マンガ週刊誌(7誌)の定期購読を、ぜんぶ電子版に変えてみて分かったこと |

「葬送のフリーレン」がエモい…(約1年4か月振りの挨拶)
お久しぶりです。何とか生きてました。例によって外出自粛となり、マンガ週刊誌を買いに行くのも難しくなってきた今日この頃。個人的な理念として、週刊誌は紙で基本読むようにしていたんですが(一部例外あり)、いよいよそうも言ってられなくなってきました。
現在、私が購読しているマンガ週刊誌は下記の通り。
・少年ジャンプ ・少年マガジン ・少年サンデー ・ヤングジャンプ ・ヤングマガジン ・モーニング ・スピリッツ
あれ、少年チャンピオンがないですね…はい… 数年前、社会人として週刊誌は7冊までが限界だと悟ったこと、またどうしても手に入りづらかった(コンビニとかで置いてる数が少なかった)こともあり、泣く泣く購読を止めました。正直後悔してますが、その時は致し方なかったのです。
というわけで、現在購読している7誌のうち、電子版で読んでいるのはモーニング(Dモーニング)のみ。残り6誌はずっと紙で読み続けてきました…が!今回の外出自粛をきっかけに、すべて電子版に切り替えることにしました。
結論としては・・・
控えめに言って「電子版、最高じゃん…」です。 理由としては
・早い(当日の0時から読める)
・安い(紙で買うよりもトータルかなりお得)
・面白い(電子版でしか読めない漫画がある)
という三拍子揃っているあたりがね、最高でした。
何よりこの外出自粛中に、雑誌を買うだけのためにマスクをつけて外出しなくても済む、というのは予防的な身体面においても、さらに精神的にも非常に良かったと言えます。
今回は、それぞれの週刊誌における「紙から電子版切り替え時のポイント」、ならびに実際に電子版に切り替えた個人的な所感等をまとめてみました。これから電子版に切り替えようかな、と思ってる方はぜひご参考まで。
[読む前に留意してもらいたい点]
・毎号購入する形ではなく、定期購読またはお得に読む形を優先に模索しています。 ・最近電子版に切り替えたばかりの「素人」なので、色々認識間違ってる可能性が大。その辺りはご容赦ください。(何かあればコメント等でご指摘ください) ・すべて個人的主観による感想です。 ・今回の記事で言及しているのが2020年5月時点のものです。また、「紙で購入」の価格算出は、2020年3月の1か月分となります。
では1つ1つ行きますね。(価格表記はすべて税込です)
------------------------------------------- ■【少年ジャンプ】 -------------------------------------------

[基本要素] ・月額料金 :980円/月 (紙で購入:1,410円) ・アプリ :あり ・WEB併用 :可 ・永続購読権 :あり (定期購読期間に配信された号が対象) ・バックナンバー:読めない(ただしWEB申し込みの場合、申し込み月の配信分は読める) ・オリジナル特典:ジャンプGIGAも読める/特別増刊あり/鬼滅の刃カラー版が読める/ ジャンプ+のポイントがもらえる、等 ・読めない作品 :なし
[ビューアー] ・ダウンロード :可 (通信なくても読める) ・全画面表示 :対応 ・目次機能 :簡易(タイトルのみ) ・しおり機能 :あり ・独自設定 :ページ移動タップ範囲の設定が可能/Twitterへの投稿が可能
[定期購読申し込み方法] ・「ジャンプBOOKストア」の定期購読ページより申し込み ・アプリ「JUMP BOOK」または「ジャンプ+」より申し込み

さて、まずは王道のジャンプから。
「ジャンプBOOKストア!」のページから定期購読の申し込みができるほか、「JUMP BOOK」「ジャンプ+」の各アプリからも申し込み可能。WEBで申し込むか、アプリから申し込むかによって契約期間が違うので注意。(アプリは申し込んだ日から1か月間が対象。)
トップページはもちろんのこと、各ページからの定期購読を申し込むための導線が分かりやすい。意外にここが出来てないサービスは多いので、さすがジャンプといったところ。
料金のお得さはそこそこだが、永続購読権があるのは嬉しい!またジャンプGIGAもセットで読めるのは、ガチ勢としては嬉しいのでは。その他、増刊的なおまけもあり。現時点では連載陣の初期読み切り作特集を配信。あとは「鬼滅の刃」最新話のカラー版が読めるのは中々すごい、「ジャンプ+」では定期購読者限定のプレゼンキャンペーンなども実施している。

