マンガがあればいーのだ。
ただいま開店休業中。けどたまに更新するので見捨てないで・・・
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「ベイビーステップ」のヒロイン・なっちゃんが可愛すぎる件
2009年04月17日 (金) | 編集 |
マンガの華、といえばやはりヒロインです。

可愛いヒロインがいるだけで、その作品に対する愛着度が全然変わってきます。
「好き」という感情を呼び起こす重要なキーポイント。
それが僕らを魅了するヒロインなのです。

まあヒロイン以外の準ヒロインや脇役の子たちも重要なポイントになります。
むしろヒロインを喰ってしまうキャラが現われる事で、益々その作品は活性化していくのです。
ここ最近でヒロインから脇役まで充実してる作品といえば・・・




iinoda_image0036-1.jpg

やはり「はじめてのあく」でしょう。

超個性的!な脇役たちもさる事ながら、当初はちょっとイマイチと思えたこのヒロイン・渡キョーコ。
それでも数々のエピソードを経て段々と愛しく思えてきたところに、
このメガネ外し+髪ストレートのコンボがどかんときたわけですよ!
正直こいつはメガトン級に強烈でした。

こ、國生さんの再来かぁああああ!?

・・・と一人で大興奮ですよ。
うーん藤木先生が描く女の子はやっぱり一級品です。
今回セーラー服な事で更にその破壊力が増しています。
やっぱり俺はセーラー服だ!絶対に譲れない線が、そこにある。
それにしても見れば見るほどこのキョーコに國生さんの面影を垣間見てしまいますね。






iinoda_image0037-1.jpg

嗚呼、これはちょっと凶暴な國生さんだ・・・

いいね。実にいい。
清楚な國生さんに思いっきりののしってほしい。むしろ踏まれたい。
自分でも知らなかった自分に気付ける。そんな発見だって出来る。それがヒロインの力さ。
惜しいのはこの清楚バージョン・恭子はほんのちょっとしか見られなかった事。
けどその潜在能力を確認できただけで大収穫だったじゃないか。それで良しとしたい。

さてでは今度は雑誌全体の傾向を見てみましょう。
今現在、四大少年誌の中で一番可愛いヒロインが充実してる雑誌はどれかなぁと考えてみると、
個人的に言うならばそれはマガジンなんじゃないかな、と!





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マガジンを代表するヒロインの一例

・・・え?これは違う?
福満先生が描く渾身のヒロインですよ!いつかこの子の時代が来ます・・・というのは置いておいて
マガジンといえばやはり31人のヒロイン+αという久米田先生も白旗をあげた「ネギま!」を筆頭に
エリアの騎士」のセブンなども猛烈に可愛くてメロメロします。

あとは・・・そうですね、やはり咲香里先生が描く「スマッシュ!」のヒロインでしょうか。
出てくる女の子出てくる女の子みんな可愛くて正直いつもにやけながら読んでます。
蛯沢先輩とかあれじゃないですか。あのギャップにやられませんか。
けどそんな中で特筆して可愛いのはやはり美羽でしょう!




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赤面、赤面、また赤面!「スマッシュ!」の赤面率は95%ぐらいです。

見てるこっちが恥ずかしくなってくるぐらい赤面。まさに赤面青春。
爽やか&ハードなバドミントン物語と、甘酸っぱすぎる恋物語の融合。
ああ、ホント青春って感じで胸の奥を掴まれる感じですね。大好きです。

それ以外の作品でもマガジンのラブコメ筆頭である「君のいる町」。
前作のヒロインが良い意味でも悪い意味でも(主に悪い意味で)あまりにも強烈すぎて
今回はちょっと大人しい印象を受けてしまうんですよね、作品的に。
前作の結衣ちゃんのような子を期待したいところですが・・・瀬尾先生のラブコメ手腕に期待です。
「内緒でデート」エピソードは密かに好きだったりします。いいじゃないですか内緒って響きが・・・

あとは最近赤マル急上昇中なのが「エデンの檻」のヒロインであるりおん。
ここ最近の彼女はびっくりするぐらい素敵でした。





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毒の感染を省みず主人公・仙石に抱きつくりおん。

この表情がまた絶妙なんですよ。大好きだからこそ貫きたい想いがある。
そんな風に愛故に腹をくくった・・・そんな一途な想いがこの表情に込められてるのです。
そしてこの後りおんが言った台詞がまた泣かせてくれます。

「・・・私はね、ずっとアキラくんの世話をしてきたんだよ・・・?どうしてだと思う?
 別にアキラくんのためじゃないよ。

 私がしたいから、するの


くううう。これは全くノーマークでした。
当初りおんといえばパンチラ要員か?ぐらいにしか思ってなかったんですが
中々どうしてこれは強烈なヒロインが誕生したものです。
ヒロインはね、守られてるだけじゃダメだと思うんです。
時に母性溢れる強さが必要な時がある。

僕らはそれを見せられた時、そのキャラに対して心のどこかが陥落るのかもしれません。

「エデンの檻」は最初はありがちなパニック・サバイバル漫画かと思いきや、
ここに来て段々と面白くなってきてますね。
このトンデモ物語にどういうオチをつけるのか、それが今から楽しみでもあります。

さてここからが本番。
マガジンで1、2を争うぐらい面白い漫画といえば何でしょうか。
そう、密かに巷で今絶大な人気を誇ってる・・・この作品です。




ベイビーステップ 1 (1) (少年マガジンコミックス)

とことんリアルなテニス漫画「ベイビーステップ」ですよ!

学生時代から社会人の始めくらいまでにかけて、およそ10年近くテニスをやってた身としては
このテニス漫画は恐ろしい程リアルに感じられて、しかも面白い。
少年誌のスポーツ漫画って、こう必殺技とかそういうのがメインになるじゃないですか。
けどこの作品は違います。
戦略や思考的なものがメインとなっていて、
およそ必殺技と言えるようなものは全くといって言い程出てこないのです。

球技の中で、1対1で戦うものって実はほとんど無いんですよ。
野球もサッカーもバスケもバレーも、みんなチームプレーじゃないですか。
テニスは違います。基本的に1対1の戦いなのです。(ダブルスは除く)
だから勝ち負けは全て己の腕一本と、頭の回転次第なのです。

それこそがテニスの最大の醍醐味であり、魅力でもあります。

誰も助けてくれません。逆に誰も自分の足を引っ張る事はありません。
全ては自分と相手の戦いなのです。いかに相手の力量を上回り、相手の裏をかくか。
純粋なる力と力の勝負、頭と頭の勝負なのです。実に面白いスポーツなのですよ、テニスは。

これまでテニス漫画といえば一大ブームを巻き起こした「テニスの王子様」が一番知名度が高く、
その他を挙げると「LOVe」や「見上げてごらん」、「翔の伝説」や「少年よラケットを抱け」といった
作品が一般的に知られてる作品でしょうか。
どれもこれも必殺技の応酬や、強烈なフォアハンドストロークの戦いなどがメインでしたよね。
(唯一、「しゃにむにGO」はちょっと毛色が違いますけれども)

「ベイビーステップ」は、その真逆をいきます。まさに頭脳戦というのがふさわしい展開。




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全国ナンバー1選手・難波江との試合は特に面白かった・・・!

