しいぱんつジェネレーション!
ぱんつ・新世界ですよ!
たとえ同じぱんつだとしても、そこに息吹を入れる人によって意味が変わってくるのです。

嗚呼ぱんつ。されどぱんつ。

大事なのは、ヒロインに惚れる事。
それによってぱんつの価値は何倍にも高まるのです。
ぱんつの価値はデザインとか、可愛さとかそういうものだけじゃない。
そのぱんつにかける想いで決まるんだ。




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こんな可愛すぎる顔を見せる、ヒロインなつき。

この子のぱんつを見たいと思わせるそのココロが、そのぱんつを輝かせる。
嗚呼、「あねどきっ」に俺が求めるぱんつは、そこなのです。
だから今後もぱんつを楽しみにしてます河下先生!


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<参考>
・・・正直言っていいですか?河下先生の「あねどきっ」が最高すぎです。
祝☆河下先生帰還!新連載「あねどきっ」が楽しみすぎて姉予想してみた

すみません、今回時間がなくなつきのみになりましたが、
また奏ちゃん&洸太くんの中1コンビについても、ちょこっと語りたいと思います。
それはまた次の機会に。(4話にまた奏ちゃん出てきそうなので・・・)

3話まで終わって、皆様の「あねどきっ」感想はいかがですか?また教えてください。

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初恋限定。 3 (ジャンプコミックス)
河下 水希
集英社
おすすめ度の平均: 4.5
3 嫌いじゃないんだけども・・・、
5 次回作が楽しみ
4 いろいろと、すごいです。
1 理解できない
5 キュンとなるマンガを支える画力と構成力


あかねちゃん OVER DRIVE (マーガレットコミックス)
桃栗 みかん
集英社
おすすめ度の平均: 5.0
5 「河下水希」になる前の最後の作品
5 非常に良いです
5 主人公が入ったあかねちゃんがキュート!
5 これは傑作ですな。
5 河下水希のもう一つの顔


ストップ!!ひばりくん! コンプリート・エディション1
江口 寿史
小学館クリエイティブ
売り上げランキング: 7484
おすすめ度の平均: 4.0
4 3巻まであるのね・・・


てんで性悪キューピッド (1) (集英社文庫―コミック版)
冨樫 義博
集英社
売り上げランキング: 195187
おすすめ度の平均: 3.0
3 冨樫ファンは読んでみては?


プリティフェイス 1 (ジャンプコミックス)
叶 恭弘
集英社
おすすめ度の平均: 4.5
5 主人公>三バカ>>>>>>>>>>>ヒロイン
4 期待と違ったものの面白い!
3 典型的な話
5 プリティフェイス 第1巻
4 ジャンプらしい良作





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たかすぃ

Author:たかすぃ
気が付けば40歳を超えましたが、未だにマンガを読み続けています。
twitterもやってます。



当ブログオススメ作品

超人学園(1) (少年マガジンKC)
超人学園(1)
これぞ現代の正統少年マンガ!小細工無しでアツい魂に震える。こんなマンガがあるならまだ大丈夫だ。

かわいい悪魔 (F×COMICS) (Fx COMICS)
かわいい悪魔
志村先生ひさびさの短編集。継母エピソードがかなり好み。先生の可愛さにクラクラ。

アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)
アイアムアヒーロー (1)
とにかく凄すぎる。今1番先が読めない衝撃作。有無を言わず2巻まで一気読みしよう。

ただいまのうた 1 (花とゆめCOMICS)
ただいまのうた (1)レビュー
寒い冬だからこそ、心温まる家族ドラマをぜひどうぞ。

うそつきパラドクス 1 (ジェッツコミックス)
うそつきパラドクス (1)
相変わらずエグいところを突いて来る。ありそうでなかった恋愛ドラマ傑作。

シスタージェネレーター沙村広明短編集 (アフタヌーンKC)
シスタージェネレーター
最後までオチの読めない珠玉の短編集。女子高生ネタが好き。

プラナス・ガール 1 (ガンガンコミックスJOKER)
プラナス・ガール (1)
全部理解した上で言おう。このヒロイン(?)に恋をした、と。近々レビューしたいなぁ。

モテキ (1) (イブニングKC)
モテキ (1)レビュー
痛々しいほどにリアルな、ヘタレ恋愛劇。この突き刺さり方、ハンパじゃねえ。

あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS)
あまんちゅ!(1)
天野先生が描く新しい世界。今度は、水の中だ。素敵すぎです。

となりの怪物くん 1 (デザートコミックス)
となりの怪物くん ( 1)
個人的にヒット。ヒロインの不器用な可愛さにキュン。近々特集したい!

異国迷路のクロワーゼ 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-2)
異国迷路のクロワーゼ (1)
美麗という賛辞は、この作品の為にあるのかもしれない。美しさと面白さを両立させる稀有な作品。

幼なじみ (マンサンコミックス)
幼なじみ
幼なじみとえっちしちゃう話。可愛い絵柄で堪能させてもらいました!