「鬼滅の刃」のカラー版が読めるのは、電子版だけ!?
閲覧はWEB・アプリどちらでもOK。アプリからの閲覧は「JUMP BOOK」と「ジャンプ+」の両方で可能。ビューアとしての機能はほぼ変わらないので、どれを選んでもOK。ただし、目次機能はWEB版が一番見やすいのは何故なのか。基本はアプリで読むのが便利で、ダウンロードしておけばオフラインで読む事も可。
ジャンプ以外の雑誌や単行本とセットで読むなら「JUMP BOOK」、「ジャンプ+」自体を楽しんでる人は「ジャンプ+」、という使い分けになるか。
さすがNo1雑誌という事でポイントは押さえられてる感じで、大きな不満点はなし。ただジャンプは付録がついてくる場合が多いので、そこを許容できるかが分かれ目。
------------------------------------------- ■【少年マガジン】 -------------------------------------------

[基本要素] ・月額料金 :840円/月 (紙で購入:1,200円) ・アプリ :あり ・WEB併用 :可 (ただし作品単位での閲覧に限る) ・永続購読権 :あり ・バックナンバー:あり(有料) ・オリジナル特典:過去作やWEB移籍作品の無料連載あり ・読めない作品 :あり (はじめの一歩/グラビアなど)
[ビューアー] ・ダウンロード :不可 (通信してないと読めない) ・全画面表示 :非対応 ・目次機能 :あり(タイトル+作品イメージ) ・しおり機能 :なし ・独自設定 :コメント機能/各作品ごとに1話単位で購入が可能
[定期購読申し込み方法] ・「マガポケ」の週刊少年マガジン定期購読ページより申し込み ・アプリ「マガポケ」より申し込み

まず公式サイトからの申し込みページが分かりづらい。一度マガポケに遷移した上、そのマガポケ上でも定期購読をどこから申し込んだら良いか、をすぐに探せない。で、たどり着いたとしても少年マガジンの定期購読サービス自体がかなり悩ましく、雑誌掲載作品だけを追いかけたいのであれば「DAYSもっとプレミアム」を申し込んだ方が断然お得。
「DAYSもっとプレミアム」との違いは、オリジナル特典である「過去作品やWEB移籍作品」や、オリジナル連載を多数読めること。
ボリューム的にはお得と言えるが、過去作品は連載形式になってるので、途中から読む事になるのが難点。ただし、1話ごとに遡って1話単位で購入できるので、面白そうなら最初から読んでみるのもアリ。個人的には「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」が気になったので最初から読んでるところです。
WEB移籍作品は、だいぶ前に掲載していた「インフェクション」、最近まで連載していた「ネクロマンス」などが読める。サフィにまた会えてニマニマできるのは嬉しい!ただオリジナル連載含め、ある程度待てばマガポケ上で無料で読める。(レンタル扱いのため、読める期間が限られる) 最新話をいち早くチェックできること、レンタルではなく「永続購読権付き」なのでいつでも読み返せるのがポイント。

また毎週サフィにニマニマできるのです。
もう1つ、全掲載作品について、この「永続購読権」がある事が、「DAYSもっとプレミアム」との大きな違いになる。前の話や読み切りなどを読み返したい時は、これが無いと別途有料だったり、そもそも読めなかったりするので、ここに価値を感じる人は迷わずGO。
ビューアーは自分の環境(iPad mini)だと全画面表示にならないのが気になる。僅かだが、日付や時刻、バッテリー残量などが見えてしまうのは残念。ただ動き自体はヌルヌル動くので良い。また作品ごとに前の話へ飛べる作りになってるのが親切。
最後に、現連載において「はじめの一歩」が読めない。が、これはどの電子版でも共通なので致し方なし。最早どうでもよくなってきている感はあるので、そこまでダメージではない。毎週読んできた習慣がなくなるのは痛いが、外出自粛が収まったら毎週コンビニで立ち読みかな、と。
------------------------------------------- ■【少年サンデー】 -------------------------------------------

[基本要素] ・月額料金 :1,080円/月 (紙で購入:1,280円) ・アプリ :あり ・WEB併用 :不可 ・永続購読権 :あり ・バックナンバー:あり(有料) ・オリジナル特典:毎月ポイント進呈あり ・読めない作品 :なし
[ビューアー] ・ダウンロード :不可 (通信してないと読めない) ・全画面表示 :非対応 ・目次機能 :簡易(タイトルのみ) ・しおり機能 :なし ・独自設定 :ターボモード
[定期購読申し込み方法] ・「サンデーうぇぶり」のアプリより申し込み ※WEBからは申し込みできない