コントロールを駆使して試合展開を組み立てていく、その思考ステップはまさにリアルそのもの。
いかに相手を崩すか、いかに相手の逆をつくか・・・
一球一球に色々な思惑を乗せながら打っていく。その醍醐味がバッチリと描かれてます。
嗚呼、これです。これがテニス漫画なんだよ、とテニス経験者であるが故に大きな声で言いたい。

おおきく振りかぶって」とか「GIANT KILLING」とかもどちらかといえば戦略ベースの試合を
じっくりと描くタイプだと思うんですが、まさにそれのテニス版だと思ってもらえればいいのでは。
純粋かつ高品質なテニス漫画を、週刊少年誌で読めるという幸せ。
なかなか地味で脚光を浴びづらいですが是非注目してもらいたい作品ですね。
少なくとも打ち切りなんてのは絶対に勘弁してほしいものです。




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「もうしま」でも一度ゲストとして登場しており、作品に対する思いが語られていました。

勿論作者である勝木先生はテニス経験者。更に担当もテニス超経験者。
ずっとテニス漫画を描きたかった、というだけあってホント綿密な取材の元に描かれてるのが
痛いほどよく分かります。細かいところまでこだわるからこそ、面白さは生まれると思うので、
「ベイビーステップ」はテニスの面白さが溢れんばかりに描かれてるからこそ、
漫画としての面白さ、魅力がここまであるんだなぁとしみじみ思ったり。

さてテニス漫画の魅力を語るのはここまでにしておいて。
そうですよこの記事のメインはヒロインですヒロイン!
「ベイビーステップ」のヒロインといえば・・・そうです!ナツですなっちゃんです!




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L・O・V・E!なっちゃーん!と叫び出したくなる可愛さです。なっちゃん。

自らがプロを目指しているプレイヤーであり、可愛さと共に強さも備え持つヒロイン。
夢に向かって真っ直ぐに進んでいくその姿に思わず惚れてしまう人も多いのでは?
何を考えてるのか分からない子でもありますが、そこがまた魅力的に映るのかもしれないですね。

主人公・丸尾栄一郎、通称えーちゃんは勿論このヒロインであるなっちゃんの事が大好きで。
日々のオーバーワークにより、コーチから完全休暇を言い渡されたえーちゃんは、
友の粋な計らい(?)によってなっちゃんと1日デートする事に・・・
普段テニスコートでしか接点のなかった二人が、コート外で接点を持ったらどうなる!?
というドキドキ展開。いいねいいね、「ベイビーステップ」でこういう展開を拝めるとは!

そして。





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なっちゃん登場。

か、可愛いじゃねえか。

テニスウェアと制服以外見た事なかっただけに、なっちゃんの私服が眩しいです。
ミニスカです。ミニスカですよ奥さん。女子高生なっちゃんの生脚ミニスカ・・・ごちそうさまです。
嗚呼、いいよなぁ、こういう展開ベタなんだけどいい。
今まであまり色気がなかっただけに俺は嬉しくて堪りません。なっちゃんが・・・好きだから!

で、この後二人はザ・デートをする事に。
映画行って買い物行って喫茶店に行って・・・いやああああ何か甘酸っぱいぃいいい





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甘いものを食べて幸せそうななっちゃんに心が陥落た・・・!

・・・ふう。
今までずっと取り上げられなかったなっちゃんをこうしてスポットを当てる事が出来て満足です。
何より「ベイビーステップ」という作品はもっと色んな人に知ってもらいたいですね。
今年のマンガベストにも入りそうな勢いです。地味だけど面白いとはまさにこの事かな。
といっても最近は地味じゃなくなってきてるし、なっちゃんも可愛いしで大満足ですよ!

ホントは今号のメインであるカラオケでのエピソードに触れたいところでしたが、
ここに関してはまた別の機会に。
いや中々どうして深いですね。「ズルイ」という言葉の深さをしみじみと感じてみるのもまた一興かな。

さてマガジン・サンデーのヒロインたちは揃ってきた。
ジャンプはどうか。
むしろジャンプからは来週・・・一人の特異なヒロインがいなくなります。





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マンガヒロイン史上、最も不遇な扱い(?)を受けたんじゃないかと思われる彼女。

4年間の思い出が蘇ります。
最後に1記事書けたらいいのですが・・・せめてありがとうは伝えたいですね。
あまり書けないかもしれませんがご期待下さい。


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<参考>
漫画で学ぶリスクマネジメント。
スポーツ経験者はそのスポーツの漫画を読みます?

「Something Orange」さんでも「ベイビーステップ」をかなりイチオシされてますね。
いやーホント地味なんですけどいい作品なのでぜひ。
特に1~2巻ぐらいまでは圧倒的に地味なんですが、やはり最近の話まで読んでほしいですね。
まだまだ化けそうな気がしてなりません。

それにしてもジャンプのヒロインは・・・今はほぼ壊滅的ですね。
メインである「To LOVEる」も怪しい雲行きになってきてますし、
じゃあそれ以外はと言うと・・・うーん。
ラブコメが少ないジャンプですが、必ず時代時代にその時を代表するヒロインが存在していました。
ぜひその灯を絶やさぬよう・・・お願いしたいところですね。

嗚呼、それにしてもなっちゃんは可愛かったなぁ・・・

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ベイビーステップ 1 (1) (少年マガジンコミックス)
勝木 光
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 良作
5 少年誌のスポーツ漫画の王道
5 不器用。でも真っ直ぐに、努力を積み重ねる人たちへ
5 未経験者にも楽しめる本格テニス漫画
5 読んでて元気になれる


ベイビーステップ 2 (2) (少年マガジンコミックス)
勝木 光
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 反復練習の末に身につく技術
5 努力する天才、隠れた才能