LOVE SO LIFE 1 (花とゆめCOMICS)
LOVE SO LIFE (1)
思わず表紙買い。当たりました。女子高生と双子2歳児のダブルで癒されます。

はじめてのあく 1 (少年サンデーコミックス)
はじめてのあく (1)
おかえりなさい藤木先生!ラブコメの帝王が放つ伝説がここから始まります。超絶オススメ。

背伸びして情熱 (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ)
背伸びして情熱
4コマ漫画という表現における新境地。切ない想いの魅せ方が秀逸すぎます。

青空エール 1 (1) (マーガレットコミックス)
青空エール (1)
最近の少女マンガでイチオシ。心からアツい青春ドラマは、現代においても文句なしに面白い事を証明してくれる。

つづきはまた明日 1 (1) (バーズコミックス ガールズコレクション)
つづきはまた明日 (1)レビュー
伝染するひとかけらの優しさ。明日から元気に頑張りたい人に贈る作品です。

腐女子っス! 1 (1) (シルフコミックス 7-1)
腐女子っス!(1)レビュー
腐女子にスポットを当てた作品の中でも1、2を争うぐらい面白いです。“腐”に対する価値感を変えてくれる一作。

午前3時の無法地帯 1 (1) (Feelコミックス) (Feelコミックス)
午前3時の無法地帯 (1)
働く女子の頑張る姿が好きな人に。大人になってから読む本ですな。

もと子先生の恋人 (ジェッツコミックス)
もと子先生の恋人
これぞ田中ユタカ先生の真髄。ニヤラブの聖地がここにある。

こえでおしごと!(1) (ガムコミックスプラス) (ガムコミックスプラス)
こえでおしごと!(1)
2008年で一番ニヤニヤした作品かもしれない。これは買いですよ。(エロい意味で)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉
早くも第2巻が登場!今巻も色々転がせてくれるのか・・・!?

このマンガがすごい! 2009
このマンガがすごい! 2009
今年もこの季節がやってきました。まだ見ぬ作品との出会いに毎年感謝。

3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)
3月のライオン (2)
スミマセン。表紙にやられました・・・これは素晴らしいセーラー服。

ちはやふる 1 (1) (Be・Loveコミックス)
ちはやふる (1)レビュー
2008年少女マンガNo1作品に推薦。このアツさは衝撃的に面白い。

鈴木先生 6 (6) (アクションコミックス)
鈴木先生 (6)
鈴木裁判面白すぎる。悩み苦しむのが中学生ですよね。

未満れんあい 1 (1) (アクションコミックス)
未満れんあい (1)
ともえちゃんは太陽だ。

GIRL FRIENDS 2 (2) (アクションコミックス)
GIRL FRIENDS (2)
親友を好きになってしまった葛藤。これぞピュアな恋。参りましたゴロゴロ

おたくの娘さん 第五集 (角川コミックス ドラゴンJr. 100-5)
おたくの娘さん 第五集
児風呂が・・・!児風呂がぁあああ!最高でした。

ママはテンパリスト 1 (1)
ママはテンパリスト (1)レビュー
久々にこんなに笑いました。これぞ次世代育児漫画!

イロドリミドリ (マーガレットコミックス)
イロドリミドリレビュー
その優しさに心震える少女漫画。オススメ。

リーマン教師 (ヤングサンデーコミックス)
リーマン教師
女子高の教師になりたかった全ての人へ捧ぐ。泣けるよ。(色んな意味で)

ニコイチ 5 (ヤングガンガンコミックス)
ニコイチ (5)
相変わらずハチャメチャな面白さ。そして更なる迷走が・・・!

僕の小規模な生活 2 (2) (モーニングKCDX)
僕の小規模な生活(2)
福満先生、初の「2」巻おめでとうございます!!

まかないこむすめ 1 (1) (電撃コミックス EX)
まかないこむすめ (1)
穏やかな日常。こういう作品に触れるのって、とても大切なんだと感じた。

クローバー (IDコミックス)
クローバー
乙ひより先生の新作。今回も素晴らしい百合を堪能させて頂きました。

世界はひとつだけの花 1 (1) (MAX COMICS DX)
世界はひとつだけの花 (1) レビュー
とっても可愛い妹の、純粋でえっちな姿が見たい方へ。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫 (1639))
俺の妹がこんなに可愛いわけがないレビュー
「妹」作品として素直に面白かったー。人生ラノベ2冊目です。

みそララ (2) (まんがタイムコミックス)
みそララ 2
今年一番面白い4コマは宮原るり先生の作品かもしれない。愛が溢れすぎている。

女王の花 1 (1) (フラワーコミックス)
女王の花 (1)
感じる大作の予感。ぜひ見守っていきたい作品。

ファンタジウム 1 (1) (モーニングKC)
ファンタジウム (1)
待望の3巻発売ってことで。近々レビューしたい。

美咲ヶ丘ite 1 (1) (IKKI COMICS)
美咲ヶ丘ite (1)
日常をこんなにも魅力的に描ける人ってすごい。

オニデレ 1 (1) (少年サンデーコミックス)
オニデレ (1)レビュー
これは新感覚の「デレ」だ。

変ゼミ 1 (1) (モーニングKC)
変ゼミ (1) レビュー
「変」はステータスだと思う。

少女マテリアル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
少女マテリアル
この可愛さで、このエロさ。男なら買うべきだ。

ラッキー―Are you LUCKY? (ビッグコミックス)
ラッキー―Are you LUCKY? レビュー
(08年上期で、一番の感動を貴方に。超オススメ)

ハニカム 1 (1) (電撃コミックス)
ハニカム (1)
(ニヤニヤできるファミレス漫画。素直に好きだ)⇒レビュー

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い)
とある飛空士への追憶レビュー
(超オススメ。是非多くの人に読んでもらいたいです。)

ちゅーぶら!! 2 (2) (アクションコミックス) (アクションコミックス)
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