WEBからだと定期購読の導線は分かりづらい…(アプリも決して分かりやすくない) 何ていうんですかね、定期購読をさせたくないんじゃないかと勘繰ってしまうほど。
で、少年誌の定期購読としては最も高い…!強気な価格設定。1か月コース1,080円、6か月コースだと6,400円。え、80円しかお得になってないんですけど、マジですか。
しかもWEBでの提供はなく、アプリでしか読めない、特典としての定番である「電子版でしか読めない作品」等が基本ない、となると、あまりテンションが上がらないというのが正直なところ。過去の名作掲載や、サンデーSなどの作品の一部が読める特典をつけるなど、もう少し頑張ってほしい。
唯一、毎月468ポイントのボーナスポイントがもらえるのがメリットか。1話あたりのポイント消費が30Pとなるため、15話ほど楽しめるのはありがたい。
ビューアーは最低限の機能は有しているものの、メニュー下部にある「次へ」「前へ」ボタンは、同じ号の次の作品に遷移すると勘違いする。※実際は前の号/次の号へ遷移するボタン 1話ごとに読む作品単位だと問題ないかもしれないが、雑誌として考えると不親切。
また、完全な全画面表示とはいかず、日付/時刻やバッテリー残量表示が残ってしまうのが残念。ちなみにスクリーンショットを行うと警告が出てくる…うーん。。。
集英社/講談社と比べると、小学館は電子版への取り組みが少し遅れている印象。好きな作品も多いので、ぜひ挽回してほしい。
それにしても「葬送のフリーレン」は良かった…突如舞い降りたサンデーの光ですよ。
------------------------------------------- ■【ヤングジャンプ】 -------------------------------------------

[基本要素] ・月額料金 :1,300円/月 (紙で購入:1,440円) ・アプリ :なし ・WEB併用 :WEBのみ ・永続購読権 :なし ・バックナンバー:あり(1年分が読み放題) ・オリジナル特典:WEB移籍作品が読める/特定作品のフルカラー版が読める ・読めない作品 :なし
[ビューアー] ・ダウンロード :不可 (通信してないと読めない) ・全画面表示 :非対応 ・目次機能 :簡易(タイトルのみ) ・しおり機能 :なし ・独自設定 :なし
[定期購読申し込み方法] ・「ヤングジャンプ定期購読デジタル」のページより申し込み ※アプリでは単話しか購入できない

少年ジャンプと違い、打って変わって分かりづらい定期購読への導線。。。ってか他社の電子書籍サイトに対する導線の方が強いんですが、それで良いのか?と疑問を持たざるを得ない。と、色々と不満(文句)がありつつも、特典が個人的に刺さってるのでアリと判断。いやアプリも無いし、正直もう少し安くしてほしいところですが…
本誌で連載していた「まくむすび」や「DINER ダイナー」、「TIEMPO-ティエンポ-」といった作品の続きが追えるのが素直に嬉しい。あとウルトラジャンプへ移籍した「銀河英雄伝説」の続きも、何と読めるじゃないですか!いいよいいよ、こういう特典が良いんです。面白い作品は移籍しないのが一番ですが。
あとは「かぐやさまは告らせたい」「シャドーハウス」のカラー版、懐かしの「封神演義」、「GANTZ」などのリバイバル連載もあり。この辺のおまけもありがたく読ませてもらってます。
で、不満点はやはりアプリ無しによる、圧倒的な見づらさ。ここはぜひ改善していただきたい。iPad miniだと次ページが微妙にちょっとだけ見えてしまう作品があり、大きなマイナスポイント。

こんな感じになる。ちなみに「久保さんは僕を許さない」は最高だと思ってます。
基本的に縦で見たいので、横の見開きで見れば良いという話でもなく。あと全画面表示も当然ながら出来ないので、ここもマイナスポイント。
そもそも「ヤンジャン!」ってアプリがあるじゃないですか…何でそれと連携しないのよ…
最後に…永続購読権がないこと、ここも大きなマイナスポイント。高い月額料金にも関わらず、1年間しか見れないのは残念すぎる。アプリ対応と永続購読権、ここをぜひ改善してほしい。
------------------------------------------- ■【ヤングマガジン】 -------------------------------------------