スマッシュ! (1) (講談社コミックス―SHONEN MAGAZINE COMICS (3754巻))
咲 香里
講談社
おすすめ度の平均: 4.0
4 バドなんてはじめて!!
4 ひたすらくらいつけ


エデンの檻 1 (1) (少年マガジンコミックス)
山田 恵庸
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 今、ジャンプ打ち切りサバイバルレースにいるのは本物です(;'Д`)ハアハア


はじめてのあく 1
はじめてのあく 1
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藤木 俊
小学館

あまり更新できず申し訳ないです・・・
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全4誌の「2008年マンガランキング」を検証してみました。
2008年12月25日 (木) | 編集 |
このマンガがすごい! 2009 このマンガを読め!〈2009〉 オトナファミ 2009年 February ダ・ヴィンチ 2009年 01月号 [雑誌]

今年も各誌で発表されました「2008年マンガランキング」

ほぼ大方の所で出揃ったので、去年から恒例となったランキング検証をしてみたいと思います。
対象としたのは冒頭に画像を挙げた4誌。

このマンガがすごい! 2009
このマンガを読め!〈2009〉
オトナファミ 2009年 February
ダ・ヴィンチ 2009年 01月号

それぞれ毎年独自のランキングを集計し、発表しています。

が、勿論各誌によって全然色が違ったランキングになっており、
その結果を比べてみると実に面白い。今年のマンガ界の動きが何となく見えてきそうな、
そんな気さえしてしまう2008年マンガランキング斜め読み。
ちなみにこの4誌を「マニアック度」「一般度」で分けてみるとこんな感じになると思われます。

このマンガを読め!>このマンガがすごい!>オトナファミ>ダ・ヴィンチ

単純に選出する人達による毛色の違いなんでしょうけれど、
逆を言えば一般~マニアックまで全てに受け入れられる作品は、やはり強さを感じます。
何というか、一過性だけのものじゃない強さとでも言いましょうか。
そういった作品にハズレはほとんどないと思います。
読むのが見つからない時はぜひ手にとってみては??

というわけで複数のランキングに選ばれた作品をいくつか紹介していきましょう!

<備考>
⇒「このマンガがすごい!」は男・女ランキングそれぞれ別カウント(それぞれ45位まで)になります。
 その他は「このマンガを読め!」は37位まで、「オトナファミ」は50位まで、
 「ダ・ヴィンチ」は20位までにランクインした作品を対象にしています。



……………………………………………………………………………………
4誌全てのランキングに選出された作品
……………………………………………………………………………………

先ほども述べたように、この4誌全てのランキングに選出されるのはかなり難しいのです。
マニアックなランキングには一般的に売れてる作品は入りづらいし、
一般的なランキングにはマニアックな作品は入りづらい・・・

けれど、そんな壁を越えてくる作品が稀にある。今年は全ての垣根を越えた作品が生まれました。
4誌に同時ランクインしたのは全部で5作品。それぞれを紹介します。


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(このマンガがすごい(男):1位/このマンガを読め:2位/オトナファミ:1位/ダ・ヴィンチ:1位)
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ただただ恐ろしい。4誌ランキング全てに入るのすら難しいというのに、
あともう少しで4冠達成だったというから嗚呼恐ろしい。
まさに今年を象徴するような結果に。ちょっとダントツすぎるよなぁ。

前エントリにも書いたように個人的には・・・なんですが、ここまでダントツな結果となると
その自分の感性というかセンスというか、そんなものを疑いたくなってしまいます。
正直色々苦悩してるんですが、うーんけど自分の気持ちを曲げる事は出来ないんですよねぇ。

そんな俺の想いはどうでも良く、今年の王座に君臨したのは間違いなくこの神様コンビなのでした。


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よつばと! 8 (8) (電撃コミックス)
あずま きよひこ
アスキー・メディアワークス

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(このマンガがすごい(男):8位/このマンガを読め:9位/オトナファミ:12位/ダ・ヴィンチ:4位)
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「ドラえもん」とか「ちびまる子ちゃん」とか「クレヨンしんちゃん」とか。
そんな世代を超えて愛され、国民的マンガとも呼んでも過言じゃなくなってきた「よつばと!」
流行り廃りが激しいこの界隈で、こうして長く愛され続ける理由は、
純粋に「よつばと!」の世界に共感する人が圧倒的に多いからなんでしょう。
そんな世界が醸し出す面白さに、みんなやられちゃうんですよね。

夏が終わり、季節は秋へと移り変わる。
ステージが変わった「よつばと!」が今度はどんな世界を見せてくれるのか。楽しみですね。


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3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ
白泉社 (2008-11-28)

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(このマンガがすごい(男):4位/このマンガを読め:29位/オトナファミ:26位/ダ・ヴィンチ:5位)
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「ハチクロ」の羽海野先生が挑む新境地がランクイン。

連載開始する前から話題騒然でしたからねぇ。新ジャンルになっても“羽海野節”は変わらない。
むしろ進化したのではとさえ思えてしまうぐらい。
何つーか、完成されてるようでどこか危うさというか脆さがあるのよね。
それがあるせいで読者は強く惹き込まれてしまうんじゃないかなーと。
将棋を知らなくても問題なく楽しめるのはさすがの一言。

それにしても2巻のこのセーラー服表紙は素晴らしかったよね。可愛いよね。
ヒナちゃんがセーラー服で将棋を指す、そんな将来を夢見てます。


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(このマンガがすごい(女):8位/このマンガを読め:37位/オトナファミ:24位/ダ・ヴィンチ:6位)
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妖怪の見える少年と、そんな妖怪たちに祖母が昔奪った名前を返していく物語。

TVアニメ化された事で一気に注目度が上がり、その味わい深いストーリーに多くの人が感動。
妖怪モノ、というと派手なバトルを想像してしまうのですがこの作品は違います。
妖怪と人間との触れ合い。それによって起こる感情の摩擦みたいなものが鋭く描かれています。
妖怪だけど人情モノ、とでも言えばいいのでしょうか。それが好きな人にはオススメできます。
(逆を言えばそんなに好みじゃない人は、楽しめない作品かも・・・)

主人公・夏目貴志と行動を共にするニャンコ先生が圧倒的一番人気。
人間と妖怪のコンビ、というのはいつ見ても何かワクワクする組み合わせなんですよね。
図らずとも「うしおととら」をちょっと思い出してしまいました。