[基本要素] ・月額料金 :960円/月 (紙で購入:2,050円) ※上記はDAYSもっとプレミアムの場合。DAYSプレミアムの場合は720円/月 ・アプリ :あり ・WEB併用 :可 ・永続購読権 :なし (最新号を含む過去4号分のみ閲覧可) ・バックナンバー:ほぼ読めない(上記のとおり、過去4号分まで) ・オリジナル特典:全20誌が読み放題/毎月200pt進呈 ・読めない作品 :ヤングマガジン本誌掲載作品ではなし
[ビューアー] ・ダウンロード :可 (WEB版は通信でも読める) ・全画面表示 :対応 ・目次機能 :簡易 ・しおり機能 :なし ・独自設定 :前後の作品の移動ボタンあり
[定期購読申し込み方法] ・「コミックDAYS」のページより申し込み ・「コミックDAYS」アプリより申し込み ※プレミアム/もっとプレミアムどちらのプランでもヤングマガジン定期購読は対象となる

ヤングマガジン単体としての定期購読プランは無し。その代わりといって良いか、良い意味で悩むのだが、ヤングマガジンの定期購読を含んでいる「「DAYSもっとプレミアム」が強烈すぎる… ※「DAYSプレミアム」でもヤングマガジンは対象となりますが、やはり「DAYSもっとプレミアム」しか選択肢はないでしょう!
講談社のメジャー漫画雑誌をほぼ網羅しており、電子版を主軸にするのであれば、最早入らない理由はない。ヤングマガジンだけでも、余裕で元が取れているという、恐ろしいほどのコスパ。そして何より、どこよりも分かりやすい定期購読への導線。ヤングマガジンのサイトトップへ行ったら、気が付いたら「DAYSもっとプレミアム」を申し込んでるぐらいのスマートさ。講談社が電子版に勝負をかけているのが伝わってくる。素晴らしすぎる。
ただし、この価格なので文句は言えないが、永続購読権はないので注意。まあこれで永続購読権あったら、それこそ講談社が爆死してしまうよね。過去の作品を見たくなった際は、毎月もらえるポイントを使って単行本を買うか…
ヤングマガジン単体のサービスではないため、過去のヤングマガジン作品が読めるなどの特典は一切なし。まあそれも潔しか。そもそも20誌見れることが最大の特典なわけで。
ビューアーの使い勝手は、シンプルが故に、特に大きな不満はなし。ぬるぬる動きます。アプリであっても、ダウンロードしなくても読めるのはマル。(容量圧迫してしまうので)
とりあえず、「DAYもっとプレミアム」は絶対入っておいた方が良い、と断言。
------------------------------------------- ■【モーニング】 -------------------------------------------

[基本要素] ・月額料金 :500円/月 (紙で購入:1,600円) ・アプリ :あり ・WEB併用 :可 ・永続購読権 :あり ・バックナンバー:なし ・オリジナル特典:電子版限定作品が多数あり ・読めない作品 :あり (バガボンド/レベレーション(啓示))
[ビューアー] ・ダウンロード :可 (WEB版は通信でも読める) ・全画面表示 :対応 ・目次機能 :あり(タイトル+作品イメージ+簡易解説あり) ・しおり機能 :なし ・独自設定 :切り取り/シェア機能
[定期購読申し込み方法] ・「Dモーニング」のページより申し込み ・「Dモーニング」アプリより申し込み

2014年からスタートした「Dモーニング」、個人的にずっと愛用してきており思い入れも深い。個人的に週刊誌の定期購読といえば「Dモーニング」、が刷り込まれており、これを軸に他のサービスを比べてしまっている。
単体のサービスとして、出来は素晴らしいの一言。
500円という破格の価格、にも関わらずDモーニングオリジナル連載の多さ。大ヒット作「あせとせっけん」も、最初はDモーニングのみの連載だったんですよ。このオリジナル連載のクオリティがめちゃめちゃ高い、かつオリジナル読み切りなども充実。