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(このマンガがすごい(女):19位/このマンガを読め:37位/オトナファミ:46位/ダ・ヴィンチ:19位)
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"男女逆転”大奥ドラマも、遂に12/24で待望の4巻が発売。
うーんやっぱり面白すぎる。家光・家綱ときて、ついに綱吉が登場。
この綱吉編がまた色々な憎悪や欲望が渦巻いてて見ててゾクゾクしてくる。
絶望の淵に落ちた人々の表情を描くのが、何ともいやらしい程上手いのです、よしなが先生は。

きのう何食べた? 」が最近だと注目されがちですが、
3ヶ月に一度しか連載されないこの作品の方が俺は圧倒的に好きというか面白いんですよね。
この人に生温さは似合わない。とことん激しいドラマを描いてこそ輝く人なんじゃないかなーと。

それにしても再び吉宗に戻るまでにあとどれくらいかかるのが・・・
昔どっかのインタビューでこの作品自体、超ロングランで考えてるって言ってましたし、
完結するまであと10年ぐらいかかるんだろうなぁとか、けど毎年の楽しみとして生きていきます!
それまでにTVドラマ化するのかな、どっかのタイミングで・・・(よしながふみ版のやつがね)



……………………………………………………………………………………
4誌中3誌で選出された作品
……………………………………………………………………………………

3誌に同時ランクインしてるだけでも正直普通はなかなか難しい。
ここで登場する5作品もまた、今年非常に話題になった作品たち。
確かな実力でその評価を確固たるものにする大作と、
そんな大作がひしめく群雄割拠のマンガ界に切り込む新鋭たち。(その作品の巻数的な意味で)

まさに今のマンガ界の面白さを垣間見れる、興味深い5作品かもしれません。


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(このマンガがすごい(男):26位/オトナファミ:7位/ダ・ヴィンチ:15位)
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傑作のW7編が終了し、個人的にはイマイチだったスリラーバーク編に突入した今年の前半。
しかしシャボンティ諸島に入る今年の後半から事態は急変。
10周年、50巻の節目を迎える今年にふさわしい激動の展開が待ち受けていました。

と、あまりアツく語りすぎると後で話す事なくなっちゃうので今回は抑えます。
それにしても今年のワンピは例年以上に!相当アツくさせてもらいました。最高の少年漫画だよ!


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(このマンガがすごい(女):3位/このマンガを読め:11位/オトナファミ:14位)

先日、「「ちはやふる」という極上の物語、僕らはその情熱の虜になる。
というエントリにて紹介しましたが、やはり今年はこの作品がガッツリ注目を集めましたね。
少女マンガでこれだけハートをアツくさせられた作品は個人的には久々。
最新3巻も読んでて圧倒されましたからね。まさに今一番勢いがある作品かも。

月2連載なので単行本のペースが早いのも嬉しい限り。来年は更に上昇が期待できそうです。


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(このマンガがすごい(女):3位/このマンガを読め:12位/オトナファミ:10位)
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今年の少女マンガ界はまさに「岩本ナオの年」といっても過言ではないかもしれません。

元々この作品の前に発表していた「Yesterday、Yes a day」や「スケルトンインザクローゼット」
この2つの作品の評価が非常に高く、この時点で大きな注目を集めていたわけなんですが
そこに満を持して「天狗の子」が出てきたわけで。
まさに順当というか、正統な脚光の浴び方と言えばいいのか。

正直前2作に関しては個人的にそこまで評価しておらず、
まあ一般ウケしない作品なのかなぁと思ってたのですが、「天狗の子」は素直に面白いです。
主人公である女子高生が「天狗」の子供であるという奇抜な設定にも関わらず、
それが作品内で何も違和感なく展開され、しかもそれが見事に恋愛要素に結びついてるから驚きで。
つくづく絶妙なバランスの上で成り立ってる作品だなぁと、しみじみ思うわけですよ。

ってここであまり語りすぎるとホント自分のランキングで語る事なくなるのでこの辺にて。


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(このマンガがすごい(女):4位/オトナファミ:20位/ダ・ヴィンチ:3位)
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去年のランキングを総なめにした「君届」もさすがにトーンダウン。
ストーリー的にも今は色んな伏線を張ってる時期だろうだけに、今年の評価はこんなもんでしょう。
爽子にとっても、風早にとっても、この作品にとっても今が試練の時。
ここを乗り越えて更に強くなっていってほしいと思います。
去年~今年と大きく注目を浴びた後だけに、来年の展開が大きな鍵になりそう。

とは言っても他の少女マンガとは一線を画す面白さと安定度は健在。
単に要求が高くなっちゃってるだけなんだろうなぁと。
けどこの先にある展開はきっと、再び僕らの心を鷲掴みしてくれる気がしてならないのです。

再浮上のカギはおそらくメディアミックス化なんでしょうけれど・・・
この作品のファンはそれを望まない人も多いんでしょうね。けど見てみたい気持ちもあります。
(あの優しい雰囲気を、TVドラマとかが出せるかどうかは確かに疑問ではありますが)


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(このマンガがすごい(男):7位/このマンガを読め:13位/オトナファミ:32位)
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島本先生の自叙伝的な作品は、やっぱり無駄なぐらいアツかった!
80年代のマンガシーンを振り返りつつ、色々な葛藤と戦っていく島本先生を見てるのが
単純に面白い。実際に「めぞん一刻」が連載開始になった時や連載中の時って
やっぱりすごい衝撃だったんでしょうね。今だったら響子さんファンサイトが乱立するぐらいの。

掲載誌が今年休刊し、増刊で引き継がれていますが・・・無事完結を迎えられるのか?
けどこれ、今の20代以下の人はほとんど分からないんじゃないかなぁとか思ったり。



……………………………………………………………………………………
4誌中2誌で選出された作品 
……………………………………………………………………………………

さて2誌にランクインした作品となるとドッとその数は増えます。
全部挙げてたらキリがないので(軽く20作品以上あります)、いくつかをピックアップして紹介します。
・・・ここからはコメント少なめで。


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ママはテンパリスト 1 (1)
東村 アキコ
集英社

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(このマンガを読め:1位/オトナファミ:9位)
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当サイトでも「この育児漫画が壮絶に面白い!「ママはテンパリスト」 」のエントリで紹介しましたが、
本当にこれは面白いよね。今年一番腹がよじれた作品じゃないでしょうか。
唯一「聖☆おにいさん」の首位を阻止した作品でもあり、それだけのパワーを感じさせてくれます。

詳しくは上記リンク先からどーぞー!