Dモーニング最大のヒット「あせとせっけん」。現連載の中でも最高レベルのいちゃラブ作品です。めでたく本誌へ移籍!
ビューアーも使いやすく、全画面表示は当然のこと、ぬるぬる動く。目次もビジュアル的にわかりやすい、今の時代に合わせて「切り抜き」&「シェア」機能まで装備しているという素晴らしさ。もちろん定期購読への導線も完璧。電子版の雑誌はこうあるべきよね、という理想形がここにある。
にも関わらず、後続のサービスが続かないのは一体何故なんだろうか…たしかにDモーニングは商売っ気がなく、それがユーザーにとっては素晴らしいのだが、ビジネスとしてはNGなのだろうか。
さてちなみに前述した「DAYSもっとプレミアム」にはモーニングも当然含まれている。が、ここは敢えて「Dモーニング」を押したい。オリジナル連載のクオリティ、サービスとしての使い勝手、そしてワンコインという価格設定。何よりもこの素晴らしいサービスが継続するように、応援してほしいです。 ※「DAYSもっとプレミアム」はDモーニングのオリジナル連載は含まれていません。
------------------------------------------- ■【スピリッツ】 -------------------------------------------

[基本要素] ・月額料金 :定期購読プランなし (各電子書籍サイトにて購入) ・アプリ :なし ・WEB併用 :- ・永続購読権 :- ・バックナンバー:- ・オリジナル特典:- ・読めない作品 :-
[ビューアー] ・ダウンロード :- ・全画面表示 :- ・目次機能 :- ・しおり機能 :- ・独自設定 :-
何と!2020年5月時点において、スピリッツは定期購読メニューが無い…マジか…
「やわらかスピリッツ」というWEB漫画サイトはあるものの、こちらもアプリなし。うーん、色々勿体無い。名作揃いのスピリッツですので、やりようはあると思うのですが。
小学館としては「マンガワン」に注力しているようで、ここに集約させている…のか?いやそんな事もないような。ここはここで素敵なオリジナル作品が多数連載されており、また違う戦略のような気がする。
さて定期購読がない以上、メニューの評価もできない、となると電子版をどこで買うのがお得&管理しやすいのか、という観点で見てみると、個人的には「ebook japan」を押したい。
金曜日は全ユーザーが20%のpaypayボーナス、ソフトバンク系ユーザーはさらに+10%、その他、割引クーポンの配布なども定期的に行っており、トータルでけっこう安くなる。 ※1冊400円で計算すると、120ポイントが還元されるのはけっこうデカイ。 ※ソフトバンク系ユーザーは日曜もポイント還元あり 週末がお得、という事なので発売日すぐに読みたい、という人には全く向かない。むしろスピリッツは金曜発売、と認識するのが良いのかも。「新刊自動購入」という機能があり、定期購読に近いような形で読める。ただしこの場合、大量のポイント還元は行われず、お得に買う事は出来ない。
ビューアーは全画面表示もできるし、ダウンロードせずに読むことも可能で、申し分なし。 と書いてきたが、やはりお得度やオリジナル特典を準備した上で、スピリッツ公式として定期購読するメニューを用意してほしい、というのが読者としての切なる願い。スピリッツ編集部の皆さま、ぜひご検討を!
------------------------------------------- ■【結局どれくらい安くなったのか】 -------------------------------------------
というわけで、少年チャンピオンを除く全7誌の週刊マンガ誌を、紙から電子版に切り替えてみた所感を綴ってみました。(Dモーニングは前からですが)
ちなみに、この7誌を紙で全て購入した場合、2020年3月単月で見てみると10,960円となりました。これを定期購読プラン+スピリッツのみポイント還元を割引として組み込んで計算すると…
7,040円!
何と1か月で4,000円近くも浮く事になりました。年間5万円近いですね…ちなみにマガジンやモーニングを全て「DAYSもっとプレミアム」に集約した場合は5,700円となります。こちらを選択する人も多いでしょう。約半額か…
永続購読権などの問題はありつつも、結局紙の雑誌だと最終的には捨てていたので、むしろいくつかの雑誌はこれまでよりも良い感じになったとも言えます。 ※大体紙の雑誌は半年~1年ぐらいで捨ててました。さすがにこの数は、部屋に収まりきらない。
コスト面でいうと、ほんとデメリットはないですね。
------------------------------------------- ■【電子版と紙の違い】 -------------------------------------------
さて色々と電子版のことを語ってきましたが、一方で、やはり「紙」と「電子版」というのは、当然ながら読書体験に違いが出ます
人生の長い時間を、紙で読んできた体験、特にジャンプなんかは30年以上の習慣です。習慣を変えるという事は、けっこうなストレスでもあるんですが、今起こっている出来事は、間違いなく習慣を変えなければ対処できない事なので。これをきっかけに、人生の習慣を変えてみた次第です。
電子版って、今どれくらい読み進めているのかが直感的に分からないんですよ。