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(このマンガがすごい(女):2位/このマンガを読め:4位)
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この作品は難しい。決して万人にオススメできる作品じゃないと思われる。
まさに玄人向きというのが一番しっくり来るかもしれない。この2誌で熱烈な支持があるのも納得。
それこそ少女マンガを昔から愛読し続ける人には「名作」なんだろうなぁって。
それでも読むというのであれば是非1巻だけで終わらず現在刊行されてる2巻まで読んでほしい。

一見バラバラな出来事が繋がっていく快感、そういったものが好きな人にオススメできます。
ただ個人的にはやっぱりちょっと難しいなぁ。
最近のマンガの“分かりやすさ”に慣れすぎちゃったんでしょうね。


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flat 1 (1) (BLADE COMICS)
flat 1 (1) (BLADE COMICS)
posted with amazlet at 08.12.22
青桐 ナツ
マッグガーデン

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(このマンガがすごい(男):21位/オトナファミ:8位)
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俺はこの作品を読むまで、子供は絶対女の子がいい!と強く強く思っていた。
けど「flat」を読んで、こういう子だったら男の子でもアリかもしれないと思わされた。
純粋な気持ちの眩しさに、あっさりとやられてしまうんだよなぁ。

男子高校生の平介と、その従兄弟の5歳児・あっくん。
そんな二人が織り成すハートフル・ストーリー。うん、その言葉が見事なほどしっくり来る物語だ。


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FLIP-FLAP (アフタヌーンKC)
とよ田 みのる
講談社

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(このマンガがすごい(男):19位/オトナファミ:31位)
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前作「ラブロマ」には本当に圧倒された。ただただすごいと思わされた。
これまでにあまり類を見ない漫画のテイストと、ものすんごい引力のあるキャラクターたち。
そしてそれはこの最新作でも恐ろしいほど発揮されていた。
けどやっぱり俺は「ラブロマ」が好きで、星野くん&根岸さんが大好きすぎだから
それを超える事は出来なかったかな。けどとよ田先生の底の深さを改めて感じさせられました。

だってピンボールでラブコメなんて。それを面白くできる奇跡なんて、想像もつかなかったですよ。


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(このマンガがすごい(男):33位、(女):33位/このマンガを読め:15位)
------------------------------------------------------------------------

や、優しすぎるやろー!

と思わず叫んでしまいそうな谷川先生の傑作。
おひとり様物語」とか「東京マーブルチョコレート」とかも今年発売されましたが、
個人的には圧倒的にこれ!これですよー。泣ける!泣けます!
結婚してる人は思わず相手を抱きしめに行く衝動に駆られ、結婚してない人は結婚したくなる、
そんな甘さと優しさと切なさのトリプルミックスにきっと誰もがやられるハズ。

決して派手さはない谷川先生の真髄を味わえる一作じゃないでしょうか。
「このマンガがすごい!」でも男・女で票が分かれなければもっと上位に食い込んでる作品です。
また後日色々語る予定なので、この辺で・・・


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「4誌中2誌にランクイン」作品は上記以外にもホント沢山ありまして、
全部紹介できないので単行本画像だけズラーっと並べておきます。
詳しくはそれぞれの本を買って確かめてみてくださいネ。


宇宙兄弟 1 (1) (モーニングKC) GIANT KILLING 1 (1) (モーニングKC) きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC) 新・自虐の詩 ロボット小雪

僕の小規模な生活 2 (2) (モーニングKCDX) うちの妻ってどうでしょう? 1 (1) (アクションコミックス) おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル) おのぼり物語(バンブーコミックス) (バンブー・コミックス)

よんでますよ、アザゼルさん。 1 (1) (イブニングKC) ミスミソウ 1 (1) (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ) 同級生 (EDGE COMIX) (EDGE COMIX) ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス)

いずれも一癖も二癖もあるような作品ばかり。
傑作もあれば迷作(?)もある。
けれどどの作品も多くの読者の心を掴んだという点では共通なのではないでしょうか。

・・・ここに挙げた以外にも沢山あるのですが、キリがないので割愛。
まだ見ぬ面白い作品が数え切れぬほどある事に幸せを感じてならないのです。

各誌のランキングに入ったからといって、面白いかどうかはまた別問題。
一つの指標として参考にする分には、4誌を比較してみるのは面白いと思いますよ。
ランキング好きな人にはオススメします。


------------------------------------------------------------------------
<参考>
「オトナファミ」と「このマンガがすごい!」のランキングを検証してみた。
「少女ファイト」が“2008ブロスコミックアワード”大賞を受賞!!

去年から引き続き高い評価を得た作品もあれば、
今年急激に注目を浴びた作品もあります。そういった作品が入り混じるマンガ界というものは、
やっぱり目が離せないのです。その面白さの根底はまだまだ変わらないなぁと。

一方でこの各誌のランキングに関しては色々各方面で物議を醸していますが、
まあ結局のところ個人の“面白い”なんて人それぞれなわけで。
多くの人から広く評価を受ける作品よりも、ピンポイントで深くツボに入った作品の方が、
絶対に面白いんだー!という人もいるわけで。そりゃ色んな問題も出てきますよね。

「このマンガがすごい!」では選者をやらせてもらってるので、選ぶ人の気持ちが分かるのですが
やっぱり一般的に高い評価を得てる作品って選びにくいんですよね。
自分だけがこの作品を分かってあげれてる!もしくは自分しか投票しないんじゃね?
と思う作品に票が集まりやすい傾向があります。(もちろん全部そういうわけじゃないですが)
だからこそ、一般的に売れてる作品とこのランキングで上位に来る作品が乖離する傾向になります。

じゃあこのマニアックなランキングは不要なのか?っていうとそうじゃなくて、
一般的にはあまり出会う縁が少ない作品と出会うきっかけになれるこの本は、
ある意味絶対に必要だと思うのです。
ランキングはいくつあってもいいんですよ。
ただそれを「絶対的なランキング」としてしまうのが間違ってるだけで、
それこそマンガを読む人の数だけランキングがあってもいいでしょう。

あくまでこれは「自分にとって良いマンガと出会う為のきっかけ」なのです。
だから信じるべきものはランキングではなくて、自分の心、ですよ。
それを踏まえた上で、このランキングを楽しむべきだと僕は思うわけです。


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最後に紹介するこれは、2008年のマンガシーンを振り返るのに最適。
マンガだけでなくアニメ・ゲーム・ノベルなども総振り返りできる1冊。
2008年を斜め読みしたい方向き。

「少女ファイト」が“2008ブロスコミックアワード”大賞を受賞!!
2008年11月16日 (日) | 編集 |
broscomicaward2008_01-1.jpg

どこよりも早い2008年漫画の振り返り・・・!という事で、
今号の「TVBros」にて”2008ブロスコミックアワード”が発表されました。

今年1年を振り返る系の企画はボチボチ出始めてきてますが、
ことマンガというジャンルにおいては確かにかなり早い発表ですね。
というわけで普段TV情報誌(ブロスはちょっと毛色が違うみたいですが)というのを久々に購入。

で、栄えある「ブロスコミックアワード」2008年の大賞は・・・!





少女ファイト 1 (1) (イブニングKCDX)

少女ファイトでした。

おおお、そこがきたかー!といった感じ。
今年4月に発売された4巻の盛り上がりが凄まじく、確かにある意味納得の大賞かも。
4巻発売当時の自分自身の感想でも超絶賛してましたし・・・

このマンガがすごい!」でも2007年版で11位、2008年版も14位と常に上位にランクイン。
あとわずかでベスト10入り・・・!と、いつも惜しいところまできてます。
が、物語的にはまだまだ序盤。
4巻にして、ようやく主人公・練が過去の呪縛から解き放たれようとしています。
そこに至るまでの過程、そのエピソードの積み重ねがまさに秀逸。
作者である日本橋ヨヲコ先生の丁寧な仕事っぷりがうかがえます。

そんな序盤から抜群の面白さを誇るこの作品ですが、
巻が進むにつれてますますその面白さに磨きがかかっていきます。
そう、それはまるで一人の少女が成長していくかのように。

だから、これはまさに「進化を続ける作品」なのです。ストーリー的にも、キャラクター的にも。



broscomicaward2008_02-1.jpg

今回大賞を受賞した日本橋ヨヲコ先生のインタビューが掲載。
その中でも登場するキャラについては下記のように語られてました。

「台詞や説明で終わらせずに、できるだけエピソードで見せる…ようにはしてます。
 読者さんがそのキャラに対して『がんばれ』と思えるか思えないかって
 かなり重要なとこだと思うんですよね。
 キャラクターは読者さんの感情があって、初めて形を成すものですから。」


なるほど、気がつけば魅力的なキャラに僕らは感情移入してしまってるんですよね。
そのキャラが泣けば心から悲しみ、そのキャラが笑えば僕らの頬も緩む。
そんな風に同調できるキャラがいるという事は、名作の必須条件なのかもしれません。



broscomicaward2008_03-1.jpg

一つの試練が少女の人生を歪ませる。
“天才”が故に苦悩する己の道。
けれど運命は少女を戦う事から逃げさせてくれない。

少女は戦う事で、その試練を乗り越えていくのだ。






broscomicaward2008_04-1.jpg

そしてその先にある、少女の笑顔。
あまりにもそれが綺麗で・・・思わず見惚れてしまいました。
だからこの後のシゲルの行動も、何となく納得いっちゃうわけで。

・・・いや、初読の時はびっくりしましたが。

さてそんなインタビューは丸々2ページたっぷり語られます。
その他にも誕生秘話や台詞についてなどが色々語られてたり・・・
何より今後について聞かれた時のコメントが!

「打ち切られない限り、長期連載を予定してますので、長い目で見てやって頂ければと思います。」

長期連載になる事がしっかりと明言されてます。
いやもう、これはファンにとってはもう嬉しい話ですね。
だって、まだまだ序盤なハズなのにこれだけ面白いんですから。
そのもっと先にある“面白さ”を想像するだけで・・・ワクワクしちゃいますもの。

それにしてもイチ作品ファンとして、「少女ファイト」の大賞受賞は嬉しい限り。
未読の方は、この作品の濃密度にきっと驚くハズ。
漫画ってこんなに面白いんだ、
漫画ってこんなにアツいんだ。

そんな風にきっと感じれる、素晴らしい作品だからこそもっと光が当たってほしいですね。

日本橋ヨヲコ先生、おめでとうございます。そして今後も期待しちゃいますよ!!

……………………………………………………………………………………
<参考>
TOKYONEWS WebStore TV Bros

memo(日本橋ヨヲコ先生ブログ)
王道を歩く『少女ファイト』
「少女ファイト」4巻特装版の学のノートが、ニヤニヤです。
GWにまとめて読みたい、4月新刊コミックおすすめ20冊!

ちなみに「TV Bros」は本屋で偶然この特集を見かけて購入しました。
大賞である「少女ファイト」以外にもいくつかの賞が設けられており、
そこで紹介されてる作品がなかなかマニアックなものが多く、色々参考にさせてもらいました。
もちろんメジャーなやつも沢山混じってましたが。




「ギャンブル部門」ではこの作品が1位w
まあ今年の漫画界を震撼させた作品の一つですからね~。
今後も色々なところでランクインが予想されます。けど個人的には毛色が合わなかった・・・

で、日本橋ヨヲコ先生のインタビューについて最後ここだけピックアップしておきます。
現在連載中の作品で密かに楽しみにしてる作品はありますか?という質問に対し・・・

「やっぱり『HUNTER×HUNTER』でしょうか。どこでも言ってるんで、全然密かにじゃないんですけど。
 あの作品は、どうしても時間がかかると思います。 あそこまで完成された世界ですと、
 1コマですら、まさに1手も間違えられない軍儀のようになってらっしゃると思うので…。
 個人的には冨樫先生が無理されないペースで最後までじっくり描き上げて欲しいと願っています。
 あと絵の見せ方にも凄い技術がちりばめられてるんですよ。
 それをあの線数にまでもっていくのは至難の技です。」




broscomicaward2008_05-1.jpg

日本橋ヨヲコ先生も大絶賛のハンター。
こういう同業者(漫画家)の方から見た視点というのもまた面白いですね。
また違う角度から知れて改めてその凄さを感じるというか。

今年の「このマンガがすごい!」では2年振りにその対象となるだけに、
(単行本が発売してるのが選考対象作品となるので
 すみませんこの言い方は語弊がありました。正確には対象として見る人が増える、でした。)
どこまで票を伸ばすか?楽しみですね。けどみんな当たり前すぎて投票しないんだろーなー。

……………………………………………………………………………………
少女ファイト 1 (1) (イブニングKCDX)
日本橋 ヨヲコ
講談社
おすすめ度の平均: 4.5
4 スポーツマンガが苦手な人にも…
5 人間としてのリアリティが、ここにあります。
4 癖がね癖になるかどうかなんだよね…
5 はやく続きが読みたい
4 買うなら二巻と一緒に