いや、上記のようにタップすればスクロールバーがどれくらい進んでるかでわかるじゃん、と思うかもしれませんが、そういう話じゃないんです。
ページを捲っていって、残りのページが少なくなっていっているのを、指で、手で、腕で、身体全体で感じる。そのアナログ的な良さが、電子版ではどうしても味わえない。いや仕方ないんですけどね。
他にも、紙ならではの質感、特に表紙なんかは顕著に出ます。やっぱね、紙はいいんです。本を読むという行為は、紙だからこそだなぁと。本当に好きで大事な作品は、出来れば紙で読みたいと思うのです。(単行本は、未だ紙の方が多いかな…)
けれど、上記を吹き飛ばすぐらい、電子版の魅力・便利さも捨てがたく。これからも併存していくんだろうなぁというのが個人的な予測、いや願望なのかな。
------------------------------------------- ■【風呂読のススメ・電子版】 -------------------------------------------
で、私は風呂の中でマンガ(雑誌・単行本問わず)を読むのが日課です。
こうなると、風呂の中で電子版をどう読むかが問題になります。前述しましたが、私の愛機iPad mini(第5世代)は防水ではありません。何らかの対策をしなければならないんですね…
というわけで、防水ケース買いました。

「Deepsonic iPad mini 4 防水ケース タブレットケース」という商品です。※iPad mini 第5世代対応してます。 まだ使い始めて日は浅いのですが、いいですコレ。
密閉感があって安心して使えますし、そんなに重くもなく、操作周りも問題なし。装着の手間は少しかかりますが、慣れてしまえば何てことなし。むしろリビング用と風呂用で、iPad miniをもう1台導入しようかと検討してるぐらい。
いやー、これで風呂読も快適に続けることができます。
まあ課題は、これまで読み終えておしまいだった風呂読が、終わりどころが難しくなってしまったこと。いや、だってどんどんいろんな作品読みたくなるじゃないですか…ただでさえ長かった風呂の時間がさらに長くなり、非難が出始めてるところが欠点でしょうか!
------------------------------------------- ■【まとめ】 -------------------------------------------
電子版に切り替えてみて、最大のメリットは「楽」になったこと、に尽きます。
「お店や売店などで買う」という行為がなくなる事が、こんなにも楽になるとは。0時過ぎたら読めるという点も良いですね。ワンピやキングダムなど、続きが気になるけど、その日の夜まで我慢することが多かった(仕事終わってからが基本だった)ので、いつでもどこでも最新話が読めるという体験は、なかなか他には代えがたいものがあります。
コスト面のメリットもあり、Web限定の作品が読めるなどの特典もあり、けれど紙の良さという体験の一部は失われてしまったり。全てがWinなわけではないですが、それでも今この時代に、こういった環境がちゃんと整っている事はすごい事で。人の習慣を、価値観を根こそぎ変えてしまう、そんな転換期が、まさに今なんだだと思います。
私のように「変えざるを得ない」という人は沢山いるのではないでしょうか。けれど、「変えた」先に、また新たな体験が待っていることは間違いありません。電子版の普及がより加速していくことで、この業界がより幸せな世界になることを願って止みません。
皆さんも電子版・定期購読をはじめてみませんか。
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「みつどもえ」 気がついたら三十路先生が年下になってました |

やっぱり「みつどもえ」は面白すぎた。
週チャンから別冊に移って以来、リアルタイムで読めなかった日々。 その代わり単行本で一気読みできる幸せ。 斜め上のオチの連鎖…やっぱりクセになる面白さです。
久しく読んでないと 「あれ…『みつどもえ』ってどれくらい面白かったっけ」 って思ってしまっていました。大変失礼しました。 みっちゃんの面白さは、ひとはの可愛さは、13巻になっても変わらず。 いや、むしろその刺激はますます…!?