少女ファイト 2 (2) (イブニングKCDX)
日本橋 ヨヲコ
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 久しぶりにゾクゾク
5 このマンガが熱い!
5 面白い!!
5 内容が濃い
4 あれ? いいじゃん。


少女ファイト 3 (3) (イブニングKCDX)
日本橋 ヨヲコ
講談社
おすすめ度の平均: 4.5
5 日本橋ヨヲコ、初体験!!
4 よかった
4 特になし
5 バレー経験者の僕が
5 やっぱり


少女ファイト 4 (4) (イブニングKCDX)
日本橋 ヨヲコ
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 日本ならでは??
4 由良木(姉)の男前っぷりと来たらどうだ。
5 みんなを応援したくなる
5 スポーツから人生を学ぶ的な漫画
5 超人も魔球も出ないスポコン

実は個人的に伊丹(パンチラした)が好きだったりします。

僕らの藤木先生が帰還する!/モーニング・ツー無料公開について
2008年10月23日 (木) | 編集 |
キタぁあああああああ!!



akanestar_yokoku_01-1.jpg

僕らの藤木先生が帰ってきたよ!!

こわしや我聞」連載終了から3年。その間に読みきりを2回発表。
そろそろ本誌復帰か・・・!?と思いきや、
三度読みきりで登場!!しかもまたサンデー超かよ!!
しかーし!俺は藤木先生が大好きなので藤木先生の読みきりがあるなら買ってしまうのさ・・・

そして今回のストーリーはこうだ。

……………………………………………………………………………………
>全校生徒から選んだ今年のターゲットは、女子柔道部48Kg級1年の八倉あかね。
>そんな彼女に目をつけた新聞部は、彼女をスターダムに押し上げるべく活動を始めるが・・・!?
>サンデーのコメディーキング、藤木俊が描く青春スターダム物語!!
……………………………………………………………………………………



akanestar_yokoku_02-2.jpg

やっべえ、すごく面白そうじゃないですか。

ヒロインが激可愛い+いつものおバカノリがいつも以上に健在っぽく、
これはもう超絶に期待せざるを得ない。
しかも藤木先生のブログによると・・・

……………………………………………………………………………………
>そんなわけで今回のには珍しくサービスシーンあります。

>今回作画にアシさんとしてマリンハンターの大塚くんにも手伝ってもらいました。

>あと、柔道が題材にあるのでモリt氏にも電話でわからないところとかをアドバイスもらいました。
>ふ「おっぱいは?」
>モ「天然ものの大きいのがいい」

>15日発売のサンデーだとこんな予告になってました。
>これだとわかりませんが実際はこの子、下はズボンはいてません。

……………………………………………………………………………………

すごく・・・楽しみです。(サンデー超は10月25日発売だよ!)

※もちろん絶対レビューする!出来れば土日中に・・・
 前回や前々回の読みきりも多少振り返る予定です。
 それにしても今回のヒロインは「我聞」の珠ちゃん純情編って感じですね。
 やっぱり藤木ヒロインはショートカットだぜ!




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モーニング・ツーがWEB上で無料で読めるようになるらしい。
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morning2_fanta_14.jpg

モーニング・ツーが無料になるってどういうこと

えええええ!!こいつはすごい。
これは今後のWEBコミックの流れを変える動きになるかもしれませんね。
新創刊や休刊にともなうWEB移行化ではなく、現行で継続して発売する雑誌のWEB無料公開、
しかも非常に評価の高い作品を多く揃える雑誌・・・

表紙にもなってる「ファンタジウム」や、今年大ブレイクを果たした「聖☆おにいさん」。
この2作は間違いなく今年を代表する作品としてランキングでも上位に位置するでしょうし、
この間紹介した「変ゼミ」も単行本増刷続きとの事。
他にも「不思議な少年」やら「COPPERS」やら・・・
これらの作品が無料で毎回読めるようになるというのはちょっと革命的かもしれない。

マンガの門戸を広げるという意味なのかもしれないけど、
これが講談社にとって吉と出るのか凶と出るのか。
コミックハイ!」や「ガンガンオンライン」、「FlexComix ブラッド」などとは
似て異なる戦略を感じるんですよね。ちょっとそれらとは意味合いというか性質が違うというか。

けど今のこの時代、これって避けられない流れなのかもしれません。

数年後、この動きが正しかったのか間違ってたのか。その答えがハッキリと出てるでしょう。
この辺は随分前に一度記事にしてるんですが、だいぶ状況も変わってきてるので
今現時点のWEBコミック界をまとめてみたいなぁとも思ってます。
(自分自身あんまり詳しくないというか疎いので、ちょっと調べて把握しておきたいという気持ちも。)

何にせよこの講談社の英断に注目したいところです。
海外漫画家の積極的な登用といい、こういう姿勢が常に世の中を変えていくのでしょうね。



個人的な今年のイチオシ。レビューしたいけど上手く出来ないというか、
この素晴らしさを上手く伝えきれる自信がない。


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「マンガがあればいーのだ。」全記事一覧を更新しました。
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【雑記】確かに「To LOVEる」の“脇”描写は注目だ/祝☆メメ子ちゃんアニメ化
2008年08月26日 (火) | 編集 |
夏コミ関連での事後処理(色んな意味で)が多く、未だ更新まで手が回りません。
けどレビューしたい本もチラホラ出てきてるので、近日中に完全復活したいですー

というわけで軽め更新なんですが、下記の記事が面白かったのでご紹介。

『To LOVEる』の真髄見つけたり (マンガLOG収蔵庫さん)



08_08zakkikousin01-1.jpg

>ワキの描写こそ、『To LOVEる』の真髄なのである。

なるほど。

これは確かに一理ありますね。
「To LOVEる」での描写に関する記憶の中で、言われてみれば“脇”って印象に残ってるんですよ。
おそらくそれは意図的にそういうカットにしてるからなんでしょう。
脇ってそこからフェロモンが出てると言われるぐらいなので、
何気に無意識に見てしまうというか、惹かれてしまうパーツなのかもしれません。
(っつか俺はすっごく惹かれます)

爽やかな雰囲気の中に、色気を醸し出す為の矢吹先生の策なのかもしれませんね。

ちょうどタイミング良く、月イチ連載「マンガ脳の鍛え方」の今月のゲストが矢吹先生。
女の子を描く為のテクニックがけっこう細かく語られてました。
矢吹先生の女の子を描くこだわりはこれまでも色々紹介されてきましたが、
その集大成的なインタビュー内容です。

>骨格とか肉付きを意識して描いています。
>体のなかで肉がついている部分は、触ったらへこむんです。
>胸を押されているときとか、やわらかさを強調するような場面では触られてへこんでいる部分と、
>対照的に硬そうな別の体の部分を画面に入れ込むとやわらかく見えやすい。




08_08zakkikousin03-1.jpg

つまりこういう事ですね>触ったらへこむ






08_08zakkikousin04-1.jpg

つまりこういう事ですね>触ったらへこむ

当たり前の事のように思えて、こういう描写ってすごく大事ですよね。
平面に描かれる世界で、どれだけ「女の子」を表現するかという技術。というか魂みたいなものでしょうか。
矢吹先生のそういうとこってホント尊敬できます。
ただ衝撃的なエロスが足りないのが残念・・・

と思いきや、今回の脇はエロスのポイントでもあるだけに、そこにこだわりがあるんでしょうか。

>肘を曲げただけでも腕の肉はつぶれて、
>真っ直ぐ伸ばしているときと形が変わるんですよね。
>お色気シーンでは、わざとそういう変形をしたパーツを入れるようにしてます。


身体の動きこそが、女の子の柔らかさを妄想させてくれる。
この妄想できるというところがやっぱりポイントなのかなー。
やはり脇は矢吹先生なりのこだわりが込められてるような気がしますね。

ちなみに愛してやまない「いちご100%」での脇の描写はどうかというと、



08_08zakkikousin02-1.jpg

脇の描き方はけっこうあっさりめ。

いくつかのシーンを確認してみましたが、概ねこれぐらいの描写。
他のラブコメに関しても概ね似たような感じかもしれません。
勿論「To LOVEる」においても全部が全部しっかり描かれてるわけではないですが、
要所要所で描かれる“脇”の描写は、深層心理に刻み込まれてしまうのかも。

こういう技術的な話って個人的には面白いなぁと感じてしまうんですが、
この辺りを「バクマン。」でさらに分かりやすく解説してくれるとかそんな展開は・・・なさそうだなぁ。
あくまで「サクセスストーリー」であって、「マンガ講座」ではない?

それにしてもジャンプの「漫画家育成」モードがちょっと本気になりすぎてきましたね。



08_08zakkikousin05-1.jpg

本気になったジャンプ編集部が一体何を見せてくれるのか。「ホンモノ」を楽しみに待つとしましょう。


---------------------------------------------------------------------------


08_08zakkikousin06-1.jpg

むんこ先生の傑作「がんばれ!メメ子ちゃん」がアニメに!

個人的にむんこ先生の三大作品が「らいか・デイズ」「だって愛してる」「メメ子ちゃん」なだけに、
これはちょっとテンション上がりました。
っつかむんこ先生の作品でアニメ化(今回はフラッシュ・アニメですが)されたのは今回が初らしいです。
それがそれでかなり意外でした。どっかでされてるものかと。

OPとEDの曲もしっかり入っており、
さらにメメ子ちゃんが動く!喋る!もちろん岸田さんも!
というわけでメメ子ちゃんファンは必見のDVD。
声もすごくマッチしてていい感じでしたー。
次回はぜひ「だって愛してる」のアニメが見たいなー。街子さんの声が聴きたい・・・!

<参考>
「がんばれ!メメ子ちゃん」アニメDVD
四齣堂-まんがくらぶオリジナル-最新号の情報

同じまんがくらぶオリジナルで連載されてる漫画家の森井ケンシロウさんが制作されたとの事。
何気に本編もいいんですが、ボーナストラックで収録されてる座談会の方が貴重かも・・・
むんこ先生が!むんこ先生が喋ってるぅううう!というわけでむんこ先生ファンは必聴。

あと個人的には今月のまんがくらぶオリジナルのメメ子ちゃんが・・・


パンチラしてた・・・縞パンだった。

しかも巻頭カラーページでそれをやる辺り、やっぱりむんこ先生はよく分かってらっしゃる。


-------------------------------------------------------------------------
がんばれ!メメ子ちゃん 1 (1) (バンブー・コミックス)
むんこ
竹書房
おすすめ度の平均: 4.5
4 むんこファンに
5 がんばってみよう


がんばれメメ子ちゃん(2) (バンブー・コミックス)
むんこ
竹書房
おすすめ度の平均: 4.0
4 泣きは少ないけれど


妹本 (まんがタイムコミックス) (まんがタイムコミックス)
曙 はる むんこ
芳文社
おすすめ度の平均: 4.5
5 とにかく妹達がかわいいです♪
4 曙はる+むんこの同人誌発表作品に加筆・修正・書き下ろしを加えた作品
4 シスコンの出来るまで

むんこ先生の妹本は絶対に読むべき。妹はいいよね!これから私パンツ自分で洗う!


----------------------------------------------------------------------------
そういえば「ぱんつ」「おっぱい」と来たら次は何をやるんですか?
とすんごい色んな人から聞かれましたが。え?次やるの?
そ、そうですね、今回新たな自分の気持ちに気付かされましたし、
次は「脇」でもやりますか?


・・・やりませんよ!



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僕の小規模な生活(2)
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まかないこむすめ 1 (1) (電撃コミックス EX)
まかないこむすめ (1)
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クローバー (IDコミックス)
クローバー
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世界はひとつだけの花 1 (1) (MAX COMICS DX)
世界はひとつだけの花 (1) レビュー
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫 (1639))
俺の妹がこんなに可愛いわけがないレビュー
「妹」作品として素直に面白かったー。人生ラノベ2冊目です。

みそララ (2) (まんがタイムコミックス)
みそララ 2
今年一番面白い4コマは宮原るり先生の作品かもしれない。愛が溢れすぎている。

女王の花 1 (1) (フラワーコミックス)
女王の花 (1)
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ファンタジウム 1 (1) (モーニングKC)
ファンタジウム (1)
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美咲ヶ丘ite (1)
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オニデレ 1 (1) (少年サンデーコミックス)
オニデレ (1)レビュー
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変ゼミ 1 (1) (モーニングKC)
変ゼミ (1) レビュー
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少女マテリアル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
少女マテリアル
この可愛さで、このエロさ。男なら買うべきだ。

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ラッキー―Are you LUCKY? レビュー
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ハニカム 1 (1) (電撃コミックス)
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