ついに偽おっぱいまで出てくる始末。(さすがのひとはもこの表情)
偽おっぱいというと「プリティフェイス」を思い出します。 …この話自体もうあまり通じなくなってきてるんですかね…
それにしても「みつどもえ」の露出ボーダーラインは厳格というかアレですね。 生のおっぱい&ぱんつ以外だったら何でもアリな分、 絶対に履いてるぱんつは出さないこだわり。 このこだわりがなくなったら「みつどもえ」じゃない!
っていうか13巻で気になるのは…

このコマの三十路先生は、素肌だったかどうかという事だ!
うーん、正直これだけだと判別しがたい。 しかし背中ラインの微妙な線、これは素肌の証ではないか。 となると微妙に見えてるのは三十路先生の…生おっぱいという事になります。 杉崎やひとはと良い勝負ができそうですね!
けど俺はそんな三十路先生が大好き。
っていうか三十路三十路っていうけど、気がついたら今年もう俺は34になります。 そう、みつどもえ連載当初は年上だった三十路先生も、 気がついたら年下…と、年下かよ。 そうなると三十路とか全然アリだよね!という気持ちになりました。 だからそういう目で見ると、本当に三十路先生は可愛いんですよ!ええ!
そして極めつけは12巻の巻末おまけ「三十路大昔物語」ですよ!

三十路先生のJK時代…
やべえ…
超絶可愛すぎる!
なんだこれ、こんなJKいたら抱きしめたくなるだろ… 桜井先生、「みつどもえ」がいつか終わったあとは 女子高生が主役のマンガを書いてもらえませんか。ええ。三十路先生の青春物語とか。 もしくは6年3組メンバーの4年後を書いてほしいです。ええ。切実に。
磨けば光る素材、それが三十路先生。 いやそもそも今現在でも十分可愛いんですけどね。惜しい。
いやー三十路先生、本当にやばい。

けど本当にヤバイのはおがちんでした。
13巻で一番秀逸だったオチは、 このおがちんの“皮”の回だったと思うんだ。 (どこの皮なのかを想像するといいと思うよ!)
全員が愛すべきキャラ、そしていつも斜め上を行く展開とオチ… 「みつどもえ」は常に時代の最先端を行く三つ子ギャグマンガです! 早く週チャンに戻ってきて!
---------------------------------------------------------------- というわけで久々の更新でした! お盆休み、という事でちょこっと時間が出来たので… 出来たらこの休み中にもう一回ぐらい更新したいところですが、 うーん次に会えるのは来年かもしれません!アデュー!
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ご報告 |





 (漫画:やしちさん…スペシャルサンクス!)
っという、わけで!
もう産まれました・・・(これを書いてる7月16日現在)
いや、ここでもうすぐ産まれるよ~という告知をして 後日「産まれました!」報告をする予定が、予定日より2週間以上早く出産。 生まれてくれてありがとう!
と、言うものの、そこから怒涛のドタバタ。 3連休になってようやく時間が取れた次第で久々の更新をしてるわけです。 あまりにも久々すぎて更新の仕方が一瞬わからなくなりました。重症ですね。
これまでも大して更新してきませんでしたが、 今年入ってから激減し、すでに休止状態になっていたのは第二子誕生によるものでした。 更新を待っていただいてた方、申し訳ございませんでした。 ちっとは告知できれば良かったんですが、完全にネットから離れておりましたもので…
といってもまったくの時間がなかったというとそうではなく。 時間の優先順位の問題です。 今までよりも、もっと「家族」と過ごす時間を大事にしよう、と思う気持ちが強くなりました。 空いた時間が出来れば、家族、子供となるべく過ごそうといった形になっていき 気がつけばブログが完全放置になっておりました…
ブログをスタートしてからもうすぐ丸8年。 スタートした時はこういう形へ変化していくとは思いもよらず。 常に環境は変化し、それに伴って考え方や行動も変化していくのだなぁという事を こうしてネット活動を通じて改めて実感した次第です。
さて今後はどうしていくかというと。
本当は「マンガがあればいーのだ。」は休止させていただくつもりでした。 一部の方にもそれをお知らせしていました。
が
漫画を読むことだけは止めていませんし(量は減りましたが) 面白い漫画に出会った時に、ああ、紹介したいなぁ!という気持ちが湧き出てくる時があります。 そうした時に表現できる場を残しておきたいなぁという思いから、 正式に「休止」という形はとらないでおかせてください。
ただ今後も更新自体はほとんど出来ないと思います、たぶん…
で、その代わり(?)といっては何ですが 今、自分が一番好きで時間を割いてる「家族」「子供」をテーマとした活動を 行っていければと考えています。 具体的にはこれまで不定期発表(主に同人誌)だった「おたくのヨメちゃん」を 定期的に新作公開できるような形を目指してやっていければと思います。
ここに関してはまた後日。
で、漫画のレビューも何らかの形で。 これはまだぜんぜん何も考えていませんが。 とりあえず今気に入ってるのはこちら。
 
「ラストゲーム」という少女マンガ。
頭脳明晰、運動神経抜群、ビジュアル良し、更にはお金持ちという完璧主人公・柳。 が、彼の前に転校生として現れた九条に勉強/運動で完敗。 九条を見返すべく、何かにつけてイチャモンをつけていくうちに九条自身に惚れてしまうというお話。
ありがちな話ではあるんですが、 柳の報われなさっぷりが微笑ましいのと、 九条の“氷”が少しずつ解けていくのを見るのは分かっていてもほっこりします。 まさにラブコメの王道…なのかな?
何といっても作中の年月スパンが長い長い。出会ったのが小学生の頃。 そこから一気に10年もの月日が流れて大学生編になっちゃうのが斬新。 一番メインっぽい中・高校生あたりは一瞬で過ぎ去ります。ええええ!

容赦なくぶった斬るヒロイン・九条に清々しささえ感じてしまいます…!
ただ九条に悪気があるわけでなく、 むしろあるのは好意…!?その辺のギャップにどこまで心掴まれるかが分かれ目かな、と。 個人的にはツボでした。昨今の少女マンガヒロインの中では異質かなと。 こういう子が陥落る姿を見たいんだ…という気持ちがあるのかも。
なんつーか、主人公・柳を応援したくなっちゃうんですよね。

「勉強は答えがあるし、努力した分だけ結果が出るけど、 人と関わるってそうじゃないから難しい」
お互いがお互い、不器用な主人公二人。 だからこそすれ違ってしまう事も多々あるのだけれど、それがまたいい。 花ゆめらしい“ほのぼの”感は見ていて癒されます。
男性にオススメできる少女マンガってこういうのかと。 純粋なラブコメを求める方にぜひオススメしたい一作です。
柳くんが報われる瞬間をぜひ見届けたいものですね。 そして赤面して慌てふためく九条が見たいのです。ねえ!
----------------------------------------------------------------- というわけで 更新あまり出来ないと思いますが またたまに当ブログを見てやってくださいませ。
引き続きよろしくお願いいたします。
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とか |
新連載「パジャマな彼女」のお色気具合があざとすぎるというか っつーかキャラ自体がいちごとかぶってるんじゃね?とか思いつつも 実は嫌いじゃないんだよね…いやむしろ今後が楽しみで…
とか
ヒルダさんが記憶喪失になってる時の可愛さのギャップにやられっぱなしで 一体どうしてくれようとか、早くまた記憶喪失にならないのかなぁ むしろこのヒルダさんで1本ラブコメが作れるんじゃね?
とか
「処女ですか?」という台詞を見た全国1,000万人の小学生(そんなにいない) が「処女」という言葉を辞書(しかも最近の小学生は電子辞書かネットで検索)で調べたりとか するんだろうなーという事を妄想しちゃいました
とか
針栖川が終わってしまってジャンプのお色気枠がなくなってしまったー! と思ったらすぐさま「パジャマな彼女」を投入するあたりジャンプってば本気だな…
とか
9号で読み切り掲載された「恋染紅葉」が 超ベタながらとっても良かったので(女の子の可愛さが) 一刻も早く連載になればいいのに…けど次はぱんつも待ってます!
とか
ジャンプでは珍しい(!?)硬派なラブコメだった「ニセコイ」も ついに11話目にして下着解禁!!けどその下着がちょっと残念… そんな話題もさきほどの「恋染紅葉」に全部かっさらわれちゃったよね
とか
「ニセコイ」のつぐみちゃんのくだりはあまりにもベタすぎだろう… とか思いつつもやっぱり実は嫌いじゃないんだよねこういうの…と思うあたり 俺はいつまでたってもジャンプというかラブコメを卒業できないと思いました。
とか
つぐみちゃんが…可愛いと思ってる…俺がいる…
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とか
色々語りたい・書きたい事満載でしたが書けませんでした。 申し訳ございません。
せめて「ぱんつな彼女」…じゃなかった「パジャマな彼女」については 「いちご」と比較した記事を書きたかったんですが。 冷静な目でぱんつとかを見るとどちらがあざといとか…え?いらない?
すみません色々あって更新できません。 今後についてはまた別途…今日のところはこれまで!